TNF遺伝子導入による腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の抗腫瘍効果増強
TNF遺伝子導入による腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の抗腫瘍効果増強
批准号:
03152108
负责人:
新津 洋司郎
金额:
$1.98万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Cancer Research
财政年份:
1991
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1991 至 --
中文摘要
我々は癌患者胸腹水由来のリンパ球(以下腫瘍浸潤リンパ球:TIL)へhuman TNF発現ベクタ-(pcDVーTNF)をまずリポフェクション法にて遺伝子導入しその発現を検討したところ対照に比べ有意に高いTNFの発現を認めた。本法にてTNF遺伝子を導入したTILの細胞障害活性を検討したところK562細胞、自己腫瘍細胞に対する障害活性が対照に比べ強く増強されていた。このTNF遺伝子導入による細胞障害活性増強作用の機序を解析する目的で新たにTNF cDNAを組み込んだレトロウイルスベクタ-pLJーTNFを作製、パッケ-ジング細胞へリン酸カルシウム法で遺伝子導入した。また同時にneomycine耐性遺伝子(neo^R)を導入したクロ-ンを作製した。これらの培養上清を用いTILへTNF遺伝子を遺伝子導入し安定形質転換細胞を作製し、neo^R導入細胞と比較検討した。レトロウイルスベクタ-によりTNF遺伝子導入したTILはneo^R導入TILに比べ高濃度のTNFを産生しK562細胞に対する細胞障害活性は対照に比べ約5倍に増強された。この作用はアッセイ時に抗ヒトTNFモノクロ-ナル抗体の添加により抑制されなかった。またK562と同程度のTNF感受性を有するDaudi細胞ではこの細胞障害活性増強効果は認められなかった。細胞障害活性増強機構を解析する目的で細胞接着分子をFlowcytometryにより解析したところTNF遺伝子導入TILではLFAー1の発現が対照に比べ著明に増強され、CD2の発現増強も認められた。TNFにより発現が増強すると報告されているILー2receptor(ILー2R)はα鎖の発現増強を認めたがβ鎖に明かな変化を認めなかった。また細胞障害物質として近年報告されている膜型TNFの検出も試みたが明かではなかった。以上のことからTNF遺伝子導入によるTILの抗腫瘍活性の増強はTIL自身の細胞接着分子発現の増加とTILが産生するTNFによる腫瘍細胞表面の抗原発現増加による機序が示唆され、TNF遺伝子導入は癌免疫療法の効果増強に有用であると考えられた。
英文摘要
我々は癌患者胸腹水由来のリンパ球(以下腫瘍浸潤リンパ球:TIL)へhuman TNF発現ベクタ-(pcDVーTNF)をまずリポフェクション法にて遺伝子導入しその発現を検討したところ対照に比べ有意に高いTNFの発現を認めた。本法にてTNF遺伝子を導入したTILの細胞障害活性を検討したところK562細胞、自己腫瘍細胞に対する障害活性が対照に比べ強く増強されていた。このTNF遺伝子導入による細胞障害活性増強作用の機序を解析する目的で新たにTNF cDNAを組み込んだレトロウイルスベクタ-pLJーTNFを作製、パッケ-ジング細胞へリン酸カルシウム法で遺伝子導入した。また同時にneomycine耐性遺伝子(neo^R)を導入したクロ-ンを作製した。これらの培養上清を用いTILへTNF遺伝子を遺伝子導入し安定形質転換細胞を作製し、neo^R導入細胞と比較検討した。レトロウイルスベクタ-によりTNF遺伝子導入したTILはneo^R導入TILに比べ高濃度のTNFを産生しK562細胞に対する細胞障害活性は対照に比べ約5倍に増強された。この作用はアッセイ時に抗ヒトTNFモノクロ-ナル抗体の添加により抑制されなかった。またK562と同程度のTNF感受性を有するDaudi細胞ではこの細胞障害活性増強効果は認められなかった。細胞障害活性増強機構を解析する目的で細胞接着分子をFlowcytometryにより解析したところTNF遺伝子導入TILではLFAー1の発現が対照に比べ著明に増強され、CD2の発現増強も認められた。TNFにより発現が増強すると報告されているILー2receptor(ILー2R)はα鎖の発現増強を認めたがβ鎖に明かな変化を認めなかった。また細胞障害物質として近年報告されている膜型TNFの検出も試みたが明かではなかった。以上のことからTNF遺伝子導入によるTILの抗腫瘍活性の増強はTIL自身の細胞接着分子発現の増加とTILが産生するTNFによる腫瘍細胞表面の抗原発現増加による機序が示唆され、TNF遺伝子導入は癌免疫療法の効果増強に有用であると考えられた。
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伊藤 克礼 他: "TNF発現ベクタ-導入によるTILの抗腫瘍効果増強" Biotherapy. 5. 1233-1237 (1991)
Katsunori Ito 等:“通过引入 TNF 表达载体增强 TIL 的抗肿瘤效果”生物疗法 5. 1233-1237 (1991)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ito,Y,et al.: "Human Tumor-infiltrating Lymphocytes Transfected with Tumor Necrosis Factor Gene Could Augment cytotoxicity to Autologous Tumor Cells." Jpn.J.Cancer Res.82. 1203-1206 (1991)
Ito,Y,et al.:“用肿瘤坏死因子基因转染的人类肿瘤浸润淋巴细胞可以增强对自体肿瘤细胞的细胞毒性。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
新津 洋司郎 他: "腫瘍免疫研究update遺伝子治療" 中外医学社, (1992)
Yojiro Niitsu 等:“肿瘤免疫研究更新基因治疗”Chugai Igakusha,(1992)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
伊藤 克礼 他: "レトロウイルスベクタ-法を用いたTIL,LAK細胞へのTNF遺伝子導入とその基礎的検討" Biotherapy. (1992)
Katsunori Ito 等:“使用逆转录病毒载体方法将 TNF 基因转移到 TIL 和 LAK 细胞中及其基础研究”生物疗法 (1992)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
GST-πを標的とした新しい制癌療法の開発
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批准号:13218109
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$25.47万
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财政年份:2001
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位:
GST-πを標的とした新しい制癌療法の開発
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批准号:12217124
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$5.7万
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财政年份:2000
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位:
GST-π/アンチセンスbcr/abl遺伝子導入によるCML急性転化の抑制
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批准号:11877171
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1999
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位:
GST-π遺伝子導入造血幹細胞移植によるアレキル化剤に対する骨髄耐性化療法の開発
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批准号:10153257
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1998
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位:
各種GST分子種の抗癌剤結合性と耐性発現に関する分子生物学的検討
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批准号:05152103
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项目类别:Grant-in-Aid for Cancer Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:1993
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位:
GSTーπ結合性抗炎症剤による抗癌剤耐性の克服
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批准号:02152097
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项目类别:Grant-in-Aid for Cancer Research
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资助金额:$2.69万
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财政年份:1990
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位:
血小板由来の細胞成長因子(PDGF)に関する研究
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批准号:56480356
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$3.9万
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财政年份:1981
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负责人:新津 洋司郎
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依托单位: