クラスリン及びリポソームによる分子系超構造の構築と新機能の探索
クラスリン及びリポソームによる分子系超構造の構築と新機能の探索
批准号:
07241248
负责人:
吉村 哲郎
金额:
$1.02万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
蛋白質クラスリンは、pH7以上では基本単位トリスケリオンとして存在するが、pH7-6ではC_<60>等のフラーレン様の超構造・バスケットを、脱衣小胞が共存するとそれをバスケット構造が包接する超構造・被覆小胞を形成する。我々は、さらにクラスリンがpH6以下では凝集体を、リポソームが共存すると膜内分子集合体を形成し、そのリポソームとの超構造が膜融合能を獲得することを見出した。本研究においては(1)pH7-6において、高級及び巨大フラーレンひいてはナノチューブに匹敵する種々の形態をもつバスケットを、また、リポソームを用いて種々の形態のクラスリン被覆リポソームを、クラスリンより人工的に構築し、それらの物性を調べることにより新機能を探索する、(2)pH6以下において、リポソーム膜内におけるクラスリン分子集合体の分子形態及びクラスリン/リポソーム超構造の形態を探索、膜融合誘起及び制御機能との関連性を把握することを目的とした。本年度は主に、(2)に関する研究を推し進めた。(1)まず、クラスリン/リポソーム超構造によって誘起される膜融合及び融合リポソームサイズについて調べた。その結果、高温や低イオン強度あるいは高脂質/蛋白質比では、膜凝集・膜融合レベルが低く融合リポソームサイズも小さいこと、低温や高イオン強度あるいは低脂質/蛋白質比では、膜凝集・膜融合レベルが高く、融合リポソームサイズが大きいことが判明した。(2)(1)の融合リポソームサイズを規定する要因を探るため、次に、両親媒性ヘリックス形成が可能な主としてLys及びLeuの繰り返し配列からなるモデルペプチドを合成し、ペプチド/リポソーム超構造によって誘起される膜融合の融合リポソームサイズについて検討を加えた。その結果,酸性燐脂質を含むリポソームの場合、クラスリンの場合と同様、脂質/ペプチド比の増加に伴って融合レベル及び融合リポソームサイズが増大し、脂質/ペプチド比をさらに増加させると両者共減少するという結果が得られ、ペプチド/リポソーム超構造におけるペプチド解離状態の膜上密度が融合リポソームサイズを規定することが判った。(3)以上の結果より、クラスリン/リポソーム超構造の形態と膜融合誘起機能との関連性を考察した。今後膜融合過程におけるクラスリン/リポソーム超構造の形態の実態論的把握を行い、それを通じて、蛋白質による膜融合誘起機構の完全解明を目指す。また、(1)の研究課題、クラスリンバスケット及びクラスリン被覆リポソームの構築とその物性の検討及び新機能の探索をも精力的に進める。
英文摘要
蛋白質クラスリンは、pH7以上では基本単位トリスケリオンとして存在するが、pH7-6ではC_<60>等のフラーレン様の超構造・バスケットを、脱衣小胞が共存するとそれをバスケット構造が包接する超構造・被覆小胞を形成する。我々は、さらにクラスリンがpH6以下では凝集体を、リポソームが共存すると膜内分子集合体を形成し、そのリポソームとの超構造が膜融合能を獲得することを見出した。本研究においては(1)pH7-6において、高級及び巨大フラーレンひいてはナノチューブに匹敵する種々の形態をもつバスケットを、また、リポソームを用いて種々の形態のクラスリン被覆リポソームを、クラスリンより人工的に構築し、それらの物性を調べることにより新機能を探索する、(2)pH6以下において、リポソーム膜内におけるクラスリン分子集合体の分子形態及びクラスリン/リポソーム超構造の形態を探索、膜融合誘起及び制御機能との関連性を把握することを目的とした。本年度は主に、(2)に関する研究を推し進めた。(1)まず、クラスリン/リポソーム超構造によって誘起される膜融合及び融合リポソームサイズについて調べた。その結果、高温や低イオン強度あるいは高脂質/蛋白質比では、膜凝集・膜融合レベルが低く融合リポソームサイズも小さいこと、低温や高イオン強度あるいは低脂質/蛋白質比では、膜凝集・膜融合レベルが高く、融合リポソームサイズが大きいことが判明した。(2)(1)の融合リポソームサイズを規定する要因を探るため、次に、両親媒性ヘリックス形成が可能な主としてLys及びLeuの繰り返し配列からなるモデルペプチドを合成し、ペプチド/リポソーム超構造によって誘起される膜融合の融合リポソームサイズについて検討を加えた。その結果,酸性燐脂質を含むリポソームの場合、クラスリンの場合と同様、脂質/ペプチド比の増加に伴って融合レベル及び融合リポソームサイズが増大し、脂質/ペプチド比をさらに増加させると両者共減少するという結果が得られ、ペプチド/リポソーム超構造におけるペプチド解離状態の膜上密度が融合リポソームサイズを規定することが判った。(3)以上の結果より、クラスリン/リポソーム超構造の形態と膜融合誘起機能との関連性を考察した。今後膜融合過程におけるクラスリン/リポソーム超構造の形態の実態論的把握を行い、それを通じて、蛋白質による膜融合誘起機構の完全解明を目指す。また、(1)の研究課題、クラスリンバスケット及びクラスリン被覆リポソームの構築とその物性の検討及び新機能の探索をも精力的に進める。
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萩原義久: "β2グリコプロテインIの構造と機能" Modern Physician. 15. 1555-1559 (1995)
Yoshihisa Hagiwara:“β2糖蛋白I的结构和功能”现代医师15。1555-1559(1995)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
吉村哲郎: "Kinetic Analysis of Endocytosis and Intracellular Fate of Liposomes in Single Macrophages" J. Biochem. (Tokyo). 117. 34-41 (1995)
Tetsuro Yoshimura:“单个巨噬细胞中脂质体的内吞作用和细胞内命运的动力学分析”J. Biochem。(东京)117. 34-41(1995)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
萩原義久: "Structure and Function of β_2Glycoprotein I : with Special Reference to the Interaction with Phospholipids" Lupus. 4. 3-4 (1995)
Yoshihisa Hagiwara:“β_2糖蛋白 I 的结构和功能:特别提及与磷脂的相互作用”狼疮。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
萩原義久: "Role of N- and C-Terminal Domains of Bovine β_2-Glycoprotein I in Its Interaction with Cardiolipin" J.Biochem. (Tokyo). 118. 129-136 (1995)
Yoshihisa Hagiwara:“牛 β_2-糖蛋白 I 在其与心磷脂相互作用中的作用”J.Biochem。(东京)118. 129-136(1995)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
吉村哲郎: "蛋白質は如何にして膜融合を誘起するか" 蛋白質工学基礎研究センターだより. 16(in press). (1996)
Tetsuro Yoshimura:“蛋白质如何诱导膜融合”来自蛋白质工程研究中心的通讯 16(出版中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
チトクロムb_2とチトロムcとの複合体形成機構に関する研究
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批准号:X00210----978031
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.22万
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财政年份:1974
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负责人:吉村 哲郎
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依托单位:
海外基金