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ヘテロクムレン類のジエン不認識問題の解決-定説の打破-

解决杂积烯中二烯无法识别的问题 - 打破既定理论 -

基本信息

批准号：
09874121
负责人：
長谷川登志夫
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Saitama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至 1998
项目状态：
已结题

项目摘要

「ヘテロクムレン類のジエン不認識問題の解決-定説の打破-」の研究課題のもと研究を2年間行ってきた。初年度においては,ヘテロクムレンとジエン類との反応について,低温から高温にいたるさまざまな温度でのNMRおよびIRの測定による詳細な反応過程のモニターを行った。このモニターによって,今まで認識されてきた[2+2]型の付加過程は,真の反応機構を示していないこと,別に真の反応の中間体(初期生成物)が存在することをつきとめることに成功した。さらに,これらのへテロクムレンとジエンの反応の様子は,環状ジエンと鎖状ジエンとの場合では全く異なったものであることも見い出した。本年度においては,このヘテロクムレンとジエン類との反応の全過程を明かにするため,反応に介在する中間体のすべての単離および構造決定を目指した。その結果,これらすべての中間体の構造を決定することに成功した。このようにして得られた実験結果および反応初期生成物の性質を詳細に検討した結果をもとに,反応機構についての詳細な検討を行なった。そして,ヘテロクムレンとジエンの反応において,今まで認識されてきた[2+2]型の付加過程は,真の反応機構を示していないこと,別に真の反応の中間体(初期生成物)が存在し,ヘテロクムレンはジエン類を認識していることが一般的であることをつきとめることができた。以上述べたように,本研究課題についての一つの解答を得ることができた。

The research topic of "solving the problem of unawareness in the category of In the early years, the reaction process was carried out in detail at low temperatures, high temperatures, NMR and IR measurements. In this context, it is now recognized that the [2+2] type of payment process is a success because the real reaction mechanism exists and the intermediate (initial product) of the real reaction exists. In the case of a ring, the ring is closed and the ring is closed. This year, the whole process of reaction and reaction is described in detail, and the intermediate reaction and structure determination are indicated. As a result, the structure of the intermediate was determined successfully. The results of the investigation and the properties of the initial products of the reaction are discussed in detail. In this paper, we recognize the existence of intermediate (initial product) in reaction process of [2+2] type, the mechanism of reaction mechanism, and the existence of intermediate (initial product) in reaction process of [2+2] type. Based on the above, this research topic is to solve the problem.