小児BCR/ABL急性白血病に関する総合的研究-診断法の確立と治療への応用ならびに白血病細胞のG-CSF反応性の解析-
小児BCR/ABL急性白血病に関する総合的研究-診断法の確立と治療への応用ならびに白血病細胞のG-CSF反応性の解析-
批准号:
06454297
负责人:
中澤 眞平
金额:
$2.56万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 1995
中文摘要
フィラデルフィア染色体(Ph1)陽性急性リンパ性白血病(ALL)では、BCR/ABL融合蛋白が産生されるが、Ph1染色体が検出されなくともBCR/ABL融合蛋白が産生されている症例(masked Ph1)も存在し、一括してBCR/ABL-ALLと呼称している。また、BCR/ABL-ALLの芽球はG-CSFに反応して増殖する場合があり注目されている。我々が作製したKOR-SA3544という新しいモノクローナル抗体(3544mAb)は、BCR/ABL-ALLの95%以上に反応し、それ以外の白血病にほとんど反応しないことを見いだした。また我々は、anti-phosphotyrosine mAbを用いたウエスターンブロット法で迅速かつ簡便にBCR/ABL融合蛋白を検出できる方法を確立した。本研究では、東京小児白血病治療研究グループ(TCCSG)に登録される初発ALL症例の膜マーカー解析を行い(一次スクリーニング)、3544mAbが反応陽性の場合はanti-phosphotyrosine mAbを用いてBCR/ABL融合蛋白を同定し(二次クリーニング)、発症数日以内にBCR/ABL-ALLの診断を行う。平成7年度のおいては、約100症例の一次スクリーニングで9例の陽性例が見いだされ、二次スクリーニングでは8例が陽性であった。これらのBCR/ABL-ALLは強力な化学療法が施行され、全例が完全寛解に導入された。染色体分析の結果、5例はPh1染色体陽性のPh1-ALL、2症例はPh1染色体陰性のmasked Ph1-ALL、1例は良い分裂像が得られず判定不能であった。また、BCL/ABL-ALLから分離された芽球のG-CSFに対する反応性を検討したところ、7例でstimulation index1.5以上であったため、化学療法後にG-CSFを使用しない方針とした。全例が完全寛解に導入できたのは本スクリーニングの重要性と有用性を示していると考えられる。また、これら8例の長期予後は今のところ不明であるが、既に3例に同種骨髄移植が施行されており、予後の改善が期待される。
英文摘要
フィラデルフィア染色体(Ph1)陽性急性リンパ性白血病(ALL)では、BCR/ABL融合蛋白が産生されるが、Ph1染色体が検出されなくともBCR/ABL融合蛋白が産生されている症例(masked Ph1)も存在し、一括してBCR/ABL-ALLと呼称している。また、BCR/ABL-ALLの芽球はG-CSFに反応して増殖する場合があり注目されている。我々が作製したKOR-SA3544という新しいモノクローナル抗体(3544mAb)は、BCR/ABL-ALLの95%以上に反応し、それ以外の白血病にほとんど反応しないことを見いだした。また我々は、anti-phosphotyrosine mAbを用いたウエスターンブロット法で迅速かつ簡便にBCR/ABL融合蛋白を検出できる方法を確立した。本研究では、東京小児白血病治療研究グループ(TCCSG)に登録される初発ALL症例の膜マーカー解析を行い(一次スクリーニング)、3544mAbが反応陽性の場合はanti-phosphotyrosine mAbを用いてBCR/ABL融合蛋白を同定し(二次クリーニング)、発症数日以内にBCR/ABL-ALLの診断を行う。平成7年度のおいては、約100症例の一次スクリーニングで9例の陽性例が見いだされ、二次スクリーニングでは8例が陽性であった。これらのBCR/ABL-ALLは強力な化学療法が施行され、全例が完全寛解に導入された。染色体分析の結果、5例はPh1染色体陽性のPh1-ALL、2症例はPh1染色体陰性のmasked Ph1-ALL、1例は良い分裂像が得られず判定不能であった。また、BCL/ABL-ALLから分離された芽球のG-CSFに対する反応性を検討したところ、7例でstimulation index1.5以上であったため、化学療法後にG-CSFを使用しない方針とした。全例が完全寛解に導入できたのは本スクリーニングの重要性と有用性を示していると考えられる。また、これら8例の長期予後は今のところ不明であるが、既に3例に同種骨髄移植が施行されており、予後の改善が期待される。
期刊论文(24)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Iwata,S.: "Heterogeneity of the breakpoint in the ABL gene in cases with BCR/ABK transcript" Leukemia. 8. 1696-1702 (1994)
Iwata,S.:“BCR/ABK 转录物中 ABL 基因断点的异质性”白血病。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Murakami,T.: "Cytogenetic and immunogenotypic alteracions of blast crisis cells in chronic myelogeneous leukemia independently linked to immunophenotypic expression." Cancer Genet.Cytogenet.72. 48-54 (1994)
