緑脳菌およびセパシア菌の外膜透過孔形成蛋白質(ポーリン)の共通構造の解明
緑脳菌およびセパシア菌の外膜透過孔形成蛋白質(ポーリン)の共通構造の解明
批准号:
04670259
负责人:
後藤 直正
金额:
$0.38万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 1993
中文摘要
セパシア菌(Pseudomonas cepacia)の外膜に存在する透過孔は,2つの異なるサブユニット(OpcP1およびOpcP2)により形成されているヘテロオリゴマー(OpcP0)であることを既に明らかにした。本年度の研究として,【.encircled1.】このサブユニットをコードする遺伝子のDNA塩基配列を明らかにすること,【.encircled2.】2つのサブユニットを精製し,それから元のオリゴマーを再構成すること,さらに【.encircled3.】それらを透過孔形成能を調べることを計画した。その結果,【.encircled1.】精製したOpcP1の部分アミノ酸配列から作成したDNAプローブを用いて,セパシア菌の染色体クローンバンクから,PCR法によりOpcP1断片を得た。このDNA配列は,数種のポーリンとの類似性を示した。また,OpcP2遺伝子についも同じ方法で研究を進めている。【.encircled2.】精製したサブユニットから,もとのオリゴマーを再構成することが出来た。また,精製したサブユニットの透過孔形成能を測定したところ,【.encircled3.】OpcP2では活性は観察されなかった。一方,OpcP1の活性は,もとのオリゴマーであるOpcP0の活性よりも高いことが分かった。これらの結果は,OpcP1によって形成された透過孔が,OprD2の結合により阻害されていること,さらに,緑脳菌(P.aeruginosa)のOprD2のゲート領域(孔の開閉を司る領域)とOpcP2の機能が類似していることを示している。遺伝子レベルでの研究は,その遂行のために克服すべき問題が幾つかあったために,本研究ではその解決に終始した。しかし,これは,今後の研究に大いに役立つものである。蛋白質レベルでの研究過程で明らかにしたOpcP0とOpcP2との類似性は,今後得られるであろう遺伝子レベルでの研究成果と相俟って,ポーリン研究に大きな情報を提供するものと期待される。
英文摘要
セパシア菌(Pseudomonas cepacia)の外膜に存在する透過孔は,2つの異なるサブユニット(OpcP1およびOpcP2)により形成されているヘテロオリゴマー(OpcP0)であることを既に明らかにした。本年度の研究として,【.encircled1.】このサブユニットをコードする遺伝子のDNA塩基配列を明らかにすること,【.encircled2.】2つのサブユニットを精製し,それから元のオリゴマーを再構成すること,さらに【.encircled3.】それらを透過孔形成能を調べることを計画した。その結果,【.encircled1.】精製したOpcP1の部分アミノ酸配列から作成したDNAプローブを用いて,セパシア菌の染色体クローンバンクから,PCR法によりOpcP1断片を得た。このDNA配列は,数種のポーリンとの類似性を示した。また,OpcP2遺伝子についも同じ方法で研究を進めている。【.encircled2.】精製したサブユニットから,もとのオリゴマーを再構成することが出来た。また,精製したサブユニットの透過孔形成能を測定したところ,【.encircled3.】OpcP2では活性は観察されなかった。一方,OpcP1の活性は,もとのオリゴマーであるOpcP0の活性よりも高いことが分かった。これらの結果は,OpcP1によって形成された透過孔が,OprD2の結合により阻害されていること,さらに,緑脳菌(P.aeruginosa)のOprD2のゲート領域(孔の開閉を司る領域)とOpcP2の機能が類似していることを示している。遺伝子レベルでの研究は,その遂行のために克服すべき問題が幾つかあったために,本研究ではその解決に終始した。しかし,これは,今後の研究に大いに役立つものである。蛋白質レベルでの研究過程で明らかにしたOpcP0とOpcP2との類似性は,今後得られるであろう遺伝子レベルでの研究成果と相俟って,ポーリン研究に大きな情報を提供するものと期待される。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Naomasa Gotoh: "Isolation and characterization of the outer membrane proteins of Pseudomonas pseudomallei." Microbiology. (in press).
Naomasa Gotoh:“类鼻疽假单胞菌外膜蛋白的分离和表征。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
加藤延夫(編集): "医学細菌学の新しい展開1993" 菜根出版, 587 (1993)
Nobuo Kato(编辑):“1993 年医学细菌学的新发展”Nane Publishing,587(1993)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
加藤 延夫編集: "医学微生物学の新しい展開1993" 菜根出版, 587 (1993)
加藤伸夫主编:“医学微生物学的新发展 1993” Nane Publishing,587 (1993)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
多剤排出システムを基盤にした多剤耐性菌感染症克服のための戦略の創生
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批准号:16017301
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$8.06万
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财政年份:2004
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负责人:後藤 直正
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依托单位:
感染部位での異物排出システム群の発現解析を基盤にした多剤耐性緑膿菌感染症の克服
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批准号:15019108
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.1万
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财政年份:2003
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负责人:後藤 直正
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依托单位:
異物排出システム群の連携作動解析による多剤耐性緑膿菌感染症の新規化学療法の開発
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批准号:14021124
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.74万
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财政年份:2002
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负责人:後藤 直正
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依托单位:
異物排出システム群の連携作動の解析と多剤耐性緑膿菌感染症克服への応用
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批准号:13226122
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$0.0万
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财政年份:2001
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负责人:後藤 直正
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依托单位:
海外基金