インテグリンのリサイクリングによる神経軸索の伸長機構
インテグリンのリサイクリングによる神経軸索の伸長機構
批准号:
18021020
负责人:
匂坂 敏朗
金额:
$4.48万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
神経細胞は細胞体から1本の軸索と複数の樹状突起を伸長させる。軸索形成のひとつのメカニズムとして、小胞輸送により膜成分が軸索の先導端へ選択的に多く運ばれて、そこで膜が融合し、さらにそこでのアクチン細胞骨格などの再編成により、軸索の伸長が起こると考えられている。細胞接着分子インテグリンのエンド・エクソサイトーシスのくり返し(リサイクリング)が神経軸索伸長に関与している。また、そのインテグリンのリサイクリングには、Rap1低分子量Gタンパク質の活性化が関与していることが知られている。そこで、本研究では軸索が伸長・退縮する際に、どのようにして時間・場所特異的にRap1の活性化を制御しているのかに焦点をあてて解析し、以下の結果を得た。1)NGFの受容体であるTrkA受容体の初期エンドソームから後期エンドソームへの輸送阻害によりRap1の活性化が抑制され、軸索の伸長を抑制した。2)後期エンドソーム上でのRap1の活性化には、活性化因子であるPDZ-GEF1が関与していた。3)PDZ-GEF1により活性化されたRap1がPDZ-GEF1に結合することにより、さらにRap1を活性化するというpositive feedback機構が存在した。4)ラット初代培養海馬神経細胞において、RNAi法によりPDZ-GEF1をノックダウンすると軸索伸長は抑制された。5)TrkA受容体を初期エンドソームに乗せて軸索を逆行性に運び、核近傍にある後期エンドソームに受容体を集積させRap1を活性化し、MAP kinaseの活性化による遺伝子発現を介して軸索の伸長を制御していた。このように本年度は、Rap1の活性化の分子メカニズムについて、当初の計画以上の成果を上げることが出来た。
英文摘要
神経細胞は細胞体から1本の軸索と複数の樹状突起を伸長させる。軸索形成のひとつのメカニズムとして、小胞輸送により膜成分が軸索の先導端へ選択的に多く運ばれて、そこで膜が融合し、さらにそこでのアクチン細胞骨格などの再編成により、軸索の伸長が起こると考えられている。細胞接着分子インテグリンのエンド・エクソサイトーシスのくり返し(リサイクリング)が神経軸索伸長に関与している。また、そのインテグリンのリサイクリングには、Rap1低分子量Gタンパク質の活性化が関与していることが知られている。そこで、本研究では軸索が伸長・退縮する際に、どのようにして時間・場所特異的にRap1の活性化を制御しているのかに焦点をあてて解析し、以下の結果を得た。1)NGFの受容体であるTrkA受容体の初期エンドソームから後期エンドソームへの輸送阻害によりRap1の活性化が抑制され、軸索の伸長を抑制した。2)後期エンドソーム上でのRap1の活性化には、活性化因子であるPDZ-GEF1が関与していた。3)PDZ-GEF1により活性化されたRap1がPDZ-GEF1に結合することにより、さらにRap1を活性化するというpositive feedback機構が存在した。4)ラット初代培養海馬神経細胞において、RNAi法によりPDZ-GEF1をノックダウンすると軸索伸長は抑制された。5)TrkA受容体を初期エンドソームに乗せて軸索を逆行性に運び、核近傍にある後期エンドソームに受容体を集積させRap1を活性化し、MAP kinaseの活性化による遺伝子発現を介して軸索の伸長を制御していた。このように本年度は、Rap1の活性化の分子メカニズムについて、当初の計画以上の成果を上げることが出来た。
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DOI:
10.1083/jcb.200601089
发表时间:
2006-07-03
期刊:
The Journal of cell biology
影响因子:
--
作者:
[Togashi H, Miyoshi J, Honda T, Sakisaka T, Takai Y, Takeichi M]
通讯作者:
Takeichi M
DOI:
10.1016/j.ceb.2007.09.007
发表时间:
2007-10-01
期刊:
CURRENT OPINION IN CELL BIOLOGY
影响因子:
7.5
作者:
[Sakisaka, Toshiaki, Ikeda, Wataru, Takai, Yoshimi]
通讯作者:
Takai, Yoshimi
Rap1-PDZ-GEF interacts with a neurotrophin receptor at late endosomes, leading to sustained activation of Rap1 and ERK and neurite outgrowth.
Rap1-PDZ-GEF 与晚期内涵体的神经营养蛋白受体相互作用,导致 Rap1 和 ERK 持续激活以及神经突生长。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
J. Cell Biol. 178巻5号
影响因子:
--
作者:
[Hisata, S., Sakisaka, T., Baba, T., 他4名]
通讯作者:
他4名
A cell-free assay for endocytosis of E-cadherin.
E-钙粘蛋白内吞作用的无细胞测定。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Methods in Molecular Biology 440
影响因子:
--
作者:
[Sakisaka, T.]
通讯作者:
T.
DOI:
10.1074/jbc.m510531200
发表时间:
2006-04-14
期刊:
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY
影响因子:
4.8
作者:
[Kimura, T, Sakisaka, T, Takai, Y]
通讯作者:
Takai, Y
共 6 条
Study on molecular mechanisms of fluidity of the endoplasmic reticulum
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批准号:21K06836
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2021
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负责人:匂坂 敏朗
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依托单位:
シグナルソームによる神経軸索の伸長機構
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批准号:20021020
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.48万
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财政年份:2008
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负责人:匂坂 敏朗
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依托单位:
神経軸索の決定機構
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批准号:18050017
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.22万
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财政年份:2006
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负责人:匂坂 敏朗
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依托单位:
神経伝達物質放出機構におけるRab3A系とSNARE系の役割とその作用機構
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批准号:15790151
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2003
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负责人:匂坂 敏朗
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依托单位:
海外基金