日本の技術革新における補完的ネットワーク-その過去と現代-
日本の技術革新における補完的ネットワーク-その過去と現代-
批准号:
01J02807
负责人:
徳丸 宜穂
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
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英文摘要
本年度は,次の2つの方向に研究を行った。第1に,技術革新を含む企業理論の基礎付けに関する研究を行った。近年,経済学における「企業の理論」は,取引費用理論のインプリケーションを包含しつつも,さらに契約・誘因構造をめぐる分析へと進展している。それに対して,企業の(技術)能力蓄積・学習に焦点を当てた「能力ベース」企業理論(competence-based theory of the firm)が提起されてきている。この企業理論は,企業・産業の長期的発展,とりわけ技術革新を含むそれを分析するにあたって適切な枠組みを提供するものと評価することは出来るものの,理論的にその正当性を基礎づけるには至っていないため,アドホックな枠組みであるとの評価を免れ得ない。そこで筆者は,進化論的推論を援用することによって新古典派的企業理論を正当化できるのか否かをめぐって争われた,アルチアン,フリードマン,ウインターらによる著名な論争を検討した。それによって,Nelson and Winter流の進化論的推論を援用する限り,企業の「能力」(行動ルール並びに技術・組織能力)と「行動」(パフォーマンス)が一対一対応するという新古典派並びに上述新制度派の企業理論の想定は正しくなく,したがって両次元を区別した「能力ベース」企業理論が正当性を持ちうるということを示した。したがって,技術革新を含む企業理論にとって,各企業の「能力」形成・淘汰を導く仕組みを解明することが重要であるとともに,そのように保有されている「能力」が,生産性向上,新製品の効果的導入といった「パフォーマンス」にいかに結びついているかという因果連関を解明することも課題となる。それゆえに,誘因構造に関する問題を無視することはできない。むしろ,「能力ベース」企業理論を進化経済学的なモデルに「移植」した上で,誘因に関する問題を定式化し直すべきであると主張した。この考察内容は,依然としてドラフトに留まっているが,次年度には公表したいと考えている。第2に,技術環境の複雑化が,技術開発組織に対してどのような影響を及ぼしているかという問題について,研究を続行した。半導体産業を継続して調査し,その結果をEAEPE学会で報告した。同報告では,1980年代に,技術革新プロセスを的確に描写したとされる「鎖状モデル」(Chain-linked model of innovation)がどのように変容しているのかという問題を扱った。情報技術の導入をめぐる議論においては,しばしば,技術的知識のコード化のせいで,上述の,どちらかというと現場主義的なモデルが現実に合わなくなってきていると論じられる。しかし,現実には,設計から製造に至る過程では調整が単純化される一方,開発・設計過程における諸作業間の調整が重要になってきているというのが事実である。いわば,鎖状モデルの特質は,位相を変えて保持されているのである。したがって,技術の複雑化と情報技術の導入とが交錯しつつ進行するプロセスは,「設計空間」の相転移として特徴づけた方が適当であると論じた。同様に,産業組織としては分業化が進展しているといわれている半導体産業においても,諸技術・諸作業をインテグレートする仕組みがどのように担われるのかという問題が重要であると言うことを含意している。この論文もまだ学会予稿集に収録されているのみだが,討論を経て公表する予定である。第3に,日本の技術開発・生産システムの形成史という観点から,「生産性運動」に関する研究を継続して行った。米国から諸技法を導入したにもかかわらず,日本企業の生産システムが「日本的変型」を受けたという事実は,その高い生産効率を説明する歴史的形成過程としてしばしば研究されてきた。しかし,研究開発過程における「日本的変型」に関しては,あまり解明されていない。技術開発・生産システムの形成過程を統合的に理解するために,本年度はとりあえず,初期のQCサークル活動に関する聞き取り調査を行った。
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Norio TOKUMARU: "The division of labor is limited by the extent of the market? The counter-case of the Okayama farm-engine industry in Japan"Industry and Innovation. Vol.10(号未定). (2003)
Norio Tokumaru:“分工受到市场范围的限制?日本冈山农用发动机行业的反例”《工业与创新》第 10 卷(待定)(2003 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
徳丸 宜穂: "生産性運動と日本経済(海老塚明/チャールズ・ウェザーズ編)"生産性出版. (2004)
Yoshiho Tokumaru:“生产力运动和日本经济(Akira Ebidzuka/Charles Weathers 编辑)” Productivity Publishing(2004 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Norio TOKUMARU: "Codification of technological knowledge, technological complexity, and division of innovative labour : A case from the semiconductor industry in the 1990s"European Association for Evolutionary Political Economy Proceedings 2002 (学芸予稿集CD-R
Norio TOKUMARU:“技术知识的编纂、技术复杂性和创新劳动的分工:来自 20 世纪 90 年代半导体行业的案例”欧洲进化政治经济学协会 2002 年论文集(策展论文集 CD-R)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Norio Tokumaru: "The division of labor is limited by the extent of the market? : The counter-case of the Okayama farm-engine industry in Japan"Industry and Innovation. Vol.10 No.2. 145-158 (2003)
德丸则夫:“分工受到市场范围的限制?:日本冈山农机产业的反例”《产业与创新》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
徳丸 宜穂: "戦後日本の生産性向上運動:その背景と展開"塩沢由典編『戦後日本経済と生産性運動』(生産性出版)*図書. (2003)
德丸义穗:《战后日本的生产力提高运动:背景与发展》盐泽义典主编,《战后日本经济与生产力运动》(生产力出版社)*书(2003年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
北欧におけるイノベーション政策の刷新とそのミクロ的基礎としての触媒組織・人材
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批准号:19K01650
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2019
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负责人:徳丸 宜穂
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依托单位:
日本型イノベーションシステムと科学ベース型技術革新:化合物半導体での主体と制度
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批准号:17730172
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2005
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负责人:徳丸 宜穂
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依托单位:
海外基金