フリーラジカルによる細胞の酸化的傷害とその防御機構に関する基礎的研究
フリーラジカルによる細胞の酸化的傷害とその防御機構に関する基礎的研究
批准号:
04258206
负责人:
二木 鋭雄
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 --
中文摘要
フリーラジカルが細胞、特に脳神経細胞に対して如何にして酸化的傷害を与えるのか、またそに対してどうすれば防御できるのかについて反応論的観点から基礎的に研究を行ない、解明することを目的として研究を進め、以下の結果を得た。潅流後、ラットより摘出した脳、肝のホモジネート(10mg protein/ml Tris-HCl緩衝液pH7.4)の酸化とその抑制について比較検討を行なった。ホモジネート中のビタミンE(α-トコフエロール)の濃度は、脳で0.12nmol/mg protein、肝では0.06nmol/mg proteinであった。EDTA存在下で水溶性ラディカル開始剤AAPH(2,2'-azobis(2-amidinopropane)dihydrochloride)10mM添加により、一定速度でペルオキシルラディカルを発生させて酸化を開始すると、肝では反応2時間までにビタミンEは消費され、3時間でTBARSは1.1nmol/mg protein増加した。同じ反応時間における脳のTBARSは0.3nmol/mg proteinでビタミンEの減少は10%以下であった。一方、EDTA非存在下で開始剤を添加しない場合、肝の酸化はほとんど起こらないのに対して、脳は速やに酸化し、0.05nmol/mg proteinのビタミンEが残存しているにもかかわらず、TBARSは1.48nmol/mg proteinに達した。以上の結果から、脳脂質は高濃度存在するビタミンEによってペルオキシルラディカルによる酸化はよく抑えられるが、金属依存性の酸化を受けやすく、またビタミンEはこれをよく抑制することができないことが示唆された。含セレン化合物であるエブセレンはヒドロペルオキシドを速やかに分解することにより、金属依存性の酸化をきれいに抑制することを認めた。
英文摘要
フリーラジカルが細胞、特に脳神経細胞に対して如何にして酸化的傷害を与えるのか、またそに対してどうすれば防御できるのかについて反応論的観点から基礎的に研究を行ない、解明することを目的として研究を進め、以下の結果を得た。潅流後、ラットより摘出した脳、肝のホモジネート(10mg protein/ml Tris-HCl緩衝液pH7.4)の酸化とその抑制について比較検討を行なった。ホモジネート中のビタミンE(α-トコフエロール)の濃度は、脳で0.12nmol/mg protein、肝では0.06nmol/mg proteinであった。EDTA存在下で水溶性ラディカル開始剤AAPH(2,2'-azobis(2-amidinopropane)dihydrochloride)10mM添加により、一定速度でペルオキシルラディカルを発生させて酸化を開始すると、肝では反応2時間までにビタミンEは消費され、3時間でTBARSは1.1nmol/mg protein増加した。同じ反応時間における脳のTBARSは0.3nmol/mg proteinでビタミンEの減少は10%以下であった。一方、EDTA非存在下で開始剤を添加しない場合、肝の酸化はほとんど起こらないのに対して、脳は速やに酸化し、0.05nmol/mg proteinのビタミンEが残存しているにもかかわらず、TBARSは1.48nmol/mg proteinに達した。以上の結果から、脳脂質は高濃度存在するビタミンEによってペルオキシルラディカルによる酸化はよく抑えられるが、金属依存性の酸化を受けやすく、またビタミンEはこれをよく抑制することができないことが示唆された。含セレン化合物であるエブセレンはヒドロペルオキシドを速やかに分解することにより、金属依存性の酸化をきれいに抑制することを認めた。
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E.Niki(F.Ursini,E.Cadenas,eds.): "Biological Free Radical Oxidation and Antioxidants" CLEUP,Udine,Italy, (1992)
E.Niki(F.Ursini,E.Cadenas,eds.):“生物自由基氧化和抗氧化剂”CLEUP,乌迪内,意大利,(1992)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Yishida,E.Niki: "Pxidation of methyl linoleate in aquous dispersions induced by copper and iron." Arch.Biochem.Biophys.295. 107-114 (1992)
Y.Yishida,E.Niki:“铜和铁诱导的水分散体中亚油酸甲酯的氧化。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
N.Noguchi,Y.Yoshida,H.Kaneda,Y.Yamamoto,E.Niki: "Action if eboelen as an antioxidant and lipid peroxidation." Biochem.Pharmacol.44. 39-44 (1992)
N.Noguchi、Y.Yoshida、H.Kaneda、Y.Yamamoto、E.Niki:“eboelen 作为抗氧化剂和脂质过氧化作用的作用。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Yshida,E.Nikik: "Oxidation of phosphatidylcholine liposomes in aqueous dispersions induced by copper and iron." Bull.Chem.Soc.Jpn.65. 1849-1854 (1992)
Y.Yshida,E.Nikik:“铜和铁诱导的水分散体中磷脂酰胆碱脂质体的氧化。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Yamamoto,Y.Yamamoto,E.Niki: "Antioxidant activity of 6-hydroxy-1,4-dimethy1-cabazole." J.Jpn.Oil Chem.Soc.41. 622-628 (1992)
Y.Yamamoto、Y.Yamamoto、E.Niki:“6-羟基-1,4-二甲基1-咔唑的抗氧化活性。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
リポ蛋白質の超分子構造と機能
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批准号:06240210
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1994
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
食品に含まれる抗酸化物質の機能解析と新規生体防御物質の設計
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批准号:05258205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1993
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
食品に含まれる抗酸化物質の機能解析と新規生体防御物質の設計
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批准号:04265205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1992
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
食用油脂類の酸化劣化とその抑制に関する研究
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批准号:60216006
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1985
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
食用油脂類の酸化劣化とその抑制に関する基礎研究
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批准号:59224005
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1984
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
石油製品および油脂類の酸化劣化の検出と劣化防止剤の評価法の開発
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批准号:57850263
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项目类别:Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1982
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
水溶液中におけるラジカル反応に関する研究
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批准号:X00090----255308
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1977
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负责人:二木 鋭雄
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依托单位:
海外基金