歯周病原細菌が産生するプロテアーゼの血管内皮細胞障害に関する研究
歯周病原細菌が産生するプロテアーゼの血管内皮細胞障害に関する研究
批准号:
14771196
负责人:
小林 美智代
金额:
$1.73万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
歯周病原性細菌Porphyromonas gingivalis (P.gingivalis)は歯周炎の発症、進行においてもっとも重要視されている細菌の一つである。いくつかの病原因子を有しているが、なかでも菌体表面および菌体外に産生するプロテアーゼは生体タンパク質の分解を引き起こし、宿主細胞に傷害を与え、歯周病に関連する種々の病態を生み出すと考えられている。一方、近年、破骨細胞活性化抑制因子である、osteoprotegerin (OPG)の存在が報告され、骨疾患に重要な役割を示す可能性があるものとして、注目されている。歯周病の歯槽骨の破壊においても、原因菌による骨芽細胞におけるOPGの分泌低下が報告されているが、骨芽細胞以外に発現しているOPGの役割は、いまだ不明である。本研究者は、OPGがP.gingivalisの培養上清により分解され、高濃度のFBSおよびプロテアーゼ阻害剤であるTLCKによりそれらの分解が抑制されることを見つけ報告した(Biochem Biophys Res Commun 2004;315:107-12.)。このことは、OPGがP.gingivalisのプロテアーゼにより分解されることを示唆する。本研究結果はP.gingivalisのプロテアーゼが従来言われてきた細胞障害や生体防御機構に影響するだけではなく、骨破壊という歯周病にもっとも特徴的な病態に直接関与している可能性を示唆するものである。また、血管内皮細胞は多様なサイトカインの供給源であるとともに、白血球などの免疫担当細胞が血管から組織へ移行する際に、重要な役割をはたす。よって、ヒト血管内皮細胞のP.gingivalisに対するOPG産生について検討を行った。その結果、同菌により血管内皮からOPGの産生が誘導されることが示された。このことは血管内皮細胞においてOPGが同細菌による骨破壊を阻害する調整因子として働いている可能性を示唆している。
英文摘要
歯周病原性細菌Porphyromonas gingivalis (P.gingivalis)は歯周炎の発症、進行においてもっとも重要視されている細菌の一つである。いくつかの病原因子を有しているが、なかでも菌体表面および菌体外に産生するプロテアーゼは生体タンパク質の分解を引き起こし、宿主細胞に傷害を与え、歯周病に関連する種々の病態を生み出すと考えられている。一方、近年、破骨細胞活性化抑制因子である、osteoprotegerin (OPG)の存在が報告され、骨疾患に重要な役割を示す可能性があるものとして、注目されている。歯周病の歯槽骨の破壊においても、原因菌による骨芽細胞におけるOPGの分泌低下が報告されているが、骨芽細胞以外に発現しているOPGの役割は、いまだ不明である。本研究者は、OPGがP.gingivalisの培養上清により分解され、高濃度のFBSおよびプロテアーゼ阻害剤であるTLCKによりそれらの分解が抑制されることを見つけ報告した(Biochem Biophys Res Commun 2004;315:107-12.)。このことは、OPGがP.gingivalisのプロテアーゼにより分解されることを示唆する。本研究結果はP.gingivalisのプロテアーゼが従来言われてきた細胞障害や生体防御機構に影響するだけではなく、骨破壊という歯周病にもっとも特徴的な病態に直接関与している可能性を示唆するものである。また、血管内皮細胞は多様なサイトカインの供給源であるとともに、白血球などの免疫担当細胞が血管から組織へ移行する際に、重要な役割をはたす。よって、ヒト血管内皮細胞のP.gingivalisに対するOPG産生について検討を行った。その結果、同菌により血管内皮からOPGの産生が誘導されることが示された。このことは血管内皮細胞においてOPGが同細菌による骨破壊を阻害する調整因子として働いている可能性を示唆している。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Kobayashi-Sakamoto M: "NF-kappaB-dependent induction of osteoprotegerin by Porphyromonas gingivalis in endothelial cells"Biochemical and Biophysical Research Communications. 315. 107-112 (2004)
Kobayashi-Sakamoto M:“内皮细胞中牙龈卟啉单胞菌对骨保护素的 NF-κB 依赖性诱导”生物化学和生物物理研究通讯。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kobayashi-Sakamoto M: "Porphyromonas gingivalis modulates the production of interleukin 8 and monocyte chemotactic protein 1 in human vascular endothelial cells."Current Microbiology. 46. 109-114 (2003)
Kobayashi-Sakamoto M:“牙龈卟啉单胞菌调节人血管内皮细胞中白细胞介素 8 和单核细胞趋化蛋白 1 的产生。”当前微生物学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Michiyo Kobayashi-Sakamoto: "Porphyromonas gingivalis Modulates the Production of Interleukin 8 and Monocyte Chemotactic Protein 1 in Human Vascular Endothelial Cells"Current Microbiology. 46. 109-114 (2003)
Michiyo Kobayashi-Sakamoto:“牙龈卟啉单胞菌调节人血管内皮细胞中白细胞介素 8 和单核细胞趋化蛋白 1 的产生”当前微生物学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ラクトフェリンと自然免疫受容体に着目したSARS-CoV-2感染制御機構の解明
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批准号:22K11783
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:小林 美智代
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依托单位:
同位体顕微鏡を用いた機能性食品の新しい腸管機能評価法の開発
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批准号:25350121
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.83万
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财政年份:2013
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负责人:小林 美智代
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依托单位:
国内基金
海外基金
骨保素/骨保素配体系统在聚乙烯颗粒诱导假体周围骨溶解中作用的研究
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批准号:30371437
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项目类别:面上项目
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资助金额:20.0万元
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批准年份:2003
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负责人:朱振安
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依托单位: