miR-223-3pを標的としたくも膜下出血後虚血性脳障害の新規治療法開発
miR-223-3pを標的としたくも膜下出血後虚血性脳障害の新規治療法開発
批准号:
17K16662
负责人:
柳澤 薫
金额:
$2.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2018-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
くも膜下出血は、働き盛りの壮年期に発症することも多く、発症後の死亡率が高く、社会復帰率も低い疾患である。くも膜下出血は初期の再破裂予防手術が成功してもその後の虚血性脳障害が予後を増悪させることが知られている。虚血性脳障害のメカニズムを解明するとともにその克服を目指して本研究を計画した。我々はマイクロRNAに注目し、末梢血中のマイクロRNAがくも膜下出血後虚血性脳障害の病勢マーカーとして使用し得る可能性を明らかにするとともに、それらの補充療法がくも膜下出血後虚血性脳障害の治療に応用できる可能性を検討した。これまで、渉猟範囲内でくも膜下出血後の虚血性脳障害に対する治療を目的とした機能実験の先行研究はなく、新たな知見が得られるものと考えた。臨床検体として患者血清からマイクロRNAを抽出し、qPCRの手法を用いて標的のマイクロRNAの発現を解析した。データを虚血性脳障害の有無を始めとする臨床データにより多変量解析し、それらのマーカーとしての有用性を検討した。未破裂脳動脈瘤の患者血清をコントロールとして用いて、くも膜下出血群において有意に発現の多かった、あるいは少なかったマイクロRNAを特定した。今後は、in vitroで確認できた標的遺伝子が実際にくも膜下出血で関与していることを確認する目的で、所属教室で実績のある視交叉前槽自己血注入くも膜下出血モデルマウスを用いた実験を行ない、これを証明したい。また、我々が用いているモデルマウスは遅発性に神経機能障害を呈することが明らかになっているため、同定したマイクロRNAあるいはその産物を定位的に側脳室内に投与することで、補充療法が標的遺伝子の発現修飾を介して神経機能障害を抑制することに寄与する可能性を明らかにし、くも膜下出血後脳虚血障害の治療に一石を投じたい。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金