一次元遷移金属錯体における新規超構造の創出と磁気光学特性の開拓

一维过渡金属配合物中新超结构的创建和磁光特性的发展

基本信息

批准号：
10149204
负责人：
岡本博
金额：
$ 0.83万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10149204/
关键词：
ハロゲン架橋遷移金属錯体 CDW SDW 非線型光学定数相転移励起子

项目摘要

1. 一次元SDW系の光励起状態一次元SDW系ハロゲン架橋Ni錯体は、ノンドープの銅酸化物と同様ないわゆる電荷移動型絶縁体であるが、この種の系の電子励起状態については十分な理解がなされていないのが現状である。そこで、このNi錯体について偏光反射スペクトル、電場変調反射スペクトル、光誘起吸収スペクトルを中心に光励起状態の性質を研究した。電場変調反射スペクトルの測定によって、最低励起子の高エネルギー側に、一光子遷移禁制な励起子準位を観測した。変調信号の強度から、3次の非線型光学定数を見積もることができる。Ni-Cl錯体の3次の非線型光学定数の最大値は、10e-7を超える極めて大きな値をとることがわかった。この値は、代表的な一次元系であるポリジアセチレンやポリアセチレンのそれに比べて一桁以上大きく、この物質系が非線型光学材料としても有力であることが明らかとなった。2. 一次元遷移金属錯体におけるCDW-SDW転移の研究一次元ハロゲン架橋遷移金属錯体の中で、ハロゲンと金属が1:1の錯体では温度変化や圧力印加によるCDW-SDW転移は見出されていない。光誘起CDW-SDW転移をめざす観点から、この相転移を探索することは重要である。そこで、(-X-M-M-X-M-M-X-)なる構造をもつハロゲンと金属が2:1の錯体、R4[Pt2(POP)4I]について、カウンターイオンRを変化させた錯体系を作製した。光物性、磁性測定から、R=NH4ではSDWが、R=Rb.CsではCDWが基底状態となっていることがわかった。この種の系では、CDWとSDWのエネルギーが拮抗していると考えられる。現在、相転移近傍の物質をめざしてR=Li、K、Naの錯体の合成と物性測定を行っている。

1。一维SDW系统的光激发状态卤素桥接的Ni复合物是类似于非掺杂的铜氧化物类似的所谓电荷转移绝缘子，但目前尚无对此类系统的电子激发状态的充分了解。因此，我们研究了该Ni复合物的光激发状态的性质，重点是极化反射光谱，电场调节反射光谱和光诱导的吸收光谱。通过测量电场调制反射谱，在最低激子的高能量侧观察到没有一个光子过渡的激子水平。可以从调制信号的强度估算三阶非线性光学常数。发现Ni-CL复合物的三阶非线性光学常数的最大值的最大值大于10E-7。该值远远超过典型的聚乙二醇和聚乙炔的典型一维系统的数量级，并且已经揭示了该材料系统也是一种有希望的非线性光学材料。 2。在一维卤素桥梁过渡金属复合物中对CDW-SDW过渡的研究，在1：1卤素和金属的复合物中发现了由于温度变化或压力的施加而导致的CDW-SDW过渡。从光诱导的CDW-SDW过渡的目的的角度来探索这种相过渡很重要。因此，对于R4 [PT2（POP）4i]而更改了反离子R的复杂系统，该系统具有卤素 - 金属和2：1的复合物，其结构为（-x-M-M-M-X-）结构。光学性质和磁性测量结果表明，SDW处于r = nh4的基态，CDW处于r = rb.cs的基态。在这种类型的系统中，CDW和SDW的能量被认为是一种拮抗作用。目前，我们正在合成和测量r = li，k和na的复合物的物理特性，其目的是在相变附近。