凍結前の精漿曝露がミニブタ精子の耐凍能および受精能に及ぼす影響

冷冻前精浆暴露对小型猪精子冷冻能力和受精能力的影响

基本信息

批准号：
03J08301
负责人：
河野菜摘子
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

先ず,本年度の目的であったミニブタ精漿が精子の細胞膜のコレステロール量の増加および膜の流動性の低下を誘起しているか否かについて検討を行った.精漿に保存した精子のコレステロール量を薄層クロマトグラフィー,filipinを用いて測定した結果,処理区間に有意な差は認められなかった.また,精漿に保存した精子の膜の流動性をM540およびFACSを用いて測定したが,この結果においても処理区間に有意な差は認められなかった.これらの結果より,精漿が精子の耐凍能・受精能を低下させる原因は細胞膜のコレステロール量または流動性とは無関係であると考えられた.そこで,外科的手法を用いて精嚢腺排出管を切断したミニブタを作製し,その個体の精液性状および精子の受精能に及ぼす影響について検討を行った.その結果,手術後の精漿は精子の受精能を抑制しなくなること,またその時の精漿中タンパク質濃度は手術前と比較して1/10以下に減少していたことが明らかとなった.この結果から,ミニブタ精漿中の受精能抑制因子は精嚢腺から分泌されているタンパク質であると推察された.次に,精嚢腺液中の抑制因子がタンパク質であるか否か明らかにする目的で加熱処理およびprotease処理によってタンパク質を変性させた精嚢腺液に精子を保存した.その結果,タンパク質を変性させた精嚢腺液は精子の受精能を抑制しなくなったことからミニブタ精嚢腺液中の受精能抑制因子はタンパク質であると確認された.次に,50%硫酸アンモニウムを用いて回収した精嚢腺液中のタンパク質をゲルろ過カラムおよびイオン交換カラムに用いて精製を行った.その結果,活性の認められる分画には分子量約50kDaのタンパク質が検出された.また,この分子量約50kDaのタンパク質を含む分画は精子の受精能を抑制するだけでなく,精子の運動性も抑制することが明らかとなった.

首先，我们研究了今年目的的迷你猪精确血浆是否诱导了精子细胞膜中胆固醇量的增加，并且膜的流动性降低。我们使用薄层色谱和菲律宾测量了精子中储存的精子中胆固醇的量，并发现在治疗部分没有观察到显着差异。此外，使用M540和FACS测量了存储在精确血浆中的精子的流动性，在此结果，治疗部分也存在显着差异。这些结果均未表明降低精子耐药性和生育能力的原因与细胞膜的胆固醇量或流动性无关。因此，使用手术技术来生产切断了精液囊泡排水管的迷你幼犬，并检查了对个体精液特性的影响以及精子的生育能力。结果，手术后，精液血浆不再抑制精子的生育能力，当时的精液等离子体的浓度与手术前进行了比较。据表明，小型植物的精确血浆中的生育抑制剂降低至1/10。从此结果，据估计，囊泡腺中的生育抑制剂是从精液囊体分泌的蛋白质。接下来，将精子储存在精液囊泡液中，该囊体通过热处理和蛋白酶处理而变性，以澄清精液囊泡腺体中的抑制剂是否是蛋白质。结果，蛋白质增生的精神囊泡腺体不再抑制精子的生育能力，因此可以确认精液囊泡液中的生育抑制剂是蛋白质。接下来，使用凝胶过滤柱和离子交换柱纯化了使用50％硫酸铵回收的精液囊泡液中的蛋白质。结果，在活性观察到的分数中检测到分子量约为50 kDa的蛋白质。还揭示了这种含有分子量约50 kDa的蛋白质的馏分不仅抑制了精子的生育能力，而且还抑制了精子的运动。