近世瀬戸内地域における遍歴職人の研究

近代早期濑户内地区流动工匠的研究

• 批准号: 13710196
• 负责人: 森下 徹
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Yamaguchi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13710196/
• 关键词: 船大工; 船市; 武家奉公; 身分的周縁; 日用; 雇用労働; 上方抱下者; 対馬; 仲仕; 大坂; 都市下層社会; 労働市場

(1)遍歴職人の一つ船大工について、拠点的地域だった倉橋島を素材に分析した。そのさい職人それだけをみるのではなく、造船業の資材の獲得から需要地にいたる一連の過程のなかに位置づける方法を提唱した。そしてとくに瀬戸内海地域にあっては船市や船入札とよばれる独自な販売ルートがあり、それとの関係で造船業の、市場も存在していたことに、地域的な特質をみいだした。(2)また一定の範囲を移動するという意味では遍歴職人と共通するはずの日用存在について、武家奉公としての需要から検討した。直接分析対象とした徳山藩にあっては武家奉公人市場の枯渇から、18世紀末に領内からの徴発に踏み切った。しかし都市域での雇用と競合してしまい、わずかな期間でこの政策は破綻してしまった。この一連の経緯から日用存在の展開のあり方を考察した。(3)さらに近年提唱されている身分的周縁論の研究史上の位置づけを考察する論考も発表した。80年代の身分論からの発展として身分的周縁論が90年代半ば以降提唱されているが、それは単に周縁的な存在への注目を喚起するにとどまらないで、近世社会全体をとらえる方法的な提言となっていることを述べた。

(1)遍歴职人の一つ船大工について、拠点的地域だった仓桥岛を素材に分析した。In addition, the shipyard's material acquisition process and location method are also proposed. The ship market and the ship market are the characteristics of the region. (2)A certain range of movement means that there is a common need for daily existence and a common need for family services. Direct analysis of the phenomenon of the late 18th century, the end of the 18th century, the characteristics of the development of the territory. The city's employment and competition, the period of the policy is flawed A series of daily activities (3)In recent years, the status of the Zhou Dynasty has been raised, and the position of the Zhou Dynasty in the history of research has been investigated. In the 1980s, the theory of identity was developed, and in the 1990s, the theory of identity was developed.

项目成果

森下 徹: "近世瀬戸内海地位の造船業と市"瀬戸内海地域史研究. 9. 287-316 (2002)

森下彻：“濑户内海的早期近代造船业和城市”濑户内海地区历史研究9. 287-316 (2002)。

森下 徹: "蔵屋敷と仲仕仲間"ヒストリア. 183. 156-183 (2003)

森下彻：《仓屋敷和经纪人》历史 183. 156-183 (2003)。

森下 徹: "近世の地域社会における時間"橋本毅秀他編『遅刻の誕生』三元社. 79-98 (2001)

Toru Morishita：“早期现代社区社会的时间”Takehide Hashimoto 等编辑，“迟到的诞生”Sangensha 79-98 (2001)。

森下 徹: "萩藩小郡宰判の木綿問屋と綿屋"渡辺尚志編『幕末維新期萩藩村落の社会変動』岩田書院. 37-84 (2002)

森下彻：《萩藩小郡县的棉花批发商和棉花经销商》，渡边隆主编，《江户末期明治维新时期萩藩村庄的社会变迁》，岩田书院37-84（2002）

森下 徹: "武家奉公人の徴発と雇用労働-東谷智氏の論考に接して-"日本史研究. 479. 56-78 (2002)

森下彻：“武士仆人的招募和劳动雇佣——回应东谷聪的文章——”日本历史研究479. 56-78（2002）。