新規な人工酵素としての抗体触媒を用いた不斉合成反応に関する研究
新規な人工酵素としての抗体触媒を用いた不斉合成反応に関する研究
批准号:
02453096
负责人:
大久保 捷敏
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 --
中文摘要
化学反応を常温常圧で著しく加速し、かつ高立体選択的に進行させる人工酵素へのアプロ-チとして、抗体に様々な触媒機能をもたせて天然酵素が触媒しない化学反応を効率よく進行させる抗体触媒の開発を第1の目的とする。そのため、(1)有機合成上有用な反応、とくに不斉合成反応の遷移状態と類以の構造を有する遷移状態類似体(TSA)を設計・合成し、そのTSAをハプテンとした抗体を作成する。(2)触媒活性部位と抗原分子を結合したアンカ-型触媒を合成し、抗体と溶液中混合することによって抗原ー抗体反応を利用して抗体内部に効率よく触媒部位を導入することにより、抗体のもつ不斉場を利用した抗体ハイブリッド触媒を作成する。また、抗体触媒の触媒作用に関する基礎的知見を得る目的から、(3)電荷の異なるハプテンを系統的に合成して、その抗体触媒の反応性と比較検討する。まず、(1)として2ーアルケニルオキシ酢酸の[2.3]Wittig転移反応を触媒する抗体触媒を得るため、3.5ージメチルテトラヒドロフランー2ーカルボン酸を設計・合成した。同化合物をハプテンとしたモノクロ-ナル抗体は現在作成中であるが、ポリクロ-ナル抗体は既に得られ、光学収率については収量が低く確認できていないものの、反応の進行が確認された。次に、(2)の結果として、触媒部位にマンガンポルフィリン錯体あるいはヒスチジン誘導体を有するアンカ-型触媒を合成し、それぞれを触媒として、抗体存在下、トリプトファン誘導体の二酸素添加酵素モデル反応およびアミノ酸エステル加水分解反応を行なったところ、反応はいずれも立体選択的に進行し、抗体ハイブリッド触媒の有用性が示された。また、(3)としてエステル加水分解反応のTSAが四面体構造を有していることから、リン酸エステル(アニオン性)、硫酸エステル(中性)、アンモニウム塩誘導体(カチオン性)を合成し、現在これらをハプテンとする抗体を作成中である。
英文摘要
化学反応を常温常圧で著しく加速し、かつ高立体選択的に進行させる人工酵素へのアプロ-チとして、抗体に様々な触媒機能をもたせて天然酵素が触媒しない化学反応を効率よく進行させる抗体触媒の開発を第1の目的とする。そのため、(1)有機合成上有用な反応、とくに不斉合成反応の遷移状態と類以の構造を有する遷移状態類似体(TSA)を設計・合成し、そのTSAをハプテンとした抗体を作成する。(2)触媒活性部位と抗原分子を結合したアンカ-型触媒を合成し、抗体と溶液中混合することによって抗原ー抗体反応を利用して抗体内部に効率よく触媒部位を導入することにより、抗体のもつ不斉場を利用した抗体ハイブリッド触媒を作成する。また、抗体触媒の触媒作用に関する基礎的知見を得る目的から、(3)電荷の異なるハプテンを系統的に合成して、その抗体触媒の反応性と比較検討する。まず、(1)として2ーアルケニルオキシ酢酸の[2.3]Wittig転移反応を触媒する抗体触媒を得るため、3.5ージメチルテトラヒドロフランー2ーカルボン酸を設計・合成した。同化合物をハプテンとしたモノクロ-ナル抗体は現在作成中であるが、ポリクロ-ナル抗体は既に得られ、光学収率については収量が低く確認できていないものの、反応の進行が確認された。次に、(2)の結果として、触媒部位にマンガンポルフィリン錯体あるいはヒスチジン誘導体を有するアンカ-型触媒を合成し、それぞれを触媒として、抗体存在下、トリプトファン誘導体の二酸素添加酵素モデル反応およびアミノ酸エステル加水分解反応を行なったところ、反応はいずれも立体選択的に進行し、抗体ハイブリッド触媒の有用性が示された。また、(3)としてエステル加水分解反応のTSAが四面体構造を有していることから、リン酸エステル(アニオン性)、硫酸エステル(中性)、アンモニウム塩誘導体(カチオン性)を合成し、現在これらをハプテンとする抗体を作成中である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
K.Ohkubo,M.Kawata,T.Orito,H.Ishida: "Highly Efficient Enantioselective Hydrolysis of Short Chain NーAcetyl Amino Acid pーNitrophenyl Esters Catalysed by Esterase Model" J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1. 666-667 (1989)
K. Ohkubo、M. Kawata、T. Orito、H. Ishida:“酯酶模型催化短链 N-乙酰氨基酸对硝基苯酯的高效对映选择性水解”J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1。 666-667 (1989)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.Yoshinaga,H.Ishida,T.Sagawa,K.Ohkubo(J.M.Harris 編集): "Biomedical Applications of Poly(ethylene glycol) Chemistry 2章「PEGーmodified Protein Hybrid Catalyst」" Plenum Publishing Cooperation, (1990)
K. Yoshinaga、H. Ishida、T. Sakawa、K. Ohkubo(J.M. Harris 编辑):“聚乙二醇化学的生物医学应用第 2 章“PEG 修饰的蛋白质混合催化剂””Plenum Publishing Co.,(1990 年)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
キラル遷移金属錯体を光触媒として用いた新規不斉合成
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批准号:05234224
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1993
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
部分電子被占d軌道を利用したV,VI族典型元素オニウム化合物の酸素酸化触媒機能
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批准号:04217229
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1992
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
金属酵素機能を有する新規な固定化抗体触媒による蛋白質の位置選択的切断に関する研究
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批准号:03650681
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1991
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
遷移状態類似本と多点相互作用する分子認識場の設計とその触媒機能に関する研究
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批准号:02230224
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1990
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
新しいキラル包接型NADHモデルの合成とその基質高立体区別光還元作用に関する研究
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批准号:58550532
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1983
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
新しい高立体選択性加水分解金属酵素モデルの合成とその基質認識触媒作用の研究
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批准号:57550507
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1982
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
基質認識ミセル触媒作用に関するスペクトル研究
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批准号:X00090----555325
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1980
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
電気化学を利用した不斉合成および不斉分割
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批准号:X00090----255325
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1977
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
オニウム化合物および遷移金属錯体による分子状酸素の活性化に関する研究
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批准号:X00210----875421
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1973
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负责人:大久保 捷敏
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依托单位:
海外基金