Murakami,T.:“慢性粒细胞白血病急变细胞的细胞遗传学和免疫基因型改变与免疫表型表达独立相关。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ohyashiki,K.: "EVI1 expression associated with a 3q26 anbomaly in a leukemic cell line derived from the blast crisis of chronic myeloid leukemia." Leukemia. 2169-2173 (1994)
Ohyashiki,K.:“EVI1 表达与源自慢性粒细胞白血病急变的白血病细胞系中的 3q26 异常相关。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ohyashiki K: "Evil expression associated with a 3q26 abnormality in a leukemic cell line derived from the blast crisis of chronic myeloid leukemia" Leukemia. 8. 2169-2173 (1994)
Ohyashiki K:“源自慢性粒细胞白血病急变的白血病细胞系中与 3q26 异常相关的邪恶表达”白血病。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ohyashiki HJ: "Ectopic virus integration site-1 gene preferentially expressed in post-myelodysplasia acute myeloid leukemia: possible asociation with GATA-1,GATA-2,and stem cell leukemia gene expression." Blood. 85. 3713-3718 (1995)
Ohyashiki HJ:“异位病毒整合位点 1 基因优先在骨髓增生异常后急性髓性白血病中表达:可能与 GATA-1、GATA-2 和干细胞白血病基因表达有关。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 12 条
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
解毒化瘀益髓法治疗BCR-ABL阴性骨髓增殖性肿瘤的临床研究
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:5.0万元
-
批准年份:2024
-
负责人:邵雅聪
-
依托单位:
含S-烯丙基巯基半胱氨酸结构的新型Bcr-Abl抑制剂的设计、合成与生物活性研究
-
批准号:2023JJ30525
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2023
-
负责人:彭俊梅
-
依托单位:
新型Skp2抑制剂阻抑Skp2/Bcr-Abl信号通道诱导Ph+急性淋巴细胞白血病细胞衰老及其机制研究
-
批准号:82300196
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2023
-
负责人:刘金宜
-
依托单位:
谷胱甘肽转移酶GSTP1靶向BCR-ABL在慢粒中的作用与分子机制
-
批准号:82300188
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2023
-
负责人:马赛
-
依托单位:
靶向Bcr-Abl底物结合位点的新型多肽类抑制剂设计合成及其抗CML活性研究
-
批准号:82373726
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:49万元
-
批准年份:2023
-
负责人:潘晓艳
-
依托单位:
热激靶向降解BCR-ABL克服Ph+急性淋巴细胞白血病TKI耐药的分子机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2022
-
负责人:杨畅
-
依托单位:
靶向BCR-ABL1融合基因的TCR-like CAR-T在Ph阳性白血病中的作用及机制探索
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52万元
-
批准年份:2022
-
负责人:朱晓健
-
依托单位:
Hsp70/Bim介导的线粒体自噬在慢性粒细胞白血病Bcr-Abl非依赖耐药中的靶标意义及抑制剂研究
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52万元
-
批准年份:2022
-
负责人:张志超
-
依托单位:
GPX1通过PGC-1α介导BCR/ABL1-T315I突变的慢性髓系白血病细胞线粒体代谢改变
-
批准号:82200181
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2022
-
负责人:王金星
-
依托单位:
GPX1通过PGC-1α介导BCR/ABL1-T315I突变的慢性髓系白血病细胞线粒体代谢改变
-
批准号:--
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2022
-
负责人:王金星
-
依托单位: