複数の硫黄置換基を有するピラシレン誘導体の合成とその電荷移動錯体の性質

具有多个硫取代基的吡啶衍生物的合成及其电荷转移配合物的性质

• 批准号: 05740434
• 负责人: 谷 弘幸
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Ehime University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1993
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1993 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05740434/
• 关键词: ピラシレン; [12]アヌレン; ドナー; 電荷移動錯体; 有機電導体; X線結晶構造解析; 塩化テルル(IV); 縮合多環化合物

ピラシレンは,フラーレン(C_<60>)の骨格の一部であり,周辺[12]アヌレン構造を有する平面分子で,通常の縮合多還芳香族化合物とは違った挙動を示すことが知られている。[12]アヌレンは,酸化状態(ジカチオン)または還元状態(ジアニオン)において,ヒュッケル則に基づく芳香属性の寄与が大きくなるため,その電荷移動錯体を合成する上で,ドナーにもアクセプターにも成り得る分子である。また,この種の電荷移動錯体は,良好な有機伝導体となることが期待されるにもかかわらず,このようなピラシレン誘導体を用いた電荷移動錯体の合成及びその性質については,ほとんど研究がなされていない。本研究は,このピラシレンの周辺に硫黄官能基を導入した化合物を合成し,この化合物をドナーとして用いた新規電荷移動錯体を合成し,その機能評価を行なうことを目的とする。環状ケトンから得られたエチレンジチオアセタールの対応するエチレンジチオ修飾芳香族化合物への簡便でかつ高効率な環変換反応を見い出している。また,この方法を利用することにより,従来,合成が困難とされていたピラシレン骨格を容易に構築することができるようになった。エチレンジチオ修飾ピラシレン誘導体を合成し,その電荷移動錯体の性質について検討した。1)ピラセンを酸化して得られるピラセンジオンビスエチレンジチオアセタールに塩化テルル(IV)を反応試剤に用いて環拡大反応させることで,ピラシレン骨格を有するビス(エチレンジチオ)ピラシレンを合成した。2)1)で合成した化合物と様々なアクセプター類との電荷移動錯体を合成し,X線構造解析によってその結晶構造を明らかにし,得られた錯体の電導特性について検討したところ,最も高い臨界温度を持つ有機超電導体として知られるビス(エチレンジチオ)テトラチアフルバレンのトリヨード錯体と同様の結晶構造を持つビス(エチレンジチオ)ピラシレンのトリヨード錯体が得られ、興味深い二次元的な電導性を示すことがわかった。さらに,ピラシレン環上に電子供与基を導入すれば,よりドナー性を高めることができ,電子求引基を導入すれば,よりアクセプター性を高めることができるため,得られた化合物を原料に用いて,他の新規ピラシレン誘導体を合成することを検討している。

ピラシレンは,フラーレン(C_<60>)の Bone Style Part であり,zhou辺[12]アヌレン Structure It has a flat molecule, usually a condensed polyvalent aromatic compound. [12]アヌレンは, acidified state(ジカチオン)またはrestored state(ジアニオン)において,ヒュッケル之にbasedづくaromatic Attributes are as follows: が大きくなるため, そのcharge movement mismatched body をcombine する上で, ドナーにもアクセプターにも成り得るmolecule である.また, このkind of charge movement mismatch は, good な organic 伝 conductor となることが look forward to されるにもかかわらず, このようなThe synthesis of ピラシレン inducer using いたcharge transfer compound and the properties of びそのについては, ほとんど research on がなされていない. In this study, the compound was synthesized by introducing the sulfur functional group into the sulfur functional group.ドナーとして is synthesized using いたnew rules of charge movement and mismatching, and その function evaluation 価を行なうことをpurpose is とする. Cyclic ケトンから得られたエチレンジチオアセタールの対応するエチレンジチModified aromatic compounds are easy to use and highly efficient in the conversion and reaction of aromatic compounds.また,このmethodをutilizationすることにより,従 come,synthesis is difficultとされていたピラシレン毛片をEASYにconstruct することができるようになった. The エチレンジチオmodified ピラシレン inducer is synthesized, and the properties of the そのcharge transfer miscellaneous body are determined. 1) ピラセンをAcidified して得られるピラセンジオンビスエチレンジチオアセタールに塩化テルル(IV)を Reflection Test剤に用いて环拡大狠濜させることで,ピラシレン丝格をThere is a するビス(エチレンジチオ) ピラシレンをsynthetic した. 2) 1) Synthesis of chemical compounds, synthetic chemical compounds, and X-ray structure analysis of chemical compounds. The crystal structure is clear and the conductivity characteristics of the complex body are the same. The highest critical temperature is the highest and the highest critical temperature is the organic superelectric conductor.として知られるビス(エチレンジチオ)テトラチアフThe crystal structure of ルバレンのトリヨード Same body (エチレンジチオ)ピラシレンのトリヨード无码が得られ、interesting deep い二dimensional なelectric conductivity を Show すことがわかった.さらに,ピラシレン黄上にelectron supply and base を introduction すれば,よりドナー性を高めることができ,Electronic search base を Import すれば,よりアクセプThe high-quality raw materials for the high-quality compounds are used as raw materials.て, his new regulation of the ピラシレン inducer をsynthesis することを検検している.

项目成果

H.Tani et al.: "Synthesis and properties of 1,2,5,6-bit(ethylenedithio)pyracylene" Chemistry letters. (印刷中). (1993)

H.Tani 等人：“1,2,5,6 位（乙二硫基）吡啶的合成和性质”化学快报（1993 年）。

H.Tani et al.: "Radical cation salts of 2,3,8,9-tetrahydro-1,4,7,10-tetrathiachrysene" Chemistry letters. 1055-1058 (1993)

H.Tani 等人：“2,3,8,9-四氢-1,4,7,10-四硫基的自由基阳离子盐”化学快报。