ポリマー中に拡散したフォトクロミック化合物の分子間相互作用と光構造変化
ポリマー中に拡散したフォトクロミック化合物の分子間相互作用と光構造変化
批准号:
04205052
负责人:
栗田 進
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 --
中文摘要
光照射によって構造が可逆的に変化し、それに従って色も可逆的に変化するフォトクロミック化合物は書換え可能な光記録材料として注目されている。記録密度の限界、及びこの分子を保持するポリマーマトリックスのフォトクロミック反応に対する影響を調べた。化合物として熱的に安定なフルギドを用い、これをポリマーの中に拡散した。その結果、(1)閉環体(C体)における分子間相互作用は電気双極子によるもので、分子間のエネルギー移動は平均分子間距離が30〜40Aから顕著になる。(2)この相互作用は開環体(E体)の存在に彰響されないし、また、E体からC体へのエネルギー移動も認められなかった。これらの結果は有機フォトクロミック化合物を用いた場合の記録密度の限界を与えるものである。(3)分子・ポリマーマトリックス相互作用はポリマーによる閉込め効果(cage効果)として見られた。すなはち、77KではE→C変換において低エネルギー励起によって生成されたC体の吸収スペクトルのピークを低エネルギーに現れること、言替えれば、励起光によってポリマー中の分子は選択的に励起されることが分かった。この大きなcage効果にヒントを得て、光による物質制御が可能であることに思い付いた。(4)単結晶は分子が密に積層しているから、大きな構造変化をする分子では変換は表面層だけとなる。光による表面物質制御である。実際、フルギド単結晶に紫外光を照射したところ表面が赤色になり、できた膜は偏光スペクトルの測定により良く配向していることも分かった。この膜は可視光照射によって完全に元の状態に戻ることも確かめた。これらの結果は光による物質制御であり、物性研究の新分野の端緒を見出したものと言えるだろう。
英文摘要
光照射によって構造が可逆的に変化し、それに従って色も可逆的に変化するフォトクロミック化合物は書換え可能な光記録材料として注目されている。記録密度の限界、及びこの分子を保持するポリマーマトリックスのフォトクロミック反応に対する影響を調べた。化合物として熱的に安定なフルギドを用い、これをポリマーの中に拡散した。その結果、(1)閉環体(C体)における分子間相互作用は電気双極子によるもので、分子間のエネルギー移動は平均分子間距離が30〜40Aから顕著になる。(2)この相互作用は開環体(E体)の存在に彰響されないし、また、E体からC体へのエネルギー移動も認められなかった。これらの結果は有機フォトクロミック化合物を用いた場合の記録密度の限界を与えるものである。(3)分子・ポリマーマトリックス相互作用はポリマーによる閉込め効果(cage効果)として見られた。すなはち、77KではE→C変換において低エネルギー励起によって生成されたC体の吸収スペクトルのピークを低エネルギーに現れること、言替えれば、励起光によってポリマー中の分子は選択的に励起されることが分かった。この大きなcage効果にヒントを得て、光による物質制御が可能であることに思い付いた。(4)単結晶は分子が密に積層しているから、大きな構造変化をする分子では変換は表面層だけとなる。光による表面物質制御である。実際、フルギド単結晶に紫外光を照射したところ表面が赤色になり、できた膜は偏光スペクトルの測定により良く配向していることも分かった。この膜は可視光照射によって完全に元の状態に戻ることも確かめた。これらの結果は光による物質制御であり、物性研究の新分野の端緒を見出したものと言えるだろう。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
横山 泰,栗田 雄喜生: "フルギドのフォトクロミズム" 染料と薬品. 37. 143-154 (1992)
Yasushi Yokoyama,Yukio Kurita:“Fulgide 的光致变色”染料和化学品 37. 143-154 (1992)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
J.takeda,et al.: "Inter-molecular Interaction of Photochromic Furylfulgide Dispersed in a Polymer film." Chem.Phys.Lett.198. 609-614 (1992)
J.takeda 等人:“分散在聚合物薄膜中的光致变色呋喃酰二酸酐的分子间相互作用”。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
横山 泰,栗田 雄喜生: "光記録材料としてのホトクロミックナフルギド類ー新しい非破壊読出し法の提案ー" 日化. 998-1006 (1992)
Yasushi Yokoyama、Yukio Kurita:“光致变色 nafulgides 作为光学记录材料 - 提出一种新的非破坏性读出方法” Nikka 998-1006 (1992)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ポリマ-中に拡散したフォトクロミック化合物の光構造変化の研究
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批准号:03205049
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1991
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负责人:栗田 進
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依托单位:
フォトクロミック材料における光構造変化の動力学的研究
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批准号:02205048
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1990
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负责人:栗田 進
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依托单位:
光誘起磁気相転移の動力学的研究
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批准号:58460024
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$4.35万
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财政年份:1983
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负责人:栗田 進
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依托单位:
海外基金