新しい抗AIDS剤に対する薬剤耐性株の樹立とその分子生物学的解析
新しい抗AIDS剤に対する薬剤耐性株の樹立とその分子生物学的解析
批准号:
06255211
负责人:
馬場 昌範
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
昨年度から引き続き,本重点領域研究では,現在臨床応用を目指して開発が進められている,非核酸逆転写酵素阻害剤のHEPT誘導体について,薬剤耐性ウイルスの試験管内樹立と,そのウイルス学的および分子生物学的解析を試みた。その結果として,得られた耐性ウイルスの薬剤に対する感受性では,HEPTを含むその他の非核酸逆転写酵素阻害剤に対して,全て交叉耐性を示すが,AZTやDDIのような既存の抗AIDS核酸誘導体に対しては,全く耐性を示さないことが明らかになった,更にわれわれはこれらの結果を基にして,HEPT誘導体とAZTとの併用療法の可能性について検討した。HEPT誘導体の一つであるMKC-442と同時にAZTを用いると,継代を60日以上続けてもウイルスの増殖は認められず,併用による耐性ウイルスの誘導は非常に難しいと思われた。AZT耐性株を用いて,MKC-442耐性ウイルスの誘導を試みると,MKC-442およびAZTの両方に耐性を示すHIV-1を誘導することが可能であったが,このウイルスのAZTに対する感受性は,もとのAZT耐性株と比較してかなり回復していた。これらの結果は,in vivoにおける両者の併用療法の有用性を示唆するものと考えられる。このウイルスの逆転写酵素におけるアミノ酸の変異を検討すると,通常はMKC-442耐性株は親株と比較してTyr^<181>→Cysの変異が共通して認められるが,AZT耐性HIV-1から誘導したMKC-442耐性株にはTyr^<181>→Cysの変異は見られず,その他のアミノ酸変異がMKC-442に対する耐性に寄与していると思われた.以上の研究結果を含め,研究代表者は今年度の本重点領域研究においてなされた成果を,国際核酸ラウンドテーブル(ベルギー国)および抗ウイルス化学療法研究会において発表するとともに,数編の欧米科学雑誌において公表した.
英文摘要
昨年度から引き続き,本重点領域研究では,現在臨床応用を目指して開発が進められている,非核酸逆転写酵素阻害剤のHEPT誘導体について,薬剤耐性ウイルスの試験管内樹立と,そのウイルス学的および分子生物学的解析を試みた。その結果として,得られた耐性ウイルスの薬剤に対する感受性では,HEPTを含むその他の非核酸逆転写酵素阻害剤に対して,全て交叉耐性を示すが,AZTやDDIのような既存の抗AIDS核酸誘導体に対しては,全く耐性を示さないことが明らかになった,更にわれわれはこれらの結果を基にして,HEPT誘導体とAZTとの併用療法の可能性について検討した。HEPT誘導体の一つであるMKC-442と同時にAZTを用いると,継代を60日以上続けてもウイルスの増殖は認められず,併用による耐性ウイルスの誘導は非常に難しいと思われた。AZT耐性株を用いて,MKC-442耐性ウイルスの誘導を試みると,MKC-442およびAZTの両方に耐性を示すHIV-1を誘導することが可能であったが,このウイルスのAZTに対する感受性は,もとのAZT耐性株と比較してかなり回復していた。これらの結果は,in vivoにおける両者の併用療法の有用性を示唆するものと考えられる。このウイルスの逆転写酵素におけるアミノ酸の変異を検討すると,通常はMKC-442耐性株は親株と比較してTyr^<181>→Cysの変異が共通して認められるが,AZT耐性HIV-1から誘導したMKC-442耐性株にはTyr^<181>→Cysの変異は見られず,その他のアミノ酸変異がMKC-442に対する耐性に寄与していると思われた.以上の研究結果を含め,研究代表者は今年度の本重点領域研究においてなされた成果を,国際核酸ラウンドテーブル(ベルギー国)および抗ウイルス化学療法研究会において発表するとともに,数編の欧米科学雑誌において公表した.
期刊论文(10)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
馬場昌範: "抗エイズ薬開発の現状と将来" ファルマシア. 30. 253-258 (1994)
Masanori Baba:“抗艾滋病药物开发的现状和未来”Pharmacia 30. 253-258 (1994)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Masanori Baba et al.: "Anti-AIDS Drug Development:Challenges.Strategies and Prospects" Harwood Academic Publishers(印刷中), (1995)
Masanori Baba 等人:“抗艾滋病药物开发:挑战、策略和前景”Harwood 学术出版社(正在出版),(1995 年)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
新しい抗AIDS剤に対する薬剤耐性株の樹立とその分子生物学的解析
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批准号:05262211
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1993
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负责人:馬場 昌範
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依托单位:
国内基金
海外基金
基于阻碍内肽酶水解效应和片层纳米材料辅助的HIV-I多肽-RNA相互作用拮抗剂的荧光双通道筛选模型建立及抗艾中药小分子筛选分析
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批准号:21775100
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项目类别:面上项目
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资助金额:61.0万元
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批准年份:2017
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负责人:张志琪
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依托单位: