経済社会の変革と「契約の相対効」の浸食-「歴史」と「法と経済学」からのアプローチ

经济和社会变革以及“契约相对效应”的侵蚀——来自“历史”和“法律和经济学”的方法

• 批准号: 13720038
• 负责人: 曽野 裕夫
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13720038/
• 关键词: UCC; UCITA; 契約; 相対効; 情報財; 保証書; シュリンクラップ契約; 電子商取引等に関する準則; 知的財産権

本研究は、IT革命期である現在において《経済社会の変革に応じて契約法がいかに変容するか、すべきか》という一般的問題を、「契約の相対効」という伝統的契約法の原則を素材として検討することを目的とする。本年度は、次の3つの作業を予定していた。【1】UCITAと経済産業省『電子商取引等に関する準則』の比較検討【2】UCC第2編改正作業の法的背景および政治的背景の分析【3】UCC第2編改正作業にみられる「保証書」に関する理論分析これらに関連して、今期においては、改正UCC第2編の起草者ヘンリー・ゲイブリエル教授との共同研究関係を確立できたことが特筆すべきである(九州大学に非常勤講師としての招聘もおこなった)。これによって、アメリカの法状況の情報収集が一段とスムーズに行えるようになった。今期においては、上記について裏面掲記の業績を公表したのに加えて、【1】については、平成15年中に論文公表を予定している。【2】については、当初予定していた現地調査(海外出張)は、ゲイブリエル教授の来日、および、調査対象としていた会議での実質的な審議が平成15年5月に順延になったために中止した。平成15年5月の会議後に論文を公表することを予定している。【3】については、「契約の相対効」という観点から、消費者契約との関連で内閣府国民生活局で講演と、医療関係者向けの講演(直接の契約関係にたたない医師と患者の関係という観点から)を行った。「保証書」に関する研究成果は、【2】に関する論文のなかであわせて公表する予定である。

This study is based on the analysis of the principles of contract law in the period of IT revolution. This year, the first three operations are scheduled. [1] Comparative Study of UCITA and the Ministry of Economy and Industry's "Guidelines on Electronic Commerce"[2] Analysis of the Background and Political Background of the UCC Part 2 Correction Method [3] Theoretical Analysis of the "Guarantee" Related to the UCC Part 2 Correction Method Corrected the draft of UCC Part 2, Professor and Joint Research Relationship Established (Kyushu University Special Lecturer) A collection of information on the status of the law is included in this section. This period, the record of the performance of the disclosure,[1], Heisei 15 years, the paper's public table is set [2] The investigation was originally scheduled to be conducted on the spot (overseas), but the investigation was postponed until May 15, 2015. After the conference in May 2015, the paper was published. [3] The contract is related to the point, the consumer contract is related to the National Life Bureau of the Cabinet Office, the medical relations person is related to the point (direct contract relationship is related to the doctor and patient relationship). "Guarantee" related to the research results,[2] related to the paper's performance.

项目成果

曽野裕夫: "民法564条にいう『事実ヲ知リタル時』の意義年"法政研究. 69巻1号. 59-74 (2002)

Hiroo Sono：“《民法典》第 564 条规定的‘事实了解 ritaru-ki’ 的重要年份”，《Hosei Kenkyu》第 69 卷，第 1. 59-74 期（2002 年）。

曽野裕夫: "瑕疵担保による損害賠償請求権と消滅時効"法学教室. 262号. 144-145 (2002)

Hiroo Sono：“基于缺陷保证和消灭时效的索赔权利”法学院，第 262. 144-145 号（2002 年）。

曽野裕夫: "曽野和明・廣瀬久和・内田貴・曽野裕夫(訳)「ユニドロワ国際商事契約原則」"NBL. 754号. 66-53 (2003)

Hiroo Sono：“Kazuaki Sono、Hisakazu Hirose、Takashi Uchida 和 Hiroo Sono（译者）《统法协会国际商事合同原则》”第 754. 66-53 (2003) 号。