光による分子間相互作用の変化を利用した結晶成長
光による分子間相互作用の変化を利用した結晶成長
批准号:
17034009
负责人:
奥津 哲夫
金额:
$3.14万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
タンパク質の高次構造を明らかにし、機能を理解する方法はX線結晶構造解析である。このためには結晶化は必須の作業である。しかし、この行程には定法がなく、熟練した研究者の経験と勘に頼っている。解析作業はSPring-8の稼働により飛躍的に進歩しているので、優れた結晶作成方法の出現が待ち望まれている。我々は弱いUV光をリゾチームの過飽和溶液に短時間照射すると結晶核の形成が促進されることを見いだした。この機構を理解し、タンパク質の結晶化手法として一般化することを目的とする。これまでに得られた成果を下記に示す。1.再現性の確立。光照射による結晶化の結果を安定して得るために、結晶出現の頻度に不確定さを与える因子を解明し、再現性の高い実験方法を確立した。光照射を行わない条件では結晶が出現しない溶液から、光照射により確実に結晶を出現させることが可能となった。2.分子間相互作用の測定。動的光散乱測定を行い、光照射によりリゾチーム分子間の相互作用が引力になることを見いだした。反応中間体の分子間相互作用を光で変化させることにより結晶化を引き起こすことが可能となることが判明した。3.過渡吸収測定を行い、トリプトファン残基が中性ラジカルとなった反応中間体が結晶核形成に関与していると推測した。4.Thaumatinでも光誘起結晶化が確認された。Thaumatinでは溶解度以下の濃度の溶液でも核形成が確認された。5.光誘起結晶化により適した結晶化処方の開発を検討した。その結果、ポリエチレングリコールなどの非電荷ポリマーを添加すると、結晶化の駆動力が同じ条件であっても、ポリマー添加を行った場合ではより結晶化が促進されることを見いだした。
英文摘要
タンパク質の高次構造を明らかにし、機能を理解する方法はX線結晶構造解析である。このためには結晶化は必須の作業である。しかし、この行程には定法がなく、熟練した研究者の経験と勘に頼っている。解析作業はSPring-8の稼働により飛躍的に進歩しているので、優れた結晶作成方法の出現が待ち望まれている。我々は弱いUV光をリゾチームの過飽和溶液に短時間照射すると結晶核の形成が促進されることを見いだした。この機構を理解し、タンパク質の結晶化手法として一般化することを目的とする。これまでに得られた成果を下記に示す。1.再現性の確立。光照射による結晶化の結果を安定して得るために、結晶出現の頻度に不確定さを与える因子を解明し、再現性の高い実験方法を確立した。光照射を行わない条件では結晶が出現しない溶液から、光照射により確実に結晶を出現させることが可能となった。2.分子間相互作用の測定。動的光散乱測定を行い、光照射によりリゾチーム分子間の相互作用が引力になることを見いだした。反応中間体の分子間相互作用を光で変化させることにより結晶化を引き起こすことが可能となることが判明した。3.過渡吸収測定を行い、トリプトファン残基が中性ラジカルとなった反応中間体が結晶核形成に関与していると推測した。4.Thaumatinでも光誘起結晶化が確認された。Thaumatinでは溶解度以下の濃度の溶液でも核形成が確認された。5.光誘起結晶化により適した結晶化処方の開発を検討した。その結果、ポリエチレングリコールなどの非電荷ポリマーを添加すると、結晶化の駆動力が同じ条件であっても、ポリマー添加を行った場合ではより結晶化が促進されることを見いだした。
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タンパク質の光誘起結晶化
蛋白质的光诱导结晶
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
日本結晶成長学会誌 33
影响因子:
--
作者:
[奥津哲夫, 平塚浩士]
通讯作者:
平塚浩士
群馬大学研究室から「新時代への視点」
群马大学实验室的“新时代展望”
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mitsunori Matsushita, Keigo Kamata, Kazuya Yamaguchi, Noritaka Mizuno, 奥津哲夫]
通讯作者:
奥津哲夫
Detection of Covalent-bonded Dimer in Photochemical-induced Crystallization of Protein
光化学诱导蛋白质结晶中共价键二聚体的检测
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
Chem.Lett. 36
影响因子:
--
作者:
[G.Sazaki, et al., 一國伸之, K.Furuta et al.]
通讯作者:
K.Furuta et al.
Enhancement of light-induced nucleation of lysozyme in the presence of polyethylene glycol (PEG) 4000
聚乙二醇 (PEG) 4000 存在下增强光诱导溶菌酶成核
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Chem. Lett. 36(2)
影响因子:
--
作者:
[Okutsu, T.; Sato, M.; Furuta, K.; Fujinaga, Y.; Horota, K.; Obi, K.; Horiuchi, H.; Hiratsuka, H.]
通讯作者:
H.
Production and Excited State Dynamics of the Photorearranged Isomer of Benzyl Chloride
氯化苄光重排异构体的生成及激发态动力学
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J. Phys. Chem. A 109
影响因子:
--
作者:
[M.Nagano, T.Suzuki, T.Ichimura, T.Okutsu, H.Hiratsuka, S.Kawauchi]
通讯作者:
S.Kawauchi
共 10 条
Crystallization of difficult-to-crystallize substances using the concentration effect of surface plasmon resonance and creation of separation and purification technology
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批准号:22K04945
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2022
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负责人:奥津 哲夫
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依托单位:
光-分子強結合反応場を利用したタンパク質の光誘起結晶化
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批准号:20043010
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2008
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负责人:奥津 哲夫
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依托单位:
光により結晶表面を改質する結晶育成法の開発
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批准号:14540527
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2002
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负责人:奥津 哲夫
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依托单位:
光による結晶成長制御
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批准号:12874084
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.6万
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财政年份:2000
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负责人:奥津 哲夫
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依托单位:
海外基金