過疎地域における観光開発と住民の生活

人口稀少地区的旅游业发展与居民生活

• 批准号: 06610154
• 负责人: 中島 信博
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1994
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1994 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-06610154/
• 关键词: 過疎; 観光; 地域開発; スキー場; レクリエーション; 民宿; 集落整備; 農家経営

観光によって地域を振興し、いわゆる過疎問題に対応しようとする動きが増加してきている。本研究において取り上げた調査対象地は、岩手県北部の山村である安代町であるがそこでは1981年に「安比高原スキー場」をオープンさせ、地域開発の「成功事例」として喧伝された地域である。安代町は昭和30年代以降人口減少が続いていた。また、高度成長期には、薪炭生産の崩壊による出稼ぎが一般化していた。こうした情況からの脱却を目指して、林野庁主導の森林レクリエーション事業が展開したわけである。しかし、スキー場事業の「成功」にかかわらず、人口減少傾向には歯止めはかかっていないのが実情である。たとえば、高校進学者のうち地元に帰ってくるのは5%いるかどうかという有り様である。また、高齢化率も30%を超えている。バブル当時までは、確かに民宿の開業も順調であったと言えよう。その他、いわゆる波及効果が華々しく取り沙汰された。しかし、近年の不況を反映して、スキー場への入り込み客数は減少し、スキー場への投資も抑えられており、売れ残った不動産もある。民宿など宿泊施設も客が減少してきており、停滞期に入った感がある。スキー場の近傍集落では、県内のモデル地区として基盤整備、集落排水事業が行われた結果、周辺集落よりは恵まれた環境になったといえる。しかし、上記のような景気情勢のもとで、今後どのような農家経営を目指すか、それぞれ手さぐり状態ではないかと思われる。幸いにして、特産品のリンドウをはじめ、1994年度の農業生産は天候にも恵まれて近年にない高レベルを達成した。しかし、農家経営自体は依然不安定と思われる。このことは、たとえば、後継者難や嫁不足の問題としえ顕在化している。

通过旅游业促进该地区的运动越来越多，并解决了所谓的人口减少问题。这项研究所涵盖的地区是伊苏达镇（Yasudai Town），这是北部伊沃特县山区的一个山村，1981年，该地区被提升为当地发展的“成功案例”。自1950年代以来，Yasudai镇一直在下降。此外，在高经济增长期间，由于柴火和木炭生产的崩溃，移民工人变得司空见惯。为了摆脱这种情况，由林业机构领导的森林休闲项目启动了。但是，尽管滑雪胜地业务取得了“成功”，但人口趋势的下降尚未阻止。例如，有5％的高中生可能回到家乡。老化率也超过30％。可以说，直到泡沫经济时期，旅馆的开放肯定还不错。此外，以壮观的方式讨论了所谓的连锁反应。但是，反映最近的经济衰退，进入滑雪胜地的客户数量减少了，在滑雪胜地的投资也减少了，一些房地产仍然未售出。客人住宿和其他住宿设施中的客人数量也正在减少，而且似乎他们正在进入一段时间。由于滑雪胜地附近的村庄的基础设施和村庄排水项目的发展，县附近的村庄已成为一个比周围村庄更有利的环境。但是，在上述经济状况中，似乎每个人都摸索着看来他们将来要采取的农民管理。幸运的是，1994年的农业生产，包括特色绅士，拥有好天气，并获得了近年来没有看到的高水平。但是，农场管理本身似乎仍然不稳定。例如，这已经变得显而易见，因为妻子继承和短缺的困难问题。