遺伝子増幅法を用いたウィルス性心筋炎の診断
遺伝子増幅法を用いたウィルス性心筋炎の診断
批准号:
01570468
负责人:
土持 英嗣
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 --
中文摘要
本研究の最終目的は、拡張型心筋症(DCM)の一つの発症機序とされる心筋内でのウィルス持続感染の有無をgene amplification(PCR:polymerase chain reaction)の手法を用いることより、正確に診断するところにある。これまでに、西独のKandolfらによりDCM患者の心筋内にコクサッキ-ウィルスの潜在感染が、高率に存在することが報告されているものの、その手法は非特異的反応の多いdot blotting法であり、コクサッキ-ウィルスの存在を示す確実な根拠はない。そこで我々は、PCRを用いて心筋におけるコクサッキ-ウィルスの持続感染の可能性、及び、DCM患者心筋での本ウィルスの存在につき検討した。まず、本ウィルスの異なった2ヶ所の部位で、sense、 antisenseの2個づつのprimerを作製した。一方、心筋よりRNAを抽出し、逆転写酵素により一担cDNAに変換した後、これらのprimerを用いてPCRを行い、目的とする遺伝子が存在するか否かを電気泳動により確認した。その結果、C_3Hマウスにおいては、ウィルス接種後1〜2週目までは心筋内での本ウィルス遺伝子の存在を確認しえたものの、2週目以降は確認不可能であった。ヒトDCM心筋においてもRNAを採取し得た11例の症例のうち、本ウィルス遺伝子の存在を示す根拠には得られなかった。また、本ウィルスがantisenseの状態で存在している可能性もふまえ、同様の実験を行ったが、いずれもその根拠は得られなかった。以上より、心筋内でのコクサッキ-ウィルスの持続感染は、実験例、及び臨床例において否定的である可能性が高いと結論された。従って、Kandolfらの報告は、dot blottingという手法ゆえの非特異的反応をみている可能性があると考えられる。今後、コクサッキ-ウィルス以外のウィルス存在に関し、発現ベクタ-を用いてcDNA libraryの作製等を行っていく必要がある。
英文摘要
本研究の最終目的は、拡張型心筋症(DCM)の一つの発症機序とされる心筋内でのウィルス持続感染の有無をgene amplification(PCR:polymerase chain reaction)の手法を用いることより、正確に診断するところにある。これまでに、西独のKandolfらによりDCM患者の心筋内にコクサッキ-ウィルスの潜在感染が、高率に存在することが報告されているものの、その手法は非特異的反応の多いdot blotting法であり、コクサッキ-ウィルスの存在を示す確実な根拠はない。そこで我々は、PCRを用いて心筋におけるコクサッキ-ウィルスの持続感染の可能性、及び、DCM患者心筋での本ウィルスの存在につき検討した。まず、本ウィルスの異なった2ヶ所の部位で、sense、 antisenseの2個づつのprimerを作製した。一方、心筋よりRNAを抽出し、逆転写酵素により一担cDNAに変換した後、これらのprimerを用いてPCRを行い、目的とする遺伝子が存在するか否かを電気泳動により確認した。その結果、C_3Hマウスにおいては、ウィルス接種後1〜2週目までは心筋内での本ウィルス遺伝子の存在を確認しえたものの、2週目以降は確認不可能であった。ヒトDCM心筋においてもRNAを採取し得た11例の症例のうち、本ウィルス遺伝子の存在を示す根拠には得られなかった。また、本ウィルスがantisenseの状態で存在している可能性もふまえ、同様の実験を行ったが、いずれもその根拠は得られなかった。以上より、心筋内でのコクサッキ-ウィルスの持続感染は、実験例、及び臨床例において否定的である可能性が高いと結論された。従って、Kandolfらの報告は、dot blottingという手法ゆえの非特異的反応をみている可能性があると考えられる。今後、コクサッキ-ウィルス以外のウィルス存在に関し、発現ベクタ-を用いてcDNA libraryの作製等を行っていく必要がある。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
黒尾誠: "Developmentally regulated expression of vascular smooth muscle myosin heavy chain isoforms." J.Biol.Chem.(1989)
Makoto Kuroo:“血管平滑肌肌球蛋白重链亚型的发育调节表达。”J.Biol.Chem.(1989)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
倉林昌彦: "Molecular cloning and characterization of human atrial and ventricular myosin alkali light chain cDNA clones." J.Biol.Chem.263. 13930-13936 (1988)
Masahiko Kurabayashi:“人心房和心室肌球蛋白碱轻链 cDNA 克隆的分子克隆和表征。J.Biol.Chem.263 (1988)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
心筋カリウムチャンネルの遺伝子クロ-ニングと機能解析
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批准号:02670381
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1990
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负责人:土持 英嗣
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依托单位:
アフリカツメガエル印母細胞発現系によるATP依存性Kチャンネルの単離
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批准号:02257204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1990
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负责人:土持 英嗣
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依托单位:
抗心筋細胞膜モノクローナル抗体による拡張型心筋症の病態生理の解析
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批准号:63570386
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1988
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负责人:土持 英嗣
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依托单位: