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胎子期器官形成からひも解く哺乳類の喉頭・聴覚器共進化と音声多様化メカニズム

哺乳动物喉部和听觉器官的共同进化以及胚胎器官形成揭示的声音多样化机制

基本信息

批准号：
22KJ2744
负责人：
野尻太郎
金额：
$ 3.33万
依托单位：
Juntendo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ2744/
关键词：
形態形成舌骨相同性喉頭気管コウモリ類エコーロケーション

项目摘要

初年度は哺乳類の大規模発生比較の一環として、コウモリ類の喉頭を対象に、連続組織切片による軟骨・筋・神経の形態形成過程の復元を行った。コウモリ類の中でも最も高い周波数のパルスを発信するキクガシラコウモリ類を対象に、胎子期初期から幼獣、成体までの包括的なステージを対象に、喉頭形態形成の記載およびマウスとの比較、パルス周波数の発達過程の記載を行った。キクガシラコウモリ類の気管には音声の周波数制御及び肺からの反響音をフィルタリングするための新奇形質である鳴胞tracheal chamberがみられ, 本研究では鳴胞が超音波発信に利用される輪状甲状筋と接続されていることを明らかにした。このことから、鳴胞での周波数制御が、輪状甲状筋及び前喉頭神経による支配を受けていることが示された。また、他の哺乳類と異なり、コウモリ類の輪状甲状筋を支配する神経、迷走神経の前喉頭神経が筋内で２分枝しており、それぞれ輪状甲状筋の吻側部・鳴胞に付着している腹側部を走行していることが判明した。これによって輪状甲状筋の拡大に伴い、鳴胞を獲得したキクガシラコウモリ類に新奇の神経支配パターンが構築されたことが示唆された。本研究は現在論文にまとめている最中である。また、これと並行して進めていたコウモリ類24種の四肢形成過程を他羊膜類72種のものと比較し、コウモリ類の進化に伴って四肢形成が長期化していることを定量的に実証し、国際誌および複数の国内学会にて発表した。コウモリ類は非飛翔性哺乳類と比較して伸長した指骨を獲得していることから、骨伸長のための四肢形成期間の確保を可能とする発生の進化的改変であることが示唆された。

A comparative study of large-scale development of mammals in the early years, including the development of larynx, cartilage, tendon and nerve morphology. The information of the highest frequency of the larynx in the early fetal period, the comparison of the larynx morphology and the description of the frequency of the larynx in the early fetal period. In this study, we investigated the use of ultrasonic transmission in the form of a circular thyroid tendon. In addition, the frequency of sound waves, the frequency of the thyroid muscle and the frequency of the laryngeal nerve are controlled. In mammals, the rostral thyroid tendon is dominated by two branches of the anterior laryngeal nerve, and the ventral part of the rostral thyroid tendon is dominated by two branches of the anterior laryngeal nerve. This is the first time that a person has ever been involved in a mental disorder. This study is the most important part of the paper. 24 kinds of limb formation processes and 72 kinds of amnion evolution accompanied by limb formation and long-term development were quantitatively verified by international and domestic journals. In comparison with non-flying mammals, bone elongation and limb formation ensure that evolution is possible.