21世紀東アジアの国際政治秩序に関する共同研究

21世纪东亚国际政治秩序联合研究

• 批准号: 07402002
• 负责人: 平野 健一郎
• 金额: $ 5.63万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 1997
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07402002/
• 关键词: 東アジア的価値観; 人権問題; 少数民族; 不干渉原則; 国際交流; アジア太平洋; 東アジア; 国際政治; 安全保障; 冷戦後

平成7年度、8年度に続き、21世紀東アジアの国際秩序について研究を進めた。欧米諸国では自由と民主主義が「普遍的価値」として受け入れられているが、それとの対比において、東アジアの国々において人権問題、少数民族の問題等がどのように議論されているのか検討した。その上で、東アジアにおいて関係諸国が合意に達しうる規範的な秩序とは何か、そして、東アジア的価値観とは存在しうるのか、もし存在するとすればそれは「普遍的価値」とはどのような関係になるのか、といった点について議論した。特に、東アジアでは、相変わらず国内管轄事項に対する不干渉原則遵守の必要性を声高に叫ぶ国があるが、中国などこの地域の国がなぜ不干渉原則に強く固執するのかを探り、不干渉原則が今後も国際社会で有効性を持ちうるのかどうか、そして、東アジアの地域秩序においてどのような地位をしめるべきかについて検討を加えた。また、本年度はこの研究の最終年度にあたるため、研究分担者は分担している研究項目についてそれぞれ研究を深めた。

Heisei 7th, 8th, 21st Century East Asia International Order Research Progress In Europe, freedom and democracy are "universal values" and "accepted" are discussed in the middle of the discussion. The relationship between the two countries has reached a consensus. The normative order of the two countries has been discussed. In particular, the principle of non-interference in matters under domestic jurisdiction must be observed in order to enhance the effectiveness of the international community in the future. This year, the final year of the study, the research contributor, the research project.

项目成果

岩田・小寺・山影・山本: "国際関係研究入門" 東京大学出版会, 320 (1996)

岩田、小寺、山影、山本：《国际关系研究导论》东京大学出版社，320（1996）

平野,健一郎: "日本の国際化とアジアへのアプローチ" 岡部達味編『アジア政治の未来と日本』. 269-291 (1995)

Kenichiro Hirano：“日本的国际化及其对亚洲的态度” Tatsumi Okabe（主编）“亚洲政治与日本的未来”269-291（1995）。

石井 明: "領土紛争の盛衰-中露・中ソ関係を事例として" 国際問題. No.445. 14-27 (1997)

石井彰：“领土争端的兴衰——中俄和中苏关系的个案研究”《国际事务》第445期（1997）。

石井,明: "毛沢東の外交スタイルについての一考察" 岡部達味編著『グレーター、チャイナの政治変容』(勁草書房). 150-170 (1995)

Akira Ishii：“毛泽东外交风格研究”Tatsumi Okabe（编）《大中华政治转型》（Keiso Shobo）150-170（1995）。

下斗米,伸夫・高橋,直樹: "先進諸国の政治 第2版" 放送大学教育振興会, 210 (1996)

Shimotome, Nobuo 和 Takahashi, Naoki：“发达国家的政治第 2 版”日本开放大学教育振兴协会，210 (1996)