『鉄さい』を用いた考古学資料(出土鉄製品)の埋設・保存環境解析

利用“铁模”分析考古材料（出土铁制品）的埋藏和保存环境

• 批准号: 17650274
• 负责人: 吉田 英一
• 金额: $ 1.09万
• 依托单位: Nagoya University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-17650274/
• 关键词: 環境解析; 酸化鉄; 鉄酸化菌; 鉄さい; 考古遺跡; 文化財保存; 環境分析; 埋没鉄資料; 埋設鉄資料

本研究は、国内の遺跡から多く産出する「鉄さい」を、遺跡の埋設環境解析インディケーターとしてその腐食状態や保存状態を分析し、埋没・保存されていた(地下)環境の解析と、とくに土壌や地層の環境学的状態を推し量るための指標として用いる手法を構築することを目的として、次の3つの内容を段階的に実施している。●文献資料をもとにした日本各地の遺跡出土鉄製品・鉄さいの種類や分布の調査●出土資料の保存(腐食)状態の表面分析や成分分析調査●鉄製品や鉄さいが埋没している周辺の地層や土壌資料の地質・鉱物学的、地球化学的調査平成19年度の研究成果として、これまでに行った考古学的文献調査と併せて、遺跡周辺の地質学的現地調査を行った。また現地調査と併せて、産出した「鉄さい」の化学分析などの調査を行い、地質や地形・「鉄さい」の保存状態や成分などと、どういった相関が認められるかの検討を行った。その結果、「鉄さい」は有機質な土壌で還元環境の強いところほどよく保存されていることが判明した。とくに鉄酸化と微生物との相関について、鉄濃集を形成する微生物の同定を行い、それらの化学的反応系の解析を行った。その結果、微生物は鉄を腐食させるだけでなく、腐食膜を形成することで「鉄さい」の保存にも微生物を伴う土壌中での化学反応システムの関与していることが確認された。

は this study, the domestic の ruins か ら く more output す る "iron objects さ い" を, ruins の embedding environment analytical イ ン デ ィ ケ ー タ ー と し て そ の corrosion state や save state を analysis し, buried save さ れ て い た (underground) environmental analytical と の, と く に soil 壌 や formation の push the state of the environment を し quantity る た め の index と し て in い る gimmick を build す る The と とを objective と て て, the に implementation of the を level of the content を, て る る. Low literature を も と に し た objects の relics unearthed around Japan iron products, iron objects さ い の species や distribution の investigating low unearthed data store (corrosion) state の の surface analysis や component analysis investigation objects low iron products や iron objects さ い が buried し て い る weeks 辺 の formation や の geology, soil 壌 data and geochemical investigation of 鉱 pp.47-53 19th annual の research と し て, こ れ Youdaoplaceholder0 conducts a documentary investigation of った archaeology and せて, a site investigation of 辺, and a field investigation of を geology. Youdaoplaceholder6. と ま た in situ investigation and せ て, output し た "iron objects さ い" の chemical analysis な ど の survey line を い, geological や terrain objects "iron さ い" の saving state や composition な ど と, ど う い っ た phase masato が recognize め ら れ る か の 検 line for を っ た. そ の results, "iron objects さ い" は な soil organic matter 壌 で also strong yuan environment の い と こ ろ ほ ど よ く save さ れ て い る こ と が.at し た. と く に iron objects acidification と microbial と の phase masato に つ い て objects, iron concentration を form す る microbial の with line を い, そ れ ら の chemical anti 応 is の parsing line を っ た. そ の results, microbial は iron objects を saprophagous さ せ る だ け で な く, corrosion film を form す る こ と で "iron objects さ い" の save に も microbes in the soil 壌 を with う で の chemical anti 応 シ ス テ ム の masato and し て い る こ と が confirm さ れ た.

项目成果

河岸段丘礫の表面風化にみる酸化フロントの形成とその移動速度

河流阶地砾石表面风化氧化锋的形成及其移动速度

• 发表时间: 2006
• 期刊: 地質学雑誌 112巻2号
• 作者: 栗山健弘;吉田英一;山本博文;勝田長貴
• 通讯作者: 勝田長貴

Formation of biogenic iron-oxide nodules in reducing sediments as an analogue of near-field redox reaction products

作为近场氧化还原反应产物的类似物，在还原沉积物中形成生物氧化铁结核

• 发表时间: 2006
• 期刊: Physics and Chemistry of the Earth 31号
• 作者: H.Yoshida;K;Yamamoto;Y;Murakami;K;Matsuoka
• 通讯作者: Matsuoka

The development of Fe-nodules surrounding biological material mediated by microorganisms. DOI 10.1007/s00254-007-1087-x.(電子論文の状態)

由微生物介导的生物材料周围铁结核的发育。DOI 10.1007/s00254-007-1087-x。（电子文章状态）

• 发表时间: 2007
• 期刊: Environmental Geology (電子論文)
• 作者: H. Yoshida;K. Yamamoto;Y. Murakami;N. Katsuta;T. Hayashi;and T. Naganuma,
• 通讯作者: and T. Naganuma,

たたら製鉄に用いられる「高師小僧」の形成メカニズムについて

关于鞑靼铁制造中使用的“Koshikozo”的形成机制

• 发表时间: 2007
• 期刊: 「とよはし高師小僧フェスタ」-市制施行100周年記念事業-(豊橋市自然誌博物館報告書) 号
• 作者: H. Yoshida;K. Yamamoto;Y. Murakami;N. Katsuta;T. Hayashi;and T. Naganuma,;吉田英一
• 通讯作者: 吉田英一

島根県仁多郡東出雲町横田地域の土壌の化学組成とたたら製鉄の関係

岛根县新田郡东出云町横田地区的土壤化学成分与鞑靼铁制造的关系

• 发表时间: 2005
• 期刊: 名古屋大学博物館報告 21号
• 作者: 武邊勝道;鶴留浩和;赤川史典;山本鋼志;吉田英一
• 通讯作者: 吉田英一