MAPキナーゼ及びG2サイクリンと相互作用を示す染色体分配異常突然変異の解析
MAPキナーゼ及びG2サイクリンと相互作用を示す染色体分配異常突然変異の解析
批准号:
08277210
负责人:
杉山 伸
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 --
中文摘要
我々はMAPキナーゼシグナル伝達系とG2サイクリンによる染色体分配の制御機構の解明を目的に染色体分配異常を示すショウジョウバエ(D.melanogaster)のGp99突然変異を解析してきた。Gp99遺伝子は新規蛋白質をコードし、Gp99ホモ接合体の雌に由来する受精卵を卵割期に観察したところ、核分裂後期の染色体分配異常が観察された。Gp99突然変異の生存率の低下が、MAPキナーゼシグナル伝達系の活性型突然変異(Dsor1,Dsor3)により抑圧され、G2サイクリン(cyclinA,cyclinB)の機能欠損突然変異により優性に増強される。これらのことからGp99はMAPキナーゼシグナル伝達系とG2サイクリンを結びつける染色体分配の制御因子だと解釈された。Gp99蛋白質のアモノ酸配列を用いてホモロジー検索を行ったところ、出芽酵母では4つの相同遺伝子(仮称SC-1,2,3,4)がみつかり、その破壊実験を開始した。最初にショウジョウバエGp99との相同性が一番高く、150アミノ酸の相同領域で40%のアミノ酸の一致を示すSC-1遺伝子を破壊し、四分胞子解析を行ったところ、それが必須遺伝子であることが判明した。SC-1遺伝子破壊の結果、コロニー形成能を失った胞子の表現型を顕微鏡下で観察したところ、細胞の形態は正常で数回の分裂を経て増殖が停止していることが判明した。増殖が停止した細胞には出芽形成の開始が見られないことから、出芽形成が開始される前のG1期で細胞周期が停止していることが判った。また、細胞の大きさに差が見られたことから、娘細胞が母細胞から分離した直後のG1期の初期に停止していると解釈された。以上のことから出芽酵母SC-1遺伝子は細胞周期制御に働くという点でショウジョウバエGp99遺伝子と進化的に機能が保存されていることが判明した。現在は残り3つの出芽酵母相同遺伝子(SC-2,3,4)の破壊実験が進行中であり、それらの遺伝子も細胞周期制御に働くか否かを調べている。
英文摘要
我々はMAPキナーゼシグナル伝達系とG2サイクリンによる染色体分配の制御機構の解明を目的に染色体分配異常を示すショウジョウバエ(D.melanogaster)のGp99突然変異を解析してきた。Gp99遺伝子は新規蛋白質をコードし、Gp99ホモ接合体の雌に由来する受精卵を卵割期に観察したところ、核分裂後期の染色体分配異常が観察された。Gp99突然変異の生存率の低下が、MAPキナーゼシグナル伝達系の活性型突然変異(Dsor1,Dsor3)により抑圧され、G2サイクリン(cyclinA,cyclinB)の機能欠損突然変異により優性に増強される。これらのことからGp99はMAPキナーゼシグナル伝達系とG2サイクリンを結びつける染色体分配の制御因子だと解釈された。Gp99蛋白質のアモノ酸配列を用いてホモロジー検索を行ったところ、出芽酵母では4つの相同遺伝子(仮称SC-1,2,3,4)がみつかり、その破壊実験を開始した。最初にショウジョウバエGp99との相同性が一番高く、150アミノ酸の相同領域で40%のアミノ酸の一致を示すSC-1遺伝子を破壊し、四分胞子解析を行ったところ、それが必須遺伝子であることが判明した。SC-1遺伝子破壊の結果、コロニー形成能を失った胞子の表現型を顕微鏡下で観察したところ、細胞の形態は正常で数回の分裂を経て増殖が停止していることが判明した。増殖が停止した細胞には出芽形成の開始が見られないことから、出芽形成が開始される前のG1期で細胞周期が停止していることが判った。また、細胞の大きさに差が見られたことから、娘細胞が母細胞から分離した直後のG1期の初期に停止していると解釈された。以上のことから出芽酵母SC-1遺伝子は細胞周期制御に働くという点でショウジョウバエGp99遺伝子と進化的に機能が保存されていることが判明した。現在は残り3つの出芽酵母相同遺伝子(SC-2,3,4)の破壊実験が進行中であり、それらの遺伝子も細胞周期制御に働くか否かを調べている。
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Nishida,Y.: "The Raf/MAP kinase cascade in cell cycle regulation and differentiation in Drosophila" Cell Structure and Function. 21. 437-444 (1996)
Nishida,Y.:“果蝇细胞周期调节和分化中的 Raf/MAP 激酶级联”细胞结构和功能。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Oishi,I.: "A novel Drosophila receptor tyrosine kinase expressed specifically in the nervous system : unique sturctural features and implications in developmental signalling" Journal of Biological Chemistry. (印刷中).
Oishi, I.:“一种在神经系统中特异性表达的新型果蝇受体酪氨酸激酶:独特的结构特征及其对发育信号传导的影响”《生物化学杂志》(正在出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Ueno,N.: "Identification of a novel Drosophila protein kinase highly homologous to protein kinase N (PKN)" Biochemical and Biophysical Research Communications. (印刷中).
Ueno, N.:“一种与蛋白激酶 N (PKN) 高度同源的新型果蝇蛋白激酶的鉴定”生物化学和生物物理研究通讯(正在出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
三橋 淳: "昆虫学-基礎と応用" 朝倉書店(印刷中),
Jun Mitsuhashi:“昆虫学 - 基础与应用”朝仓书店(出版中),
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
ショウジョウバエの新規細胞周期因子の解析
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批准号:09780651
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1997
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负责人:杉山 伸
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依托单位:
MAPキナーゼ及びG2サイクリンと相互関係を示す染色体分配異常突然変異の解析
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批准号:09266206
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1997
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负责人:杉山 伸
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依托单位:
国内基金
海外基金
出芽酵母18S rRNA m62A修饰调控硫源缺失下自噬的分子机理研究
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批准号:--
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项目类别:面上项目
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资助金额:54万元
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批准年份:2022
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负责人:刘宽庆
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依托单位:
出芽酵母中RNA剪接依赖的无义介导的mRNA衰变的机理研究
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批准号:31471234
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项目类别:面上项目
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资助金额:85.0万元
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批准年份:2014
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负责人:文继开
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依托单位: