レーザー光を用いた中性分子のマニピュレーションとその応用
レーザー光を用いた中性分子のマニピュレーションとその応用
批准号:
12304020
负责人:
酒井 広文
金额:
$27.48万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2003
中文摘要
本年度は特に、静電場とレーザー電場の併用による分子の頭と尻尾を区別した配列制御の実現を目指して研究を進め、実際に明確な証拠を観測することに成功した。実験では、昨年度開発した装置を飛行時間型(Time-Of-Flight : TOF)イオン分析モードで使用し、その特性を最大限利用した。上記の手法の静電場としてイオンの加速電場を、レーザー電場としてナノ秒Nd : YAGレーザーの基本波を用いた。プローブ用フェムト秒チタンサファイアレーザー光の偏光方向をTOF軸と平行にして入射した場合、フラグメントイオンには一般にその初速度が検出器方向かあるいは反対方向かに対応してforward成分とbackward成分が現れる(TOFスペクトル)。Nd : YAGレーザー光を照射しない時は、TOFスペクトルの形状はほぼ対称であり、分子がランダムな方向を向いている結果と解釈できる。一方、Nd : YAGレーザ光を照射すると、TOFスペクトルに明らかな非対称性が観測された。これは、試料分子が配列を起こした結果と解釈できる。実際、この非対称性は試料分子の電気陰性度に関する簡単な考察から予想されるものと一致した。配列度を決める3つのパラメータは、レーザー光の強度と静電場の大きさと分子の回転温度である。実験でも、レーザー光や静電場を強くしたり、分子の回転温度を下げることにより配列度を大きくできることを確認した。今回、試料分子として、主にOCSを用いたが、OCSと比べると条件の悪いHClについても同様の効果を確認した。上記の実験と理論との比較のため、シュレーディンガー方程式を数値的に解くための計算コードの開発を並行して進めた。分子の回転周期に比べて配列がゆっくり進む断熱領域における計算結果は上記の実験結果を支持するものであった。さらに、非断熱領域における配列過程の時間発展を調べるための計算コードの開発も行った。
英文摘要
本年度は特に、静電場とレーザー電場の併用による分子の頭と尻尾を区別した配列制御の実現を目指して研究を進め、実際に明確な証拠を観測することに成功した。実験では、昨年度開発した装置を飛行時間型(Time-Of-Flight : TOF)イオン分析モードで使用し、その特性を最大限利用した。上記の手法の静電場としてイオンの加速電場を、レーザー電場としてナノ秒Nd : YAGレーザーの基本波を用いた。プローブ用フェムト秒チタンサファイアレーザー光の偏光方向をTOF軸と平行にして入射した場合、フラグメントイオンには一般にその初速度が検出器方向かあるいは反対方向かに対応してforward成分とbackward成分が現れる(TOFスペクトル)。Nd : YAGレーザー光を照射しない時は、TOFスペクトルの形状はほぼ対称であり、分子がランダムな方向を向いている結果と解釈できる。一方、Nd : YAGレーザ光を照射すると、TOFスペクトルに明らかな非対称性が観測された。これは、試料分子が配列を起こした結果と解釈できる。実際、この非対称性は試料分子の電気陰性度に関する簡単な考察から予想されるものと一致した。配列度を決める3つのパラメータは、レーザー光の強度と静電場の大きさと分子の回転温度である。実験でも、レーザー光や静電場を強くしたり、分子の回転温度を下げることにより配列度を大きくできることを確認した。今回、試料分子として、主にOCSを用いたが、OCSと比べると条件の悪いHClについても同様の効果を確認した。上記の実験と理論との比較のため、シュレーディンガー方程式を数値的に解くための計算コードの開発を並行して進めた。分子の回転周期に比べて配列がゆっくり進む断熱領域における計算結果は上記の実験結果を支持するものであった。さらに、非断熱領域における配列過程の時間発展を調べるための計算コードの開発も行った。
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Tsuneto Kanai, Hirofumi Sakai: "Numerical simulations of molecular orientation using strong, nonresonant, two-color laser fields"Journal of Chemical Physics. 115・13. 5492-5497 (2001)
Tsuneto Kanai、Hirofumi Sakai:“使用强非共振双色激光场进行分子取向的数值模拟”化学物理杂志 115・13(2001 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hirofumi Sakai, Jakob Juul Larsen, C.P.Safvan, Ida Wendt-Larsen, et al.: "(Invited paper) Alignment of neutral molecules by a strong nonresonant linearly-polarized laser field"Laser control and manipulation of molecules. (To be published). (2002)
Hirofumi Sakai、Jakob Juul Larsen、C.P.Safvan、Ida Wendt-Larsen 等人:“(特邀论文)通过强非共振线偏振激光场对准中性分子”激光控制和操纵分子。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Hirofumi Sakai,Jakob Juul Larsen,C.P.Safvan,Ida Wendt-Larsen, et al.: "Alignment of neutral molecules by a strong nonresonant laser field"Advances in multiphoton processes and spectroscopy. 14. 135-150 (2001)
Hirofumi Sakai、Jakob Juul Larsen、C.P.Safvan、Ida Wendt-Larsen 等人:“通过强非共振激光场对准中性分子”多光子过程和光谱学的进展。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
C.Daniel, J.Full, L.Gonzales, C.Kaposta, M.Krenz, S.Minemoto, et al.: "Analysis and control of laser induced fragmentation processes in CpMn(CO)_3"Chemical Physics. 267・1-3. 247-360 (2001)
C.Daniel、J.Full、L.Gonzales、C.Kaposta、M.Krenz、S.Minemoto 等:“CpMn(CO)_3 中激光诱导碎裂过程的分析和控制”化学物理 267・1。 -3。247-360(2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S.Minemoto,J.Mueler,G.Gantefoer,H.J.Muenzer,J.Boneberg,and P.Leiderer: "Direct observation of dynamics of electronic excitations in clusters"Physical Review Letters. 84・16. 3554-3557 (2000)
S. Minemoto、J. Mueler、G. Gantefoer、H. J. Muenzer、J. Boneberg 和 P. Leiderer:“团簇中电子激发动力学的直接观察”物理评论快报 84・16(2000 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
Exploring a technique for forming a molecular ensemble with macroscopic rotational symmetry
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批准号:22K19005
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2022
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负责人:酒井 広文
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依托单位:
配列または配向した分子中からの高次高調波発生とその物理
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批准号:19204041
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$28.2万
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财政年份:2007
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负责人:酒井 広文
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依托单位:
強光子場とパルス整形技術による分子操作と量子過程制御
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批准号:14077206
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$17.86万
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财政年份:2002
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负责人:酒井 広文
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依托单位: