民衆文学からみた,異民族間抗争がロシア民衆にもたらした精神的・文化的変容の研究

从民间文学视角看民族冲突给俄罗斯人民带来的精神文化变迁

• 批准号: 04801056
• 负责人: 坂内 徳明
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Hitotsubashi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1992
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1992 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-04801056/
• 关键词: ロシア的; ロシア性; ロシア民衆文学史; 民族性; ロシア・メモアール; ロシア記述; ルボーク(大衆)文学; 文化変容

本研究の目的は,いわゆる民族間抗争の問題が持つ重要性かつ緊急性にふまえながら,その問題を状況分析によらず,その問題発生のルーツへさかのぼり,民衆文学を具体的素材としてこの問題の意味と基本構造を解明することにあった。この目的に沿って本研究者は18世紀後半から19世紀初頭・前半のロシア社会と文化を取りあげて,この時期の民衆の精神的・文化的変容の実体を分析する作業を行なった。本年度は、そのための前捉となるべき具体的論点として,まず以下の点の全体像を概観した。(1)17世紀半ば以降の「ロシア記述」の展開(一例として,コトシーヒンの「ロシア論」)。(2)18世紀初頭ピョートル改革以降の「ロシア文化」(一例として,タチーシチェフの地理・歴史学的著作)。(3)18世紀半ばの「非ロシア」調査・民族誌の誕生。(4)18世紀半ば以降の「ロシア民衆文学」の誕生・形成。その主たるジャンルとして外国小説の翻案・騎士もの・世俗もの,民謡集・昔話集の出現,都市読者を対象としたルボーク(大衆)文学の発展。(5)日記・自伝・メモアールにおける個人意識と民族性・民族文化観。これらの具体的論点につき,全体像をまず把握することが本年度の主要な作業となり,これらのより精緻な分析については今後の研究を待たねばならない。しかし,本年度の作業の範囲においても,本研究者が目的としたロシア民衆文学に体現された民族性・ロシア性・ロシア的なるものが18世紀後半以降の時期に集約的に形成されていったことが十分に予測できるものと思われる。本研究は萌芽的研究として申請したものでいまだまとまった研究成果を本年度中に得られるものではないが,平成5年度の科学研究費申請として,本研究の継続をすでに希望しているものである。

は の purpose, this study い わ ゆ る national struggle between の importance be つ が problem か つ urgent に ふ ま え な が ら, そ の を situation analysis に よ ら ず, そ の problem 発 raw の ル ー ツ へ さ か の ぼ り, popular literature を concrete material と し て こ の problem の mean と basic construction を interpret す る こ と に あ っ た. こ の purpose に along っ て the researchers は after the 18th century and a half か ら initially · the first half of the 19th century の ロ シ と ア society culture を り あ げ て, こ の の period people の spirit, cultural variations, let の be body を analysis す る line homework を な っ た. Before this year's は, そ の た め の catch と な る べ き specific argument と し て, ま ず の point below の all like を almost 観 し た. (1) Since the half of the 17th century ば, <s:1> "ロシア accounts" <s:1> have been developed (for example, と て て,コトシ と ヒ ヒ ヒ ロシア theory). (2) in the 18th century initially ピ ョ ー ト ル reform in の "ロ シ ア culture" (a case of a と し て, タ チ ー シ チ ェ フ の geography bearing historical book). (3) In the first half of the 18th century, the "non-ロ シア" investigation of ば ば and ethnography were born. (4) Since the half of the 18th century, ば "ロシア popular literature" has been born and formed. そ の main た る ジ ャ ン ル と し て foreign の his conviction, the knight novel も の, secular も の, folk set yesterday, words set の, urban 読 person を like と seaborne し た ル ボ ー ク (vw) literature の 発 exhibition. (5) Diary · Self 伝 · メモア 伝 における における personal consciousness と National character · national culture 観. こ れ ら の specific argument に つ き, all like を ま ず grasp す る こ と が の this year mainly な homework と な り, こ れ ら の よ り delicate な analysis に つ い て は の future research を stay た ね ば な ら な い. し か し の homework this year の van 囲 に お い て も, the purpose of this researchers が と し た ロ シ ア people literature can さ に れ た nationality, ロ シ ア sex, ロ シ ア of な る も の が period after the 18th century and a half to fall の に intensive に form さ れ て い っ た こ と が very に be で き る も の と think わ れ る. This study research of the burgeoning は と し て application し た も の で い ま だ ま と ま っ た research を に this year and be ら れ る も の で は な い が, pp.47-53 5 year の scientific research application charges と し て, this study の 継 続 を す で に hope し て い る も の で あ る.