顎関節構成体のメカニカルストレスに対する細胞応答の遺伝子解析による解明
顎関節構成体のメカニカルストレスに対する細胞応答の遺伝子解析による解明
批准号:
14771120
负责人:
永井 宏和
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
ヒト顎関節滑膜細胞株の樹立とその特性インフォームド・コンセントの十分得られた顎関節症患者および顎関節突起骨折患者の手術標本から滑膜細胞を分離,培養し,ヒト顎関節由来の滑膜細胞株を樹立した.この細胞は線維芽細胞様の形態をした均一な細胞群で,線維芽細胞のマーカー(vimentin, prolyl-4-hydroxylase)を発現していたが,T細胞(CD4),B細胞(CD19),血管内皮細胞(CD31, von Willebrand factor)のマーカーは発現しておらず,線維芽細胞様の性質を有していた.さらに,すべての細胞が滑膜B型細胞のマーカーであるlamininおよびHsp27の両者を発現しており,滑膜B型細胞であることが示唆された.しかし,一部の細胞がマクロファージのマーカー(CD68)を発現しており,A型とB型の中間型の細胞が存在しているものと考えられた.ヒト顎関節由来の滑膜細胞のメカニカルストレスに対する細胞応答の解析滑膜細胞に過剰な伸展ストレスを加えた後に,経時的にtotal RNAを回収してRT-PCRに供し,iNOSおよび炎症性サイトカインの遺伝子発現を調べた.滑膜細胞に伸展ストレスを加えると,iNOS,IL-1β,TNF-α,IL-6,IL-8の発現が増加した.特に,TNF-αは伸展刺激前には検出できなかったが,刺激後早期(30分)にその発現が最大となった.IL-1βは徐々に増加して12時間で約8倍となり,IL-6,IL-8,iNOSは3時間〜6時間で最大となった.これらの結果から,メカニカルストレスは滑膜細胞にiNOSおよび炎症性サイトカイン(IL-1β,TNF-α,IL-6,IL-8)の遺伝子発現を誘導することが明らかとなり,これらの滑膜細胞から産生された炎症性メディエーターが複合的に作用して顎関節症の発症および病態形成に関与している可能性が示唆された.
英文摘要
ヒト顎関節滑膜細胞株の樹立とその特性インフォームド・コンセントの十分得られた顎関節症患者および顎関節突起骨折患者の手術標本から滑膜細胞を分離,培養し,ヒト顎関節由来の滑膜細胞株を樹立した.この細胞は線維芽細胞様の形態をした均一な細胞群で,線維芽細胞のマーカー(vimentin, prolyl-4-hydroxylase)を発現していたが,T細胞(CD4),B細胞(CD19),血管内皮細胞(CD31, von Willebrand factor)のマーカーは発現しておらず,線維芽細胞様の性質を有していた.さらに,すべての細胞が滑膜B型細胞のマーカーであるlamininおよびHsp27の両者を発現しており,滑膜B型細胞であることが示唆された.しかし,一部の細胞がマクロファージのマーカー(CD68)を発現しており,A型とB型の中間型の細胞が存在しているものと考えられた.ヒト顎関節由来の滑膜細胞のメカニカルストレスに対する細胞応答の解析滑膜細胞に過剰な伸展ストレスを加えた後に,経時的にtotal RNAを回収してRT-PCRに供し,iNOSおよび炎症性サイトカインの遺伝子発現を調べた.滑膜細胞に伸展ストレスを加えると,iNOS,IL-1β,TNF-α,IL-6,IL-8の発現が増加した.特に,TNF-αは伸展刺激前には検出できなかったが,刺激後早期(30分)にその発現が最大となった.IL-1βは徐々に増加して12時間で約8倍となり,IL-6,IL-8,iNOSは3時間〜6時間で最大となった.これらの結果から,メカニカルストレスは滑膜細胞にiNOSおよび炎症性サイトカイン(IL-1β,TNF-α,IL-6,IL-8)の遺伝子発現を誘導することが明らかとなり,これらの滑膜細胞から産生された炎症性メディエーターが複合的に作用して顎関節症の発症および病態形成に関与している可能性が示唆された.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Vertical alveolar distraction osteogenesis with complications in a reconstructed mandible.
垂直牙槽牵引成骨与重建下颌骨的并发症。
DOI:
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发表时间:
2003
期刊:
Journal of Oral Implantology 29
影响因子:
--
作者:
[Fukuda M, Fukuda M]
通讯作者:
Fukuda M
ナノ粒子化した炭酸アパタイトによる多剤徐放を目指した新規骨置換型人工骨の開発
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批准号:22K10187
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:永井 宏和
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依托单位:
The analysis of p57KIP2 gene in hematologic malignancies
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批准号:19591150
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2007
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负责人:永井 宏和
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依托单位:
海外基金