ラットの根尖病変の形成におよぼす外傷性咬合の影響
ラットの根尖病変の形成におよぼす外傷性咬合の影響
批准号:
06771786
负责人:
熊澤 昌彦
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
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英文摘要
実験にはラット30匹を使用し、処置法の違いによりA群、B群、C群、D群の4群に分類した。A群では、何も処置を行わず対照群とした。B群では、下顎左側第一臼歯の歯髄の露出を行った。C群では、上顎左側臼歯部に咬合挙上板を装着して、動物に実験的な片側性の外傷性咬合を引き起こした。D群では、上顎左側臼歯部の咬合挙上板の装着と下顎左側第一臼歯の歯髄の露出を同時に行った。各群の動物は処置後、1日あるいは、3日後に屠殺して、下顎骨を摘出し、通法に従い、連続組織切片を作成し、ヘマトキシリン・エオジン染色を施し、第一臼歯の近心根および根分岐部歯周組織を組織学的に検索した。A群では、全実験期間で、何も変化はみられなかった。B群では、1日では、歯髄組織は露髄部に強い炎症性細胞浸潤がみられた。根尖部歯周組織には特に変化は認められなかった。3日では、歯髄組織は1日より強い炎症性細胞浸潤がみられた。根尖部歯周組織では、1日と同様であった。C群では、1日では、歯髄組織では特に変化は認められなかった。根尖部歯周組織では歯根膜線維の圧平がみられた。3日では、歯髄組織は1日と同様であった。根尖部歯周組織では歯根膜線維の圧平は1日より強くなっていた。D群では、1日および3日で、歯髄組織ではB群の同じ時期と同程度の炎症性細胞浸潤がみられた。根尖部歯周組織では歯根膜線維の圧平はC群と同程度であった。以上の結果から、根尖病変の形成におよぼす外傷性咬合は、本実験期間では、あまり影響をおよぼさないことが示唆された。これは1日および3日では、炎症性細胞はまだ根尖部歯周組織に到達していないためであると思われる。今後は、抜髄処置を施した後に外傷性咬合を引き起こし根尖病変の形成におよぼす影響を検索して行くつもりである。
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