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足利将軍家を中心とする室町時代の中国文物の受容に関する調査研究

足利将軍家を中心とする室町時代の中国文物の受容に関する調査研究
以足利将军家族为中心的室町时代中国文物的接受研究
批准号:
03J06815
负责人:
畑 靖紀
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005

项目摘要

项目成果

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室町時代における中国文物の受容の様相を解明するため、まず第一に、これらの文物に対する当時の認識に注目した。とりわけ、この問題を研究する前提として同時代中国における文物認識を考察した。具体的には、本年度の受入機関・東北大学において附属図書館狩野文庫所蔵の古典籍を総合的に調査し、加えて中国美術工芸史関係図書を通読して先行研究を検討した。その結果、中国においては、儒教的勧戒主義に依拠して中国を統治した皇帝に対する認識がこれらの受容の背景にあり、その認識は室町時代の中国文物の受容と関連性をもつという新知見を得た。また第二に、本年度の受入研究者・有賀祥隆教授のご指導を仰ぎながら関西・関東など国内各地の各寺院・機関に所蔵される中国仏教絵画の調査を遂行し、それらを様式的・美術社会史的な見地から研究し、室町時代における受容の問題に関する知見を得た。なお、今年度は感染症が流行したため、当初予定していた中国山西省の各寺院・機関での中国仏教絵画の調査研究を中止した。外国旅費の未執行はかかる事由による。加えて第三に、室町時代に会所空間に体系的に陳列された中国文物の意義を研究した。具体的には室町幕府将軍・足利義教の邸宅・室町殿に注目し、日本建築史・芸能史関係図書を通読して先行研究を検討し、身分秩序・空間意識・儀礼などが寝殿と対比的に位置付けられた会所に陳列された中国文物「唐物」の意義を、座敷飾り全体の関係を分析する視点から考察した。その結果、後花園天皇の室町殿行幸において会所の中国文物が担った重要な政治性に関する新知見を得た。以上のような調査研究の成果、特に第一・第三の成果を踏まえて、別欄「11.研究発表」に記載した雑誌論文を2004年5月に発表する予定である。本論文は、既に所定の査読審議を経て、記載の学会誌に掲載が採択されていることを申し添える。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
畑 靖紀: "室町時代の南宋院体画に対する認識をめぐって -足利将軍家の夏珪と梁楷の画巻を中心に-"美術史. 156. 133-149 (2004)
畑康典:“关于室町时代对南书院大河的看法——以足利将军家族的夏景和梁楷卷轴为中心——”艺术史156。133-149(2004)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
室町時代の中国文物の受容に関する調査研究
  • 批准号:
    18720041
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
  • 资助金额:
    $0.9万
  • 财政年份:
    2006
  • 负责人:
    畑 靖紀
  • 依托单位:
海外基金