膵癌幹細胞に関わる薬剤耐性関連microRNAの同定とその臨床応用
膵癌幹細胞に関わる薬剤耐性関連microRNAの同定とその臨床応用
批准号:
26861071
负责人:
長谷川 慎一郎
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
1. 膵癌細胞株を用いた薬剤耐性株の樹立とsphere形成プロトコールの確立。膵癌細胞株Panc1およびMiaPaCa2を用いて膵癌標準治療薬であるジェムシタビン(GEM)に持続曝露し、耐性株を樹立した。樹立した耐性株について、再度MTTアッセイを行い、耐性の獲得を確認した。次にsphere形成を行った。Panc1を用いて無血清培地(EGF,FGFを添加)・非接着培地を用い、1週間でsphereを形成した。MiaPaCa2ではやや形状がいびつであった。2. 膵癌幹細胞関連miRNAプロファイリングの作成と候補miRNAの同定。親株と耐性株並びに親株とSphereにおいてマイクロアレイ解析を施行し、共通して特に顕著な発現上昇を認めたmiR-1246を候補として選出した。3. 候補miRNAの細胞株への遺伝子導入による形質変化の確認。Pre/Anti-miR-1246をPanc1およびMiaPaCa2に形質導入し、耐性の上昇および減弱を確認した。さらにPre-miR-1246の導入によりSphere形成能の有意な上昇も確認した。4. 候補miRNA導入細胞株を用いた免疫不全マウス移植による検証。まずレンチウイルスベクターを用いてPanc1のmiR-1246持続強制発現株を樹立し、その発現が約50倍に上昇していることを確認した。免疫不全マウスNOD/SCIDにそれぞれ4ヶ所、接種細胞個数を変えて皮下移植し造腫瘍能およびGEMの腹腔内投与に対する治療抵抗性の変化を確認した。miR-1246持続強制発現株では有意に造腫瘍能が亢進し、GEM腹腔内投与に対して治療抵抗性の増強を認めた。以上よりmiR-1246は膵癌細胞株において癌幹細胞性に関わるmiRNAであることが示された。今後miR-1246の臨床検体での発現を調べていくことにより新たな治療標的となる可能性もしくは新たなバイオマーカーとなり得る可能性が示唆された。
英文摘要
1. 膵癌細胞株を用いた薬剤耐性株の樹立とsphere形成プロトコールの確立。膵癌細胞株Panc1およびMiaPaCa2を用いて膵癌標準治療薬であるジェムシタビン(GEM)に持続曝露し、耐性株を樹立した。樹立した耐性株について、再度MTTアッセイを行い、耐性の獲得を確認した。次にsphere形成を行った。Panc1を用いて無血清培地(EGF,FGFを添加)・非接着培地を用い、1週間でsphereを形成した。MiaPaCa2ではやや形状がいびつであった。2. 膵癌幹細胞関連miRNAプロファイリングの作成と候補miRNAの同定。親株と耐性株並びに親株とSphereにおいてマイクロアレイ解析を施行し、共通して特に顕著な発現上昇を認めたmiR-1246を候補として選出した。3. 候補miRNAの細胞株への遺伝子導入による形質変化の確認。Pre/Anti-miR-1246をPanc1およびMiaPaCa2に形質導入し、耐性の上昇および減弱を確認した。さらにPre-miR-1246の導入によりSphere形成能の有意な上昇も確認した。4. 候補miRNA導入細胞株を用いた免疫不全マウス移植による検証。まずレンチウイルスベクターを用いてPanc1のmiR-1246持続強制発現株を樹立し、その発現が約50倍に上昇していることを確認した。免疫不全マウスNOD/SCIDにそれぞれ4ヶ所、接種細胞個数を変えて皮下移植し造腫瘍能およびGEMの腹腔内投与に対する治療抵抗性の変化を確認した。miR-1246持続強制発現株では有意に造腫瘍能が亢進し、GEM腹腔内投与に対して治療抵抗性の増強を認めた。以上よりmiR-1246は膵癌細胞株において癌幹細胞性に関わるmiRNAであることが示された。今後miR-1246の臨床検体での発現を調べていくことにより新たな治療標的となる可能性もしくは新たなバイオマーカーとなり得る可能性が示唆された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
MicroRNA-1246 expression associated with CCNG2-mediated chemoresistance and stemness in pancreatic cancer.
MicroRNA-1246与CCNG2介导的化学耐药性和胰腺癌的干性相关的表达。
DOI:
10.1038/bjc.2014.454
发表时间:
2014-10-14
期刊:
BRITISH JOURNAL OF CANCER
影响因子:
8.8
作者:
[Hasegawa, S., Eguchi, H., Nagano, H., Konno, M., Tomimaru, Y., Wada, H., Hama, N., Kawamoto, K., Kobayashi, S., Nishida, N., Koseki, J., Nishimura, T., Gotoh, N., Ohno, S., Yabuta, N., Nojima, H., Mori, M., Doki, Y., Ishii, H.]
通讯作者:
Ishii, H.
Identification of the crucial microRNA for maintaining the stemness in pancreatic cancer
维持胰腺癌干性的关键microRNA的鉴定
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Shinichiro Hasegawa, Hidetoshi Eguchi, Hiroaki Nagano, Masamitsu Konno, Yoshito Tomimaru, Hiroshi Wada, Naoki Hama, Koichi Kawamoto, Shogo Kobayashi, Naohiro Nishida, Jun Koseki, Takenori Nishimura, Noriko Gotoh, Shouichi Ohno, Norikazu Yabuta, Hiroshi No, 豊住 武司, 長谷川 慎一郎]
通讯作者:
長谷川 慎一郎
難治性がん患者由来腫瘍オルガノイドを用いたdrug repositioningの促進
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批准号:24K11923
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:長谷川 慎一郎
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依托单位:
Clinical significance of Jagged2 Notch non-canonical pathway in colorectal cancer
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批准号:21K16489
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2021
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负责人:長谷川 慎一郎
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依托单位:
海外基金