MYC遺伝子関連肝癌における癌免疫微小環境の解析と革新的治療の開発
MYC遺伝子関連肝癌における癌免疫微小環境の解析と革新的治療の開発
批准号:
22K20804
负责人:
谷合 智彦
金额:
$1.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-08-31 至 2024-03-31
中文摘要
本研究課題の目的は、MYC遺伝子関連肝癌の癌免疫微小環境を明らかにすることであり、さらには肝細胞癌に対する新たな革新的治療戦略を確立することである。本年は、まずプレリミナリー実験の検証として、マウスの肝細胞癌株Xに対して、Trp53ノックアウトをした細胞株XPと、さらにMYCを過剰発現させた細胞株XPMを作製した。それぞれの蛋白発現をウェスタンブロットで評価し、Trp53ノックアウト、MYC過剰発現を確認した。以上の実験により、本研究を遂行する上で必要な細胞株の作成が完了した。次に細胞株XPMをヌードマウスに皮下移植し、造腫瘍性を有することを確認した。形成された腫瘍を初代培養することで、XPMのいくつかのクローン株を作製した。以上の操作により、今後の実験において複数のクローン株での評価、比較を行うことが可能となった。上記細胞株の形態および機能評価のためin vitroの実験を施行した。まず電子顕微鏡による形態学的評価では、XPに比べXPMでは核小体の顕在化を認めており、細胞周期の異常が示唆された。そこでフローサイトメトリーにより細胞周期を評価したところ、XPMではXPに比べ、S期およびG2/M期の細胞割合が大きく、やはり細胞周期異常を示唆する結果であった。以上の結果から、作成した細胞株XPMは細胞周期異常を伴う細胞株であり、高悪性度肝細胞癌を示唆することが示された。XPMを同系統のC57BL/6マウスに皮下移植したところ高度な増腫瘍性を有する腫瘍が形成された。上記結果はin vitroの実験で示唆された細胞周期異常に矛盾しない所見である。今後は同系統移植腫瘍の病理学的解析および同腫瘍での複合免疫療法の奏効やその機序について評価をおこなう方針である。
英文摘要
本研究課題の目的は、MYC遺伝子関連肝癌の癌免疫微小環境を明らかにすることであり、さらには肝細胞癌に対する新たな革新的治療戦略を確立することである。本年は、まずプレリミナリー実験の検証として、マウスの肝細胞癌株Xに対して、Trp53ノックアウトをした細胞株XPと、さらにMYCを過剰発現させた細胞株XPMを作製した。それぞれの蛋白発現をウェスタンブロットで評価し、Trp53ノックアウト、MYC過剰発現を確認した。以上の実験により、本研究を遂行する上で必要な細胞株の作成が完了した。次に細胞株XPMをヌードマウスに皮下移植し、造腫瘍性を有することを確認した。形成された腫瘍を初代培養することで、XPMのいくつかのクローン株を作製した。以上の操作により、今後の実験において複数のクローン株での評価、比較を行うことが可能となった。上記細胞株の形態および機能評価のためin vitroの実験を施行した。まず電子顕微鏡による形態学的評価では、XPに比べXPMでは核小体の顕在化を認めており、細胞周期の異常が示唆された。そこでフローサイトメトリーにより細胞周期を評価したところ、XPMではXPに比べ、S期およびG2/M期の細胞割合が大きく、やはり細胞周期異常を示唆する結果であった。以上の結果から、作成した細胞株XPMは細胞周期異常を伴う細胞株であり、高悪性度肝細胞癌を示唆することが示された。XPMを同系統のC57BL/6マウスに皮下移植したところ高度な増腫瘍性を有する腫瘍が形成された。上記結果はin vitroの実験で示唆された細胞周期異常に矛盾しない所見である。今後は同系統移植腫瘍の病理学的解析および同腫瘍での複合免疫療法の奏効やその機序について評価をおこなう方針である。
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肝細胞癌におけるVETC/MTMの臨床的意義とマウスモデルを用いた免疫療法奏功の検討
使用小鼠模型检查 VETC/MTM 在肝细胞癌和免疫治疗反应中的临床意义
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北見和久, 吉原雅人, 山北由彦, 杉山麻衣, 小屋美博, 藤本裕基, 伊吉祥平, 宇野枢, 茂木一将, 玉内学志, 池田芳紀, 横井暁, 芳川修久, 西野公博, 新美薫, 那波明宏, 榎本篤, 梶山広明, 辻野拓也., 谷合智彦,島田 周,秋山好光,椛島綾乃,下川雅弘,八木宏平,赤星径一,春木孝一郎,田邊 稔,池上 徹,田中真二]
通讯作者:
谷合智彦,島田 周,秋山好光,椛島綾乃,下川雅弘,八木宏平,赤星径一,春木孝一郎,田邊 稔,池上 徹,田中真二
Open Thoracic Drainage Followed by Proximal Splenic Artery Embolization for Massive Hydrothorax Before Living Donor Liver Transplantation
活体肝移植前胸腔开放引流联合近端脾动脉栓塞治疗大量胸水
DOI:
10.1016/j.transproceed.2023.03.010
发表时间:
2023
期刊:
Transplantation Proceedings
影响因子:
0.9
作者:
[Taniai Tomohiko, Haruki Koichiro, Furukawa Kenei, Yanagaki Mitsuru, Hamura Ryoga, Akaoka Munetoshi, Tsunematsu Masashi, Onda Shinji, Shirai Yoshihiro, Uwagawa Tadashi, Ikegami Toru]
通讯作者:
Ikegami Toru
予後不良型肝細胞癌における免疫微小環境の解明と免疫療法奏効の検討
不良预后肝细胞癌免疫微环境的阐明和免疫治疗反应的研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[辻野拓也, 南幸一郎, 小村和正, 上原博史, 平野 一, 能見勇人, 稲元輝生, 東 治人., 谷合智彦,島田 周,秋山好光,樺島綾乃,下川雅弘,田中真二]
通讯作者:
谷合智彦,島田 周,秋山好光,樺島綾乃,下川雅弘,田中真二
Multimodal Management for Refractory Biliary Stricture After Living Donor Liver Transplantation
活体肝移植后难治性胆道狭窄的多模式管理
DOI:
10.1016/j.transproceed.2023.04.001
发表时间:
2023
期刊:
Transplantation Proceedings
影响因子:
0.9
作者:
[Taniai Tomohiko, Furukawa Kenei, Haruki Koichiro, Yanagaki Mitsuru, Hamura Ryoga, Akaoka Munetoshi, Tsunematsu Masashi, Onda Shinji, Shirai Yoshihiro, Uwagawa Tadashi, Ikegami Toru]
通讯作者:
Ikegami Toru
リン脂質代謝酵素酸性セラミダーゼに着目した膵癌肝転移の機序解明と革新的治療法開発
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批准号:23K15531
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:谷合 智彦
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依托单位:
海外基金