有機塩素化合物によるキタオットセイの汚染と影響に関する生態毒性学的研究

有机氯化合物对海狗的污染及影响的生态毒理学研究

基本信息

批准号：
04660227
负责人：
田辺信介
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Ehime University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1992
资助国家：
日本
起止时间：
1992 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-04660227/
关键词：
有機塩素化合物 PCB DDT HCH キタオットセイ地球汚染海産哺乳動物海洋汚染

项目摘要

有害物質による海洋汚染は地球規模で広がり、鯨類や鰭脚類を中心にその生態影響が懸念されている。本研究では、有害物質のモニタリングデータが欠落しているキタオットセイを対象に、有機塩素化合物の化学分析を試みた。まず、1986年に三陸沖で捕獲したキタオットセイの雌について、有機塩素化合物の年齢変動を調べた。その結果PCBおよびDDTの残留濃度は5才前後まで増加し、以降急激な低減が認められ、20才を越えると再び増大する傾向を示した。こうした傾向は、授乳による有機塩素化合物の母子間移行が5才頃始まり、雌はその後ほぼ毎年出産を繰り返すが20才前後で繁殖活動を停止することを示唆している。このような年齢変動は、すでに鯨類やアザラシ類で認められており、オットセイもこの種の海産哺乳動物同様、相当量の有害物質の母子間移行があるものと推察される。次に、20才以上の成熟雌を用いて、汚染の経年変動を復元したところPCBの残留濃度は1970年になって徐々に上昇し、1976年頃ピークに達したのち低減したが、1980年代はほぼ横這い状態を示し、そのレベルは最高濃度の3分の1程度にとどまった。DDTの経年変動もPCBと類似のパターンを示したが、1980年代になっても低減が続き、最近の残留濃度は最高値のおよそ30分の1まで減少した。ところでオットセイで認められた汚染の経年変動は、日本の魚介類で報告されている結果よりも欧米の試料で認められる変動パターンに近い。こうした結果は、オットセイの有機塩素化合物汚染は特定の地域に由来するものでなく、地球規模での汚染の広がりの結果と考える方が妥当なことを示唆している。本研究により、陸上の汚染が低減しても、外洋性高等動物の汚染はかなり長期化することが予側された。

有害物质的海洋污染正在全球范围内传播，对其生态影响，尤其是鲸类和捏岩的担忧。在这项研究中，我们试图分析北部皮草密封件中的有机氯化合物，其中缺少有害物质的数据。首先，我们调查了1986年在Sanriku海岸捕获的女性北部皮草密封件中有机氯化合物的年龄变化。结果，PCB和DDT的残留浓度增加到5岁左右，在此之后观察到了突然下降，此后观察到了这种趋势的趋势，这表明了20个趋势的趋势。 5，此后几乎每年都会分娩，但是停止在20岁左右的繁殖活动。在鲸类和海豹中已经观察到了这种年龄波动，据估计，像海洋哺乳动物一样，皮草海豹也有大量有害物质，这些有害物质是间的，是婚姻间和孩子的。接下来，使用20岁以上的成熟女性，我们恢复了污染中古老的波动，PCB的残留浓度在1970年逐渐增加，在1976年达到峰值之后，它降低了，但是在1980年代，它几乎是平坦的，其水平剩下的水平约为三分之一。 DDT中与年龄相关的波动也显示出与PCB的模式相似的模式，但即使在1980年代，下降仍在继续，最近的残留浓度下降到最高值的三分之一。顺便说一句，在皮草密封件中观察到的污染中与年龄相关的波动更接近西方样品中观察到的波动模式，而不是日本海鲜中报道的波动模式。这些结果表明，考虑不起源于任何特定区域的皮草密封的有机氯污染更为合理，而是由于污染在全球范围内的传播而导致的。这项研究预测，即使陆地污染减少了，心室上等动物的污染也明显更长。