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新種イネウイルスと推定されるダイアンソウイルス様RNAゲノムの感染性試験

类马铃薯病毒RNA基因组的感染性测试，推测是一种新的水稻病毒

基本信息

批准号：
12876008
负责人：
白子幸男
金额：
$ 1.41万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

フィリピンで発生したグラッシースタント病罹病イネ葉よりテヌイウイルス属のイネグラッシースタントウイルスとともに検出されたダイアンソウイルス属ウイルスRNA1様RNAのイネに対する病原性を確認することを目的に、以下の実験を行い新たな知見を得た。1.遺伝子構造を再検討した結果、本RNAは全長4486塩基で、5'末端より37kDaタンパク質と54kDaタンパク質(-1フレームシフトで96kDa推定複製酵素タンパク質を形成)、15kDa機能不明タンパク質、28kDa推定キャプシドタンパク質、および33kDa機能不明タンパク質をコードすることが示された。2.全長cDNAをT7 RNAポリメレースプロモーターの下流に配置し、プラスミドベクターにクローニングした。ノーザンブロット解析により、in vitro転写産物の大きさは、グラッシースタント罹病イネ葉よりショ糖密度勾配遠心法で精製したリボヌクレオプロテイン分画から抽出したRNAと同一であることが確認された。3.ダイアンソウイルス属のウイルスRNA1およびRNA2の3'末端に共通な20塩基配列に対する相補鎖プローブを用いてリボヌクレオプロテイン分画抽出RNAをノーザンブロット解析した結果、ダイアンソウイルスのRNA2に相当するRNAは検出されなかった。以上の結果より、本RNAはプラス鎖RNAウイルスゲノムの中ではダイアンソウイルス属ウイルスRNA1に最も類似しているが、ダイアンソウイルス属とは異なる新属に含まれる可能性が示唆された。現在、15kDa機能不明タンパク質および33kDa機能不明タンパク質を大腸菌内で発現させ、ウサギ抗体を作製中である。今後、in vitro転写産物を用いたイネ葉肉プロトプラストへの感染性試験を行う予定である。

The following information is provided for the identification of the pathogenicity of the virus. 1. Further analysis of the gene structure showed that the RNA had a full-length of 4486 kDa, a 5'-terminal protein of 37kDa, a putative replicase protein of 96kDa, a 15kDa protein of unknown function, a putative protein of 28kDa, and a putative protein of unknown function of 33kDa. 2. Full-length cDNA T7 RNA translation and sequencing The protein was extracted from the protein by PCR, and the protein was purified by PCR. 3. RNA analysis results for the 3'-terminal region of RNA1 and RNA 2. RNA analysis results for the 3'-terminal region of RNA 2 The above results show that the RNA is the most similar to the RNA in the first group, and the RNA in the second group is the most similar to the RNA in the third group. Now, 15kDa function unknown protein, 33kDa function unknown protein, E. coli development, its antibody production. In the future, the use of vitro-based products will be determined.