课题基金 / 基金详情

「集団内地位モジュール」の進化・生態学的基盤に関する予備的検討

「集団内地位モジュール」の進化・生態学的基盤に関する予備的検討
“群内地位模块”的进化和生态基础初步研究
批准号:
17653064
负责人:
亀田 達也
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は人間の社会性の理解にとって重要でありながら、体系的に検討されることの少なかった「人間の集団内地位行動」に進化・生態学的観点から接近を試みる。近年の霊長類学や行動生態学の知見が示すように、霊長類は、地位構造を含む集団内の社会関係を巧みに利用しながら集団生活への適応を実現している。マキャヴェリ的知性に関する研究は、チンパンジーのオスが社会的序列を利用した複雑な同盟関係を結び、メスもまたそうした序列を背景に採餌・子育て戦略を形成することを明らかにしている。同時に「推移律」の理解などの認知能力も、社会的な序列関係の理解を基盤に行われる可能性が指摘されている。こうした最近の知見は、霊長類が"地位モジュール"とでも呼ぶべき領域特殊的な認知機能を獲得していることを示唆する。本研究では、こうしたモジュール的機能が、極めて高度の社会性を有する人間においてどのように働くのか、心理学実験と進化ゲームによるモデル化を通じて探索的な検討を試みる。17年度の検討から、社会制御のためのシステムとして、地位序列を基盤とした「官僚型」のシステム、内外集団の区別を基本的に重視しない(従って地位序列も重視しない)「企業家型」のシステムの2つが持続可能な進化的安定均衡として存在する可能性が示唆された。ここから得られるインプリケーションは、「これらの社会制御システムは、それぞれ異なる感情・行動群を要請する心的モジュールとして、個人に実装されている」という命題である。18年度は、この命題を、Producer-Scrumger Gameと呼ばれる実験ゲーム状況での行動パタンを組織的に観察することで検討した。これらの実験では、他者の協力行動に応じて正反対の行動を取る2タイプの被験者が繰り返し観察され、これらの被験者は社会制御の方法について、命題の予測通り、異なる信念群をもっていることが示唆された。
英文摘要
本研究は人間の社会性の理解にとって重要でありながら、体系的に検討されることの少なかった「人間の集団内地位行動」に進化・生態学的観点から接近を試みる。近年の霊長類学や行動生態学の知見が示すように、霊長類は、地位構造を含む集団内の社会関係を巧みに利用しながら集団生活への適応を実現している。マキャヴェリ的知性に関する研究は、チンパンジーのオスが社会的序列を利用した複雑な同盟関係を結び、メスもまたそうした序列を背景に採餌・子育て戦略を形成することを明らかにしている。同時に「推移律」の理解などの認知能力も、社会的な序列関係の理解を基盤に行われる可能性が指摘されている。こうした最近の知見は、霊長類が"地位モジュール"とでも呼ぶべき領域特殊的な認知機能を獲得していることを示唆する。本研究では、こうしたモジュール的機能が、極めて高度の社会性を有する人間においてどのように働くのか、心理学実験と進化ゲームによるモデル化を通じて探索的な検討を試みる。17年度の検討から、社会制御のためのシステムとして、地位序列を基盤とした「官僚型」のシステム、内外集団の区別を基本的に重視しない(従って地位序列も重視しない)「企業家型」のシステムの2つが持続可能な進化的安定均衡として存在する可能性が示唆された。ここから得られるインプリケーションは、「これらの社会制御システムは、それぞれ異なる感情・行動群を要請する心的モジュールとして、個人に実装されている」という命題である。18年度は、この命題を、Producer-Scrumger Gameと呼ばれる実験ゲーム状況での行動パタンを組織的に観察することで検討した。これらの実験では、他者の協力行動に応じて正反対の行動を取る2タイプの被験者が繰り返し観察され、これらの被験者は社会制御の方法について、命題の予測通り、異なる信念群をもっていることが示唆された。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI: 10.4324/9780203848746
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [M. Schaller;A. Norenzayan;Steven J. Heine;T. Yamagishi;T. Kameda]
通讯作者: M. Schaller;A. Norenzayan;Steven J. Heine;T. Yamagishi;T. Kameda
合議におけるパレート原理の頑健性:寡きを患えず、均しからずを患う? (II)
帕累托原则在合议庭审议中的稳健性:它是否遭受贫困,但是否遭受不平等(二)
DOI: --
发表时间: 2006
期刊: 社会心理学研究 21
影响因子: --
作者: [田村亮, 亀田達也, 深野紘幸]
通讯作者: 深野紘幸
Foraging and risk-monitoring in human groups : How do we solve tradeoffs between the two survival tasks?
人类群体的觅食和风险监测:我们如何解决两项生存任务之间的权衡?
DOI: --
发表时间: 2007
期刊: Cultural and ecological foundations of the mind (M. Radford, S. Ohnuma and T. Yamagishi (Eds.)) (Sapporo : Hokkaido University Press)
影响因子: --
作者: [Tamura, R., Wada, N., Kameda, T.]
通讯作者: T.
DOI: --
发表时间: 2007
期刊: Evolution, Culture, and the Human Mind (M. Schaller, S. J., Heine, A. Norenzayan, T. Yamagishi, & T. Kameda (Eds.))(New York : Psychology Press) (in press)
影响因子: --
作者: [Kameda, T., Takezawa, M., Ohtsubo, Y., Hastie, R.]
通讯作者: R.
集合的意思決定のメカニズム:計算モデルによる集合知発生条件の解明
  • 批准号:
    23H00074
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
  • 资助金额:
    $29.7万
  • 财政年份:
    2023
  • 负责人:
    亀田 達也
  • 依托单位:
「感情伝染」の適応基盤に関する予備的研究
  • 批准号:
    14651022
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Exploratory Research
  • 资助金额:
    $1.15万
  • 财政年份:
    2002
  • 负责人:
    亀田 達也
  • 依托单位:
利害葛藤事態における合議の意味と機能に関する社会心理学的解析
  • 批准号:
    08710066
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
  • 资助金额:
    $0.7万
  • 财政年份:
    1996
  • 负责人:
    亀田 達也
  • 依托单位:
合意形成と認知の共有化をめぐる社会心理学的研究
  • 批准号:
    07710072
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
  • 资助金额:
    $0.64万
  • 财政年份:
    1995
  • 负责人:
    亀田 達也
  • 依托单位:
海外基金