刑事政策目的に基づく訴追裁量権行使の多様化とその法的限界

根据刑事政策目标及其法律限制行使起诉自由裁量权的多样化

• 批准号: 22H00791
• 负责人: 大澤 裕
• 金额: $ 11.07万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2022
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2022-04-01 至 2025-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22H00791/
• 关键词: 訴追裁量権; 協議・合意制度; 刑事免責制度; DPA; 再犯防止措置

今年度は、【A】協議・合意制度及び刑事免責制度、【B】企業犯罪に対するDPA、【C】起訴猶予に伴う再犯防止措置という3つの個別テーマに応じて、3つの研究班を構成し、日本における運用実態を解明するとともに、アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・韓国における類似の制度の運用状況を網羅的に調査した。各テーマの研究実績の概要は、下記のとおりである。【A】協議・合意制度及び刑事免責制度については、下級審裁判例や刑事確定記録の調査により、それぞれの制度の運用実態を明らかにした上で、諸外国の類似制度の運用との比較を行い、訴追裁量権の合理的な行使を担保するための法的規制及び内部的規制の在り方について考察した。【B】企業犯罪に対するDPAについては、諸外国のDPAの制度内容と運用実態を調査し、それが各国の検察官の地位・役割とどのような形で結びついているかについて考察した上で、日本の検察官の地位・役割を踏まえて、我が国の検察官の訴追裁量権によってDPAを正当化することができるかという原理的問題について考察した。【C】起訴猶予に伴う再犯防止措置については、検察官及び検察事務官へのインタビュー等により、現在、検察庁で行われている入口支援の運用実態を明らかにした上で、諸外国の類似制度の運用と比較し、日本の現在の運用を訴追裁量権によって正当化できるかという原理的問題について考察した。このように、今年度は、各班による個別的な研究が中心となったが、年度末にメンバー全員が参加する全体研究会をオンラインで開催し、各班の問題意識をメンバー全員で共有した。その上で、3つの個別テーマから浮かび上がる検察官の訴追裁量権の現代的役割と限界について、現段階での概括的な検討を行った。

This year,[A] Agreement, Consensus System and Criminal Exemption System,[B] Corporate Crime Response, DPA,[C] Prosecution, and Prevention Measures for Re-offending,[3] Individual Crime Prevention,[3] Research Class Formation,[4] Japan, South Korea, etc. Investigation on the application of similar systems. Summary of the results of each study [A] Agreement, agreement system and criminal exemption system are included in the investigation of criminal determination records, the application of the system, the comparison of the application of similar systems in various foreign countries, the reasonable exercise of prosecution discretion, the guarantee, the regulation of law and the internal regulation. [B] Investigation of DPA system content and application status in various countries, investigation of the status of prosecutors in various countries, investigation of the status of prosecutors in Japan, investigation of the principle of DPA justification in China. [C] Prosecution is still accompanied by the prevention of recidivism measures, prosecutors and prosecutors, etc., the current situation, the inspection of the implementation of the import support, the comparison of the application of similar systems in foreign countries, the application of the current situation in Japan, the investigation of the principle of justice, etc. This year, each class has its own research center, and at the end of the year, all staff participate in the whole research meeting. In addition to the above, the

项目成果

AHT事件の現在――事実認定の問題から手続法の問題へ

AHT案件的现状：从事实认定问题到程序法问题

• 发表时间: 2022
• 作者: 武内謙治;本庄 武;田中良弘;成瀬剛;高橋滋;成瀬剛;高橋滋;廣瀬健二;高橋滋;廣瀬健二;高橋滋;京 明;高橋滋;成瀬 剛;高橋滋;成瀬 剛;高橋滋;成瀬 剛;高橋滋;廣瀬健二;高橋滋;廣瀬健二;須藤陽子;須藤陽子;廣瀬健二;木藤茂;廣瀬健二;野口貴公美;廣瀬健二;野口貴公美;佐藤隆之;野口貴公美;京 明;周セイ;田中良弘;津田雅也;田中良弘;松澤 伸;田中良弘;成瀬剛
• 通讯作者: 成瀬剛

刑事手続のIT化ー検討の視点と方向性

将信息技术引入刑事诉讼 - 供考虑的观点和方向

• 发表时间: 2022
• 作者: 日本弁護士連合会・日弁連刑事弁護センター;日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会;池田公博;南健悟;藤木貴史他;成瀬剛;南健悟;若林宏輔;緑大輔;大谷祐毅;笹岡愛美;大角洋平;池田公博
• 通讯作者: 池田公博

刑事手続のIT化

刑事诉讼信息化

• 发表时间: 2022
• 作者: 日本弁護士連合会・日弁連刑事弁護センター;日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会;池田公博
• 通讯作者: 池田公博

司法面接結果の証拠利用 : 法制審議会における議論を中心に

以司法讯问结果为证据：以立法会讨论为焦点

• 发表时间: 2022
• 期刊: 刑事法ジャーナル
• 作者: SAEKI;Masahiko;大谷祐毅
• 通讯作者: 大谷祐毅

司法面接の現状と課題――司法面接結果の証拠法上の取扱いを中心に

司法讯问的现状与挑战——聚焦《证据法》下司法讯问结果的处理

• 发表时间: 2022
• 作者: 日本弁護士連合会・日弁連刑事弁護センター;日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会;池田公博;南健悟;藤木貴史他;成瀬剛;南健悟;若林宏輔;緑大輔;大谷祐毅
• 通讯作者: 大谷祐毅