DNA Image Analysisによる大腸癌の悪性度評価とその臨床応用研究

DNA图像分析评价结直肠癌恶性程度及其临床应用研究

• 批准号: 08671416
• 负责人: 古川 洋一
• 金额: --
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08671416/
• 关键词: 大腸癌; 悪性度評価; イメージサイトメトリー; 核DNA量; DNA index

1.新しく開発されたイメージサイトメトリーCAS200(ICM)を用いて腫瘍性病変の核DNA量測定を行い,特に平均核DNA量(m-Dl)に注目して定量と解析を施行した.従来の顕微蛍光測光法(CPM)・フローサイトメトリー(FCM)の結果と比較したところ,この3法で測定したDNA index値がよく相関すること,測定時間・手技においてICMは有用であることが判明した.2.増殖活性因子(Ki-67),癌遺伝子等産物(p53)をCASを用いて定量測定し,大腸sm癌の再発・転移に関する予後規定能について検討したが,両者とも有意差は認められなかった.またm-DlはKi-67・p53のいずれとも相関しなかった.3.大腸sm癌の再発・転移に関する臨床病理学的予後因子について,多変量解析を施行した結果核DNA量(m-Dl)のみが有意であった.m-Dlの高値症例は再発・転移のハイリスクと考えられ,内視鏡的治療の適応からははずれると考えられる.4.大腸癌の肝転移に関するprospective studyをタッチ標本とICMを用いて行ったところ,m-Dlは肝転移群において非肝転移群よりも有意に高いことが判明した(p<0.01).大腸癌sm癌において設定した「m-Dl>1.7」というcut off値を設定したところ,「m-Dl>1.7」の17例中9例(52.9%)に肝転移がみとめられた.異時性肝転移に関する「m-Dl>1.7」の感度,特異度,陽性的中度はそれぞれ80.0%(4/5),72.0%(18/25),36.4%(4/11)であり,精度は73.3%であった.5.さらに症例数を重ねた検討により,大腸癌の再発・転移に関する極めて有用なハイリスクの設定が可能でかつ臨床において簡便・迅速に行えるようになることが可能になるものと期待される.

1. In recent years, CAS200 (ICM) has been used to determine the amount of nuclear DNA in patients with sexually transmitted diseases, and the average amount of nuclear DNA (m-Dl) has paid close attention to the quantitative analysis. Traditional microphotometry (CPM) microphotometry (FCM) results are used to compare the results of the test, the third method is used to determine the phase of the DNA index, and the test time is useful to determine the accuracy of the ICM. 2. Colonization activity factor (Ki-67), oncogene (p53) and other substances (p53) CAS were quantitatively determined by Elisa. Large sm cancer patients were determined to be able to induce severe infection after re-migration, and those who did not intend to. M-Dl