幾何学的フラストレート系有機磁性体の合成と量子効果

几何挫败有机磁性材料的合成和量子效应

基本信息

批准号：
20046013
负责人：
細越裕子
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Osaka Prefecture University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

隣接スピン間スピン間で磁気相互作用が競合する幾何学的スピンフラストレーション系においては、スピンの量子揺らぎの効果が大きくなり、スピン液体状態が実現するとされている。スピンの固体状態とも言うべき磁気秩序状態とは全く異なる非秩序状態の実現は、新しいスピン状態としての学術的な興味と、新しい磁気スイッチングデバイスとしての応用への期待がもたれている。スピンの量子揺らぎは、スピン量子数が小さい程、スピン-軌道相互作用が小さいほど大きくなる。本研究においては、C,H,N,Oといった軽元素のみから構成される有機ラジカル磁性体を用いて、S=1/2三角格子反強磁性体の構築および低温物性研究を行うものである。申請者は、独自の有機ポリラジカルアプローチにより、一連の正三角形および二等辺三角形磁性体の合成に最近成功した。本研究ではこのTNN系化合物の極低温領域における静磁化率、磁化測定、電子スピン共鳴実験を行い、基底状態におけるスピン状態の解明を日指す。(1) ニトロニルニトロキシドおよびイミノニトロキシドを含む三角スピン系物質4種類について、溶液の静磁化率および磁化測定を行い、分子内磁気相互作用を見積もった。(2) これら4種類の結晶の0.5Kまでの磁化率測定から、分子間磁気相互作用について考察した。(3) 結晶構造制御を目指し、トリラジカルのカチオン化を試みた。

在几何旋转挫败系统中，磁相互作用在相邻旋转之间竞争，旋转量子波动的影响增加，并且旋转液态态被认为可以实现。从磁性有序状态中实现了完全不同的无序状态，该状态可以称为固体状态，预计将是一种新的旋转状态的学术兴趣，并且它用作新的磁开关设备。自旋量子数越小，自旋轨道相互作用越小，自旋轨道相互作用的量子波动越大。在这项研究中，我们将使用仅由C，H，N和O等光元素组成的有机自由基磁性材料来构建S = 1/2三角晶格抗fiferromagnets并研究低温物理特性。该申请人最近通过专有有机的多自由基方法成功地综合了一系列等边和三角形磁体。在这项研究中，我们对这种基于TNN的化合物在低温区域进行了磁化易感性，磁化测量和电子自旋共振的实验，并参考了阐明基态旋转状态的一天。（1）对于含有硝基硝基氧化物和亚硝基氧化物的四种三角形自旋物质，测量了溶液的静态敏感性和磁化化，以估计分子内磁相互作用。（2）从这四种类型的晶体的磁化易感性高达0.5K的磁化率中检查了分子间磁相互作用。（3）我们试图将三位一体的凝聚为控制晶体结构。

项目成果

期刊论文数量（25）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

S=1とS=1/2を含む有機トリラジカルBIPNNBNOの比熱測定

含S=1和S=1/2的有机三自由基BIPNNBNO的比热测量

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
T.Imazawa;H.Tsuju;T.Kanzawa;K.Inoue;Y.Takano;Y.Hosokoshi;Yuko Hosokoshi;今澤貴史・辻井宏之・神澤恒毅・井上克也・高野安正・細越裕子
通讯作者：
今澤貴史・辻井宏之・神澤恒毅・井上克也・高野安正・細越裕子

反強磁性三角格子磁性体TNN系有機ラジカルの磁性

反铁磁三角晶格磁性材料 TNN基有机自由基的磁性