新規な味覚検査法を用いた味覚指標の確立と味覚形成過程の解析
新規な味覚検査法を用いた味覚指標の確立と味覚形成過程の解析
批准号:
17650227
负责人:
高尾 哲也
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
関東圏(東京近郊)、関西圏(大阪近郊、岡山近郊)にて自覚的味覚異常のない、18-25歳の若年者を被験者として募集した。被験者から擦過法により、舌の葉状乳頭部の組織を取得し、Chomczynskiらの方法によりtota 1RNAを取得した。取得したtotal RNAから逆転写によりcDNAを調製した。このcDNAをテンプレートとし、T2R1,3,4,5,7,8,9,10,13,14,16,38,39,40,44,45,47,48,49(T2Rs)、THTR4,5,7,9(THTRs)、およびβ-actinをプライマーとして、サイクル数35回でPCRを行なった。PCR産物をマイクロキャピラリー電気泳動法で測定した。その結果、居住地域による味覚受容体の発現性は、各受容体により異り、地域間の共通性と差異の双方を認めた。関東圏および関西圏の両地域において共通的に高頻度で発現を認めたhTAS2R9,10,16,48は、関東、関西両圏に共通な味覚、すなわち普遍的な味覚を形成していると考えられる。さらに、hTAS2R1,7,45,49の様に関東圏と関西圏で差異を示し、関西圏内では同様の頻度で発現している受容体は、両圏内で共通的な味に相当し、日本国内の東西間における大きな味覚の差異を示しているのではないかと考えられる。これに対し、hTAS2R3,4,8の様に関西本圏内においても、大阪近郊と岡山近郊で異る発現性を示した受容体は、地域特異的な味覚の形成に重要であると考えられる。特にhTAS2R4は岡山のみで40%以上の発現頻度を示したにも係わらず、他の地域における発現頻度は10%以下であった事から、岡山地域で多く使用されている食材や、食生活と密接に関与している可能性も考えられる。その他の受容体について、特に発現頻度の低い受容体については、個人の嗜好による味覚の形成に関与している可能性が考えられる。
英文摘要
関東圏(東京近郊)、関西圏(大阪近郊、岡山近郊)にて自覚的味覚異常のない、18-25歳の若年者を被験者として募集した。被験者から擦過法により、舌の葉状乳頭部の組織を取得し、Chomczynskiらの方法によりtota 1RNAを取得した。取得したtotal RNAから逆転写によりcDNAを調製した。このcDNAをテンプレートとし、T2R1,3,4,5,7,8,9,10,13,14,16,38,39,40,44,45,47,48,49(T2Rs)、THTR4,5,7,9(THTRs)、およびβ-actinをプライマーとして、サイクル数35回でPCRを行なった。PCR産物をマイクロキャピラリー電気泳動法で測定した。その結果、居住地域による味覚受容体の発現性は、各受容体により異り、地域間の共通性と差異の双方を認めた。関東圏および関西圏の両地域において共通的に高頻度で発現を認めたhTAS2R9,10,16,48は、関東、関西両圏に共通な味覚、すなわち普遍的な味覚を形成していると考えられる。さらに、hTAS2R1,7,45,49の様に関東圏と関西圏で差異を示し、関西圏内では同様の頻度で発現している受容体は、両圏内で共通的な味に相当し、日本国内の東西間における大きな味覚の差異を示しているのではないかと考えられる。これに対し、hTAS2R3,4,8の様に関西本圏内においても、大阪近郊と岡山近郊で異る発現性を示した受容体は、地域特異的な味覚の形成に重要であると考えられる。特にhTAS2R4は岡山のみで40%以上の発現頻度を示したにも係わらず、他の地域における発現頻度は10%以下であった事から、岡山地域で多く使用されている食材や、食生活と密接に関与している可能性も考えられる。その他の受容体について、特に発現頻度の低い受容体については、個人の嗜好による味覚の形成に関与している可能性が考えられる。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
味覚受容体発現を指標とした関東と関西の味覚の差異-20歳代の若年者について
基于味觉受体表达的关东和关西味觉差异——20多岁的年轻人
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
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作者:
[高尾 哲也, 青木 三恵子, 岡田 千尋, 田口 利恵, 鈴木 淑美, 西岡 尚美, 吉田 友佳, 小池 文彦, 高尾 恭]
通讯作者:
高尾 恭
新規な味覚検査法によるヒト味覚形成の検討
使用新的味觉测试方法检查人类味觉形成
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
精糖技術研究会誌 56
影响因子:
--
作者:
[高尾哲也, 森明子, 清水初美, 吉田友佳, 高尾恭一, 小池文彦, 風間 宏美]
通讯作者:
風間 宏美
関東と関西におけるhTAS2Rs受容体発現の差異-18★25歳の若年者について
关东与关西hTAS2Rs受体表达差异——18★25岁年轻人
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
日本味と匂学会誌 14
影响因子:
--
作者:
[高尾 哲也, 岡田 千尋, 田口 利恵, 鈴木 淑美, 西岡 尚美, 吉田 友佳, 小池 文彦, 高尾 恭]
通讯作者:
高尾 恭
唾液腺モデル培養細胞を用いた簡易な唾液腺刺激指標と評価方法構築の試み
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批准号:23K01990
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:高尾 哲也
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依托单位:
味覚受容体発現を指標とした生活習慣病患者の味覚と食事摂取が味覚に及ぼ影響の解析
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批准号:23500970
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.33万
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财政年份:2011
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负责人:高尾 哲也
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依托单位:
海外基金