C/EBP遺伝子のインスリン感受性細胞への導入によるインスリン抵抗性の機序の解明
C/EBP遺伝子のインスリン感受性細胞への導入によるインスリン抵抗性の機序の解明
批准号:
13770655
负责人:
犬飼 浩一
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
平成13年度LacZ(control、C群)、C/EBPα(positive control、A群)、C/EBPζ(negative control、Z群)のアデノウイルスをそれぞれ3T3-L1脂肪細胞に感染させ、1)脂肪分化の指標となる脂肪滴の量的評価として、細胞抽出液中の中性脂肪量を測定したところ、A群では、C群と比較して約22%蓄積中性脂肪が増加、逆にZ群では約73%の著明な減少を得た。2)インスリン刺激によるグルコース取り込み量をそれぞれ検討したところ、A群ではC群と比べて有意差なく、Z群ではC群と比べて約35%低下していた。C/EBPαの過剰発現では、インスリン感受性には変化がないものの、脂肪細胞分化に促進的に働くことがわかった。また、C/EBPζの過剰発現により、C/EBPαの働きをブロックすると、脂肪分化を顕著に抑制するとともに、主にIRの転写を抑制し、蛋白発現を抑制することによって、脂肪細胞のインスリン感受性を低下させることがわかった(一部昨年度報告済み。現在、投稿準備中)。平成14年度脂肪細胞の分化に関わる2つの重要な転写因子であるC/EBPαとPPARγの転写調節の機構の違いを明らかにするため、内因性C/EBPαとPPARγ転写活性を直接測定する系を確立することを試みた。まずC/EBPα結合領域とPPARγ-responsive elementの下流にリポーター遺伝子(ルシフェラーゼcDNA)を結合させたものをアデノウイルス本体のコスミドに組み込んだウイルス(pAD53とpAD63)を作製し、3T3-L1細胞に感染させ、3日後にルシフェラーゼアッセイにて、それぞれの転写活性を測定した。この内因性PPARγ転写活性の測定法は、3T3-L1脂肪細胞に適応され、ピオグリタゾンにて約8.5倍の転写活性の上昇をみている(Watanabe et al. BBRC,300,429-36,2003)。この研究において、in vitroにおけるインスリンシグナル作用とC/EBPαとPPARγ転写活性の関係を明確にした。また、MAPKやPI-3キナーゼと言ったインスリンシグナルはPPARγ転写を抑制するものの、インスリンの慢性投与下では、逆にPPARγ転写を亢進させることがわかった。現在、種々のアディポサイトカイン(TNFα、レジスチン、アディポネクチン等)が、これら2つの転写因子に対して、どのような調節を行っているか検討している。
英文摘要
平成13年度LacZ(control、C群)、C/EBPα(positive control、A群)、C/EBPζ(negative control、Z群)のアデノウイルスをそれぞれ3T3-L1脂肪細胞に感染させ、1)脂肪分化の指標となる脂肪滴の量的評価として、細胞抽出液中の中性脂肪量を測定したところ、A群では、C群と比較して約22%蓄積中性脂肪が増加、逆にZ群では約73%の著明な減少を得た。2)インスリン刺激によるグルコース取り込み量をそれぞれ検討したところ、A群ではC群と比べて有意差なく、Z群ではC群と比べて約35%低下していた。C/EBPαの過剰発現では、インスリン感受性には変化がないものの、脂肪細胞分化に促進的に働くことがわかった。また、C/EBPζの過剰発現により、C/EBPαの働きをブロックすると、脂肪分化を顕著に抑制するとともに、主にIRの転写を抑制し、蛋白発現を抑制することによって、脂肪細胞のインスリン感受性を低下させることがわかった(一部昨年度報告済み。現在、投稿準備中)。平成14年度脂肪細胞の分化に関わる2つの重要な転写因子であるC/EBPαとPPARγの転写調節の機構の違いを明らかにするため、内因性C/EBPαとPPARγ転写活性を直接測定する系を確立することを試みた。まずC/EBPα結合領域とPPARγ-responsive elementの下流にリポーター遺伝子(ルシフェラーゼcDNA)を結合させたものをアデノウイルス本体のコスミドに組み込んだウイルス(pAD53とpAD63)を作製し、3T3-L1細胞に感染させ、3日後にルシフェラーゼアッセイにて、それぞれの転写活性を測定した。この内因性PPARγ転写活性の測定法は、3T3-L1脂肪細胞に適応され、ピオグリタゾンにて約8.5倍の転写活性の上昇をみている(Watanabe et al. BBRC,300,429-36,2003)。この研究において、in vitroにおけるインスリンシグナル作用とC/EBPαとPPARγ転写活性の関係を明確にした。また、MAPKやPI-3キナーゼと言ったインスリンシグナルはPPARγ転写を抑制するものの、インスリンの慢性投与下では、逆にPPARγ転写を亢進させることがわかった。現在、種々のアディポサイトカイン(TNFα、レジスチン、アディポネクチン等)が、これら2つの転写因子に対して、どのような調節を行っているか検討している。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Song H, Inukai K et al.: "Resistin is regulated by C/EBPs, PPARs, and signal-transducing molecules"Biochemical and Biophysical Research Communications. 299. 291-298 (2002)
Song H、Inukai K 等人:“抵抗素受 C/EBP、PPAR 和信号转导分子调节”《生物化学和生物物理研究通讯》。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Watanabe M, Inukai K et al.: "Regulation of PPARγ transcriptional activity in 3T3-L1 adipocytes"Biochemical and Biophysical Research Communications. 300. 429-436 (2003)
Watanabe M、Inukai K 等人:“3T3-L1 脂肪细胞中 PPARγ 转录活性的调节”生物化学和生物物理研究通讯 300. 429-436 (2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Kouichi Inukai: "Five isoforms of the phosphatidylinositol 3-kinase regulatory subunit exhibit different associations with receptor tyrosine kinases and their tyrosine phosphorylations"FEBS Lett.. 490. 32-38 (2001)
Kouichi Inukai:“磷脂酰肌醇 3-激酶调节亚基的五种异构体与受体酪氨酸激酶及其酪氨酸磷酸化表现出不同的关联”FEBS Lett.. 490. 32-38 (2001)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
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