ヒト腸管上皮細胞におけるタウリン輸送担体のサイトカインによる制御機構の解析
ヒト腸管上皮細胞におけるタウリン輸送担体のサイトカインによる制御機構の解析
批准号:
13760099
负责人:
薩 秀夫
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003
中文摘要
様々な生理機能を持つことが知られるタウリンは、食品として摂取され小腸上皮細胞に存在するタウリン輸送担体(TAUT)によって吸収される。この小腸上皮TAUTは様々な要因によって制御・調節されることが考えられるが、本研究では特にサイトカイン類によるTAUT制御に注目した。昨年度の結果、ヒト小腸上皮モデル細胞Caco-2ではTNF-αによってTAUT活性、及びTAUTmRNA発現量が増加することを明らかにした。本年度は、さらにTNF-αによるTAUT制御機構について検討をすすめた。まずTNF-α処理がCaco-2における他のアミノ酸輸送活性に与える影響を検討したところ、ロイシン、リジンなどの輸送活性には影響を与えず、TAUTに特異的であることが示唆された。またTAUTを発現している他の組織由来ヒト培養細胞(肝由来HepG2、腎由来HEK293、単球由来THP-1)でTNF-αによるTAUT活性への影響を検討したところ、Caco-2のような顕著なTAUT活性の亢進はみられず、この制御はある種の組織特異性を有していることが示唆された。次にTNF-αによるTAUT制御にどのような細胞内情報伝達分子が関与しているか各種阻害剤を用いて検討したところ、転写因子NFκBの阻害剤であるPDTCによってTNF-αによるTAUT活性化及びTAUT mRNA発現量の増加が抑制された。またMAP kinaseの一種であるJNKの阻害剤によってもTAUT活性の亢進は抑制され、この制御にはNFκB及びJNKが関与していることが示唆された。さらにヒトTAUTの転写調節機構を解明するため、ヒトTAUTのプロモーター領域のクローニングを試み、5'上流域約1500bpのプロモーター領域の単離に成功した。得られたプロモーター領域の配列を解析した結果、転写因子NFκB及びAP-1のコンセンサス配列の存在が認められた。
英文摘要
様々な生理機能を持つことが知られるタウリンは、食品として摂取され小腸上皮細胞に存在するタウリン輸送担体(TAUT)によって吸収される。この小腸上皮TAUTは様々な要因によって制御・調節されることが考えられるが、本研究では特にサイトカイン類によるTAUT制御に注目した。昨年度の結果、ヒト小腸上皮モデル細胞Caco-2ではTNF-αによってTAUT活性、及びTAUTmRNA発現量が増加することを明らかにした。本年度は、さらにTNF-αによるTAUT制御機構について検討をすすめた。まずTNF-α処理がCaco-2における他のアミノ酸輸送活性に与える影響を検討したところ、ロイシン、リジンなどの輸送活性には影響を与えず、TAUTに特異的であることが示唆された。またTAUTを発現している他の組織由来ヒト培養細胞(肝由来HepG2、腎由来HEK293、単球由来THP-1)でTNF-αによるTAUT活性への影響を検討したところ、Caco-2のような顕著なTAUT活性の亢進はみられず、この制御はある種の組織特異性を有していることが示唆された。次にTNF-αによるTAUT制御にどのような細胞内情報伝達分子が関与しているか各種阻害剤を用いて検討したところ、転写因子NFκBの阻害剤であるPDTCによってTNF-αによるTAUT活性化及びTAUT mRNA発現量の増加が抑制された。またMAP kinaseの一種であるJNKの阻害剤によってもTAUT活性の亢進は抑制され、この制御にはNFκB及びJNKが関与していることが示唆された。さらにヒトTAUTの転写調節機構を解明するため、ヒトTAUTのプロモーター領域のクローニングを試み、5'上流域約1500bpのプロモーター領域の単離に成功した。得られたプロモーター領域の配列を解析した結果、転写因子NFκB及びAP-1のコンセンサス配列の存在が認められた。
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薩 秀夫: "タウリンの生理機能及びその吸収に関する研究"ミルクサイエンス. 51・3. 169-172 (2002)
萨摩秀夫:“牛磺酸的生理功能及其吸收的研究”《牛奶科学》51・3(2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
薩 秀夫: "腸管上皮細胞におけるタウリントランスポーターの調節"日本農芸化学会誌. 75・9. 976-979 (2001)
萨摩秀夫:“肠上皮细胞中牛磺酸转运蛋白的调节”日本农业化学学会杂志 75・979(2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
清水 誠: "腸管細胞におけるトランスポーターの活性調節-タウリントランスポーターの調節を中心に-"消化と吸収. 24・1. 58-61 (2002)
Makoto Shimizu:“肠细胞转运蛋白活性的调节 - 关注牛磺酸转运蛋白的调节 -”消化和吸收 58-61(2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
薩 秀夫: "アミノ酸トランスポーター"臨床栄養. 100・2. 155-160 (2002)
萨摩秀夫:“氨基酸转运体”临床营养学100・2。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T.Mochizuki: "Tumor necrosis factor α stimulates taurine uptake and transporter gene expression in human intestinal Caco-2 cells"FEBS Letters. 517. 92-96 (2002)
T. Mochizuki:“肿瘤坏死因子 α 刺激人肠道 Caco-2 细胞中的牛磺酸摄取和转运蛋白基因表达”FEBS Letters 517. 92-96 (2002)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
Search and analysis of food substances which could activate NK cells via IL-12
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批准号:20K05893
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2020
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负责人:薩 秀夫
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依托单位:
食物質による腸管上皮トランスポートソーム制御の機能的解析
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批准号:18059008
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.33万
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财政年份:2006
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负责人:薩 秀夫
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依托单位:
複合細胞培養系を用いた炎症性腸疾患モデル系の構築及び食品因子によるその制御
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批准号:17780100
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2005
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负责人:薩 秀夫
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依托单位:
培養細胞を用いたダイオキシンの腸管吸収検定系の構築と食品成分によるその制御
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批准号:15780095
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2003
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负责人:薩 秀夫
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依托单位:
海外基金