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新しいストレスタンパク質HSP66の細胞分化における役割とその発現調節機構

新应激蛋白HSP66在细胞分化中的作用及其表达调控机制

基本信息

批准号：
05268215
负责人：
室伏きみ子
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Ochanomizu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

真性粘菌Physarum polycephalumに誘導される熱ショックタンパク質HSP66の構造を知るために,精製したHSP66から得られたオリゴペプチドのアミノ酸配列を用い,DNAオリゴマーを作製し,それと粘菌のmRNAから逆転写によって合成したDNAを組み合わせて増幅させ,プラスミドに組み込んだものをクローニングして、その塩基配列を調べた。その配列をGenbankに登録されたものと比較したところ,これまでに報告されているストレスタンパク質とは相同性を示さず,HSP66が新しいストレスタンパク質であることが分かった。現在,HSP66の遺伝子構造を明らかにし,その発現調節のメカニズムを知るために,遺伝子DNAの単離と,その塩基配列の決定に取り組んでいる。特に上流領域の調節配列に着目し,実験を進めている。また,HSP66の精製を進める過程で,HSP66とin vivoで複合体を作っているらしいタンパク質を発見した。このタンパク質は分子量約42,000で,HSP66とアクチンとの結合を調節していることが示唆され,現在,その精製に取り組んでいる。又、このタンパク質はアクチンとは性質が異っていることが分かっている。更に,HSP66とアクチンとの結合を阻止する別種のタンパク質の存在もつきとめたので,それらのタンパク質のcDNAのクローニングと塩基配列の決定を目ざし,それらのタンパク質の相互作用の詳細を調べることを予定している。

The structure of HSP66 was studied, and HSP66 was purified by PCR. DNA sequencing was performed, and DNA synthesis was performed. HSP66 is a new entry in Genbank. Now, HSP66 gene structure is in the clear, and its development and regulation are in the process of understanding, gene DNA isolation, and gene alignment determination. In particular, the regulation of the upper field is focused on the purpose, and the progress is made. During the purification process of HSP66, HSP66 in vivo complex was developed. The molecular weight of HSP66 is about 42,000, and the combination of HSP66 and HSP66 is regulated. Now, it is refined. And then there's the difference between the quality and the quality. Furthermore, the binding of HSP66 and HSP66 prevents the existence of different species of protein, and the determination of nucleotide alignment of cDNA with different species of protein is also discussed.