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殺人者に対する20世紀アメリカにおける法的判断と殺人物語群における解釈の比較研究

殺人者に対する20世紀アメリカにおける法的判断と殺人物語群における解釈の比較研究
20世纪美国杀人犯法律判决比较研究及谋杀故事解读
批准号:
03J08809
负责人:
権田 建二
金额:
$0.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005

项目摘要

项目成果

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今年度の前半は、20世紀アメリカ殺人物語群に関する研究論文のまとめとして、全体のイントロダクションにあたる部分を執筆した。20世紀アメリカ殺人物語群は、アメリカの法制度を批判しているが、それらの批判は究極的には、アメリカの法思想の根底にあるリベラリズムという思想に向けられている。これまで、個々の殺人物語の批評は、この点においてはまったくふれてこなかった。その理由として、文学研究自体がリベラルな文学観に支配されているという側面があることがあげられる。つまり、文学作品とは、歴史を超越した人間の真理を探究するものであるという、非歴史的・政治的文学研究は、個々の小説作品を自律したものとみなすことで、それらが社会的言説の一部であるということを隠蔽することになったと考えられる。このような文学観においては、殺人物語群の社会・抗議小説という側面は軽視され、その結果、これらの作品のアメリカ法制度に向けられた批判が十分に検討・議論されてこなかった。本研究は、法と文学を社会的言説として比較することで、20世紀アメリカ殺人物語群がアメリカのリベラリズムを批判していることを明らかにすることを試みている。今年度の後半はアメリカのニューイングランド・ピューリタンの死刑説教に関してリサーチを行った。殺人物語は、17世紀のニューイングランド・ピューリタンの死刑説教にその起原がある。死刑説教とは、ピューリタンの牧師たちが、罪人の死刑を見に集まってきた大衆に向けて、罪を犯すことを訓戒する目的で行った説教のことである。死刑説教は、牧師たちの側から見れば、人々の教育を目的とした教条的な言説であったが、大衆にとっては、怖いもの見たさで罪人の話を聞くという娯楽でもあった。犯罪者に焦点をあてることで、ピューリタンの牧師たちの意図とは無関係に、死刑説教は、近代的な自律した人間像の下地を用意したといえるだろう。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
権田 健二: "リチャード・ライトの『ネイティヴ・サン』における分裂というテーマ"アメリカ文学. 64. 47-56 (2003)
Kenji Gonda:“理查德·赖特‘本土之子’中的分裂主题”《美国文学》64. 47-56 (2003)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
アメリカ合衆国における人種隔離訴訟と「分離すれど平等」原則の〈法と文学〉分析
  • 批准号:
    17K02557
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $2.5万
  • 财政年份:
    2017
  • 负责人:
    権田 建二
  • 依托单位:
海外基金