分子設計の立場からみた分子磁性金属の磁性と伝導
分子設計の立場からみた分子磁性金属の磁性と伝導
批准号:
11224203
负责人:
森 健彦
金额:
$14.34万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2001
中文摘要
磁性アニオンを含むBETS系などのπd系有機導体において、πd相互作用の大きさを分子軌道計算によって見積もり、平均場理論に基づいて解析を行なった。λ-(BETS)_2FeCl_4のJπdの大きさは磁場誘起超伝導相の中心磁場からも求められ、18K程度となって分子軌道計算の結果とよく一致する。平均場的にネール温度を計算すると、λ相では直接相互作用と間接相互作用の寄与が似たような大きさとなって、π系上に誘起されるスピンは14%程度と見積もられる。これに対しκ-(BETS)_2FeX_4ではπスピンの大きさは1-2%程度となり、ネール温度はほとんど直接相互作用で決まっていることになる。この他のπd系についても同様の計算を行なった結果、λ塩以外のπd系では転移温度は大部分直接相互作用で決まっているが、第3方向の相互作用をπd相互作用が担っているため、πd相互作用がない系は低次元的磁性を示すことが明らかになった。また、アニオンを合金にした(TTM-TTP)M_<1-x>M'_xCl_4といったテトラチアペンタレン(TTP)系伝導を開発した。2価の金属M'を混ぜることによってバンドフィリングをコントロールすることができ、伝導性はハーフフィリングからゼロフィリングに行くに従って金属から半導体へと変化した。TTP系有機導体では、中心のリジッドなコアー部分がかなり大きいため、従来よりもバルキーな長鎖の置換基をつけたC_2TET-TTPなどのドナーを合成し、金属的伝導性が安定化することを見い出した。両側に4本の長鎖アルキル基をつけたTTC_n-TTPの中性結晶は、分子ファスナー効果が議論されているTTC_n-TTFよりもおおむね3桁ほど高い伝導性を示し、金属を含まない中性の有機物としては、他に例を見ない高伝導性であると思われる。
英文摘要
磁性アニオンを含むBETS系などのπd系有機導体において、πd相互作用の大きさを分子軌道計算によって見積もり、平均場理論に基づいて解析を行なった。λ-(BETS)_2FeCl_4のJπdの大きさは磁場誘起超伝導相の中心磁場からも求められ、18K程度となって分子軌道計算の結果とよく一致する。平均場的にネール温度を計算すると、λ相では直接相互作用と間接相互作用の寄与が似たような大きさとなって、π系上に誘起されるスピンは14%程度と見積もられる。これに対しκ-(BETS)_2FeX_4ではπスピンの大きさは1-2%程度となり、ネール温度はほとんど直接相互作用で決まっていることになる。この他のπd系についても同様の計算を行なった結果、λ塩以外のπd系では転移温度は大部分直接相互作用で決まっているが、第3方向の相互作用をπd相互作用が担っているため、πd相互作用がない系は低次元的磁性を示すことが明らかになった。また、アニオンを合金にした(TTM-TTP)M_<1-x>M'_xCl_4といったテトラチアペンタレン(TTP)系伝導を開発した。2価の金属M'を混ぜることによってバンドフィリングをコントロールすることができ、伝導性はハーフフィリングからゼロフィリングに行くに従って金属から半導体へと変化した。TTP系有機導体では、中心のリジッドなコアー部分がかなり大きいため、従来よりもバルキーな長鎖の置換基をつけたC_2TET-TTPなどのドナーを合成し、金属的伝導性が安定化することを見い出した。両側に4本の長鎖アルキル基をつけたTTC_n-TTPの中性結晶は、分子ファスナー効果が議論されているTTC_n-TTFよりもおおむね3桁ほど高い伝導性を示し、金属を含まない中性の有機物としては、他に例を見ない高伝導性であると思われる。
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M. Taniguchi et al.: "(CPDT-STF) (TCNQ) : a New Charge-Transfer Complex Metallic down to Low Temperature"Solid State Commun.. 111. 559-564 (1999)
M. Taniguchi 等人:“(CPDT-STF) (TCNQ):一种新的低温电荷转移复合金属”Solid State Commun.. 111. 559-564 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
S.Kimura et al.: "2,5-Bis(1,3-dithiol-2-ylidene)-1,3,4,6-tetrathiapentalene (TTP) Derivatives Having Four Long Alkyl Chains"Tetrahedron. 58. 1119-1124 (2002)
S.Kimura等人:“具有四个长烷基链的2,5-双(1,3-二硫醇-2-亚基)-1,3,4,6-四硫并五环烯(TTP)衍生物”四面体。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Misaki et al.: "A Nobel Organic Conductor with Three-Dimensional Molecular Array : (TM-TPDS)_2ASF_6"Chem.Lett.. 2000. 1274-1275 (2000)
Y.Misaki 等人:“具有三维分子阵列的诺贝尔有机导体:(TM-TPDS)_2ASF_6”Chem.Lett.. 2000. 1274-1275 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
G.K.R. Senedeersa et al.: "2h_F CDW Transition in β-(BEDT-TTF)_2 PF_6 Family Salts"J. Phys. Soc. Jpn.. 67. 4193-4197 (1998)
G.K.R. Senedeersa 等:“β-(BEDT-TTF)_2 PF_6 族盐中的 2h_F CDW 转变”Jpn. 67. 4193-4197 (1998)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Y. Misaki et al.: "Novel Oxygen-Containing T1-Electron Donors for Organic Metals : 2-(1,3-Dithil-2-ylidene)-1,3,4,6-tetrathiapenfalene"Chem. Mater.. 11. 2360-2368 (1999)
Y. Misaki 等人:“有机金属的新型含氧 T1-电子供体:2-(1,3-二硫基-2-亚基)-1,3,4,6-四硫苯法烯”Chem.
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 18 条
πd相互作用をもつ磁性分子導体の新機能
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批准号:15073211
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$35.33万
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财政年份:2003
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负责人:森 健彦
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依托单位:
α-π相互作用を有する分子性導体の伝導物性
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批准号:10149214
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1998
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负责人:森 健彦
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依托单位:
有機超伝導体の開発と電気物性
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批准号:01631520
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1989
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负责人:森 健彦
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依托单位:
有機超伝導体の開発と電気物性
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批准号:63631521
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1988
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负责人:森 健彦
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依托单位:
分子素子をめざす有機伝導体のキャラクタリゼーションと制御
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批准号:61740264
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1986
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负责人:森 健彦
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依托单位:
海外基金