細胞増殖におけるポリADP-リボース合成酵素の役割
細胞増殖におけるポリADP-リボース合成酵素の役割
批准号:
62570134
负责人:
宇城 啓至
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1987
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1987 至 --
中文摘要
ポリADPリボース合成酵素は, 細胞核内に局在し, その酵素活性の変動や阻害剤を用いた解析などから, DNA鎖の損傷修復や細胞の増殖などに重要な役割を果しているものと推測されている. しかしながら, 本酵素の生理的役割については未だ不明な点が多い. そこで報告者らは, 本酵素の役割を解明する手がかりとして, ヒト由来の本酵素蛋白の構造の特質を明らかにし, かつ本酵素に対するモノクローナル抗体を用いて以下の結果を得た.1)ヒト胎盤由来の本酵素は, DNA結合領域, 自己修飾領域, 及びNAD結合領域の3つのドメインからなり, N末端側からこの順に配列している.2)NAD結合領域のポリペプチド断片から部分アミノ酸配列を決定し, これをもとにオリゴヌクレオチドプローブを作製して, 本酵素に対するCDNAを単離した. このcDNAから本酵素蛋白の一次構造を決定したところ, 本酵素蛋白はアミノ酸1,014残基から成る単鎖ポリペプチドで, DNA結合領域と自己修飾領域は塩基性アミノ酸に富み全体として塩基性であるが, NAD結合領域は全体として中性であった.3)本酵素のDNA結合領域には, 癌遺伝子c-fosの遺伝子産物と部分的相同性を示す部位が存在し, かつ種々のDNA結合蛋白に共通して見出されるいわゆるZinc Finger構造を有することが明らかとなった.4)本酵素に対するモノクローナル抗体のうちの1つは, NAD結合領域内の抗原決定基を認識し, かつ中和抗体活性を有することから, 本酵素の活性中心はNAD結合領域に存在することが強く示唆された.現在, 培養ヒト細胞内に注入された抗体が核内の局在部位に蓄積する方法を確立しており, 今後, 細胞増殖制御における本酵素の役割を解明する上でこれらの結果が役立つものと思われる.
英文摘要
ポリADPリボース合成酵素は, 細胞核内に局在し, その酵素活性の変動や阻害剤を用いた解析などから, DNA鎖の損傷修復や細胞の増殖などに重要な役割を果しているものと推測されている. しかしながら, 本酵素の生理的役割については未だ不明な点が多い. そこで報告者らは, 本酵素の役割を解明する手がかりとして, ヒト由来の本酵素蛋白の構造の特質を明らかにし, かつ本酵素に対するモノクローナル抗体を用いて以下の結果を得た.1)ヒト胎盤由来の本酵素は, DNA結合領域, 自己修飾領域, 及びNAD結合領域の3つのドメインからなり, N末端側からこの順に配列している.2)NAD結合領域のポリペプチド断片から部分アミノ酸配列を決定し, これをもとにオリゴヌクレオチドプローブを作製して, 本酵素に対するCDNAを単離した. このcDNAから本酵素蛋白の一次構造を決定したところ, 本酵素蛋白はアミノ酸1,014残基から成る単鎖ポリペプチドで, DNA結合領域と自己修飾領域は塩基性アミノ酸に富み全体として塩基性であるが, NAD結合領域は全体として中性であった.3)本酵素のDNA結合領域には, 癌遺伝子c-fosの遺伝子産物と部分的相同性を示す部位が存在し, かつ種々のDNA結合蛋白に共通して見出されるいわゆるZinc Finger構造を有することが明らかとなった.4)本酵素に対するモノクローナル抗体のうちの1つは, NAD結合領域内の抗原決定基を認識し, かつ中和抗体活性を有することから, 本酵素の活性中心はNAD結合領域に存在することが強く示唆された.現在, 培養ヒト細胞内に注入された抗体が核内の局在部位に蓄積する方法を確立しており, 今後, 細胞増殖制御における本酵素の役割を解明する上でこれらの結果が役立つものと思われる.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Hiroshi Usiro: The Journal of Biological Chemistry. 262. 2352-2357 (1987)
Hiroshi Usiro:《生物化学杂志》。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tomohiro Kurosaki: The Journal of Biological Chemistry. 262. 15590-15597 (1987)
Tomohiro Kurosaki:《生物化学杂志》。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
神経系の発生分化におけるポリADPリボース合成酵素の役割
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批准号:06680609
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1994
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负责人:宇城 啓至
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依托单位:
モノクローナル抗体によるポリADPリボース合成酵素の生理的役割の解析
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批准号:63570118
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1988
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负责人:宇城 啓至
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依托单位:
ヒトポリ( ADP-リボース)合成酵素に対する単クローン抗体の調製
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批准号:60770229
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.45万
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财政年份:1985
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负责人:宇城 啓至
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依托单位:
ヒトポリ(ADP-リボース)合成酵素の精製と同酵素に対する抗体の調製
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批准号:59770216
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1984
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负责人:宇城 啓至
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依托单位:
細胞増殖と分化の調節におけるポリ ADP‐リボースの役割
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批准号:58770220
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1983
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负责人:宇城 啓至
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依托单位:
海外基金