アリ由来新規神経毒様ペプチドSLTXのイオンチャネルに対する作用の解明
アリ由来新規神経毒様ペプチドSLTXのイオンチャネルに対する作用の解明
批准号:
17580301
负责人:
稲垣 英利
金额:
$2.37万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
天然型SLTXペプチドの生理活性を明かにする目的で、組換えペプチドの取得を目指した。低温下で組換えペプチドの発現誘導が起こるコールド・ショック系と大腸菌のシャペロニンタンパク質を共用することによって、SLTXを可溶性ペプチドとして発現させることができた。このペプチドを用いて、ショウジョウバエ・カリウムチャネルShaker, Shal, Shaw, Shab, Eagに対する阻害活性を電気生理学的な手法によって測定した。しかしながら、これらのチャネルに対してSLTXは阻害活性を示さなかった。上記の組換えペプチド精製法を用いて変異型SLTXペプチドを大腸菌により発現させた。SLTXと相同性のあるクモ毒との比較から、SLTX1の25番目のチロシン、28番目のプロリンが特異性及び活性に大きく影響を与えることが予想された。そこでSLTX1の等電点4.5を改善する目的もあり、25番目、28番目のどちらかをアルギニンに置換した変異体を作製した。25番目のチロシンをアルギニンに置換した変異型SLTX1は、天然型と同様に菌体内で可溶化し、精製できた。ところが、28番目のプロリンをアルギニンに置換した変異型は、菌体内で不溶化した。この傾向は、SLTX2及びSLTX3の同じ部位の変異体でも観察され、全てのSLTXで保存された28番目のプロリンがSLTXペプチドの立体構造形成上、重要なことが示唆された。25番目のチロシンをアルギニンに置換した変異型SLTX1,2,3のショウジョウバエ・カリウムチャネルEagに対する阻害活性を電気生理学的な手法によって測定したが、天然型と同様に、このチャネルには阻害活性を示さなかった。現在、ナトリウムチャネルのアッセイ系を構築中であり、今後、天然型及び変異型SLTXのナトリウムチャネルに対する阻害活性を検討したいと考えている。
英文摘要
天然型SLTXペプチドの生理活性を明かにする目的で、組換えペプチドの取得を目指した。低温下で組換えペプチドの発現誘導が起こるコールド・ショック系と大腸菌のシャペロニンタンパク質を共用することによって、SLTXを可溶性ペプチドとして発現させることができた。このペプチドを用いて、ショウジョウバエ・カリウムチャネルShaker, Shal, Shaw, Shab, Eagに対する阻害活性を電気生理学的な手法によって測定した。しかしながら、これらのチャネルに対してSLTXは阻害活性を示さなかった。上記の組換えペプチド精製法を用いて変異型SLTXペプチドを大腸菌により発現させた。SLTXと相同性のあるクモ毒との比較から、SLTX1の25番目のチロシン、28番目のプロリンが特異性及び活性に大きく影響を与えることが予想された。そこでSLTX1の等電点4.5を改善する目的もあり、25番目、28番目のどちらかをアルギニンに置換した変異体を作製した。25番目のチロシンをアルギニンに置換した変異型SLTX1は、天然型と同様に菌体内で可溶化し、精製できた。ところが、28番目のプロリンをアルギニンに置換した変異型は、菌体内で不溶化した。この傾向は、SLTX2及びSLTX3の同じ部位の変異体でも観察され、全てのSLTXで保存された28番目のプロリンがSLTXペプチドの立体構造形成上、重要なことが示唆された。25番目のチロシンをアルギニンに置換した変異型SLTX1,2,3のショウジョウバエ・カリウムチャネルEagに対する阻害活性を電気生理学的な手法によって測定したが、天然型と同様に、このチャネルには阻害活性を示さなかった。現在、ナトリウムチャネルのアッセイ系を構築中であり、今後、天然型及び変異型SLTXのナトリウムチャネルに対する阻害活性を検討したいと考えている。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ナトリウムチャネル阻害ペプチド
钠通道阻断肽
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Biological characterization of scorpion alpha/beta toxin like peptides in Japanese forest green tree frog
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批准号:22K05567
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:稲垣 英利
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依托单位:
海外基金