ケナフ茎芯廃材を用いたセルロース繊維強化型ポリウレタン複合材料の創製
ケナフ茎芯廃材を用いたセルロース繊維強化型ポリウレタン複合材料の創製
批准号:
15780207
负责人:
堀 成人
金额:
$1.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
ケナフ茎芯(木質部)をポリエチレングリコールで加溶媒分解して、ウレタン材料のポリオール成分として活用することを試みた。特に、ケナフに含まれるセルロース繊維分を積極的に未溶解分として残す加溶媒分解に注力をおいた。この手法で得られた分解物を原料として、残存繊維分が力学特性補強の役割を果たす、いわばセルロース繊維強化型ポリウレタン材料の創製を期待した。まず、上記に合目的的な加溶媒分解条件の決定を行った。加溶媒分解における反応容器の形状、撹拌方法、試料性状、溶媒量比、酸触媒の種類と量、及び反応時間を検討因子とした。得られた試料の残渣率、残渣分のFT-IR分析、及び溶解分の水酸基価の結果を考慮すると、ケナフ/ポリエチレングリコール分解溶媒仕込み重量比=1、硫酸触媒量=0.25mMol/ケナフ試料g、反応時間=30分が最適条件と決定した。この条件から得られるケナフ木質部加溶媒分解物は、溶解部の水酸基当量=220mg KOH/分解物g、不溶分52%(不溶分はセルロースに近いIR吸収パターンを示す)であった。不溶残渣を光学顕微鏡で観察したところ、短い繊維が多く見られた。この最適分解条件から得られたケナフ由来ポリオールを原料として、溶媒キャスト法でポリウレタンフィルム試料を作成した。不溶残渣を除去したフィルム試料と比べ、残渣を含む分解全液から調製したそれは引張強度とヤング率は高くなり、破壊伸びは小さいという傾向を示した。一例として引張強さ56MPa、ヤング率0.75GPaを示し、硬質ポリウレタンとしての応用が期待できる。一方で、不溶残渣を含む分解全液から調製したフィルム試料では、ガラス転移温度が増加すると共に高温域(150℃付近)でのゴム状平坦部の貯蔵弾性率が高くなった。残渣とイソシアネート化合物が反応して架橋構造が形成されることが強く示唆された。
英文摘要
ケナフ茎芯(木質部)をポリエチレングリコールで加溶媒分解して、ウレタン材料のポリオール成分として活用することを試みた。特に、ケナフに含まれるセルロース繊維分を積極的に未溶解分として残す加溶媒分解に注力をおいた。この手法で得られた分解物を原料として、残存繊維分が力学特性補強の役割を果たす、いわばセルロース繊維強化型ポリウレタン材料の創製を期待した。まず、上記に合目的的な加溶媒分解条件の決定を行った。加溶媒分解における反応容器の形状、撹拌方法、試料性状、溶媒量比、酸触媒の種類と量、及び反応時間を検討因子とした。得られた試料の残渣率、残渣分のFT-IR分析、及び溶解分の水酸基価の結果を考慮すると、ケナフ/ポリエチレングリコール分解溶媒仕込み重量比=1、硫酸触媒量=0.25mMol/ケナフ試料g、反応時間=30分が最適条件と決定した。この条件から得られるケナフ木質部加溶媒分解物は、溶解部の水酸基当量=220mg KOH/分解物g、不溶分52%(不溶分はセルロースに近いIR吸収パターンを示す)であった。不溶残渣を光学顕微鏡で観察したところ、短い繊維が多く見られた。この最適分解条件から得られたケナフ由来ポリオールを原料として、溶媒キャスト法でポリウレタンフィルム試料を作成した。不溶残渣を除去したフィルム試料と比べ、残渣を含む分解全液から調製したそれは引張強度とヤング率は高くなり、破壊伸びは小さいという傾向を示した。一例として引張強さ56MPa、ヤング率0.75GPaを示し、硬質ポリウレタンとしての応用が期待できる。一方で、不溶残渣を含む分解全液から調製したフィルム試料では、ガラス転移温度が増加すると共に高温域(150℃付近)でのゴム状平坦部の貯蔵弾性率が高くなった。残渣とイソシアネート化合物が反応して架橋構造が形成されることが強く示唆された。
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堀 成人(分筆): "図解エコマテリアルのすべて"工業調査会. 2 (2003)
Masato Hori(作者):“说明了有关生态材料的一切”Kogyo Kenkyukai 2(2003)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
堀 成人, 執行 薫, 竹村 彰夫, 小野 拡邦, 山田 竜彦: "ケナフ木質部加溶媒分解物からのポリウレタン材料 (1)加溶媒分解条件の最適化"日本包装学会誌. 12. 334-350 (2003)
Shigeto Hori、Kaoru Shigyo、Akio Takemura、Hirokuni Ono、Tatsuhiko Yamada:“来自红麻木溶剂分解产物的聚氨酯材料(1)溶剂分解条件的优化”日本包装协会杂志 12. 334-350 (2003)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
図解エコマテリアルのすべて
关于插图生态材料
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
影响因子:
--
作者:
[堀 成人, 執行 薫, 竹村 彰夫, 小野 拡邦, 山田 竜彦, 堀 成人(分筆)]
通讯作者:
堀 成人(分筆)
ケナフ木質部加溶媒分解物からのポリウレタン材料(1)加溶媒分解条件の最適化
红麻木溶剂分解产物聚氨酯材料 (1) 溶剂分解条件优化
DOI:
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发表时间:
2003
期刊:
日本包装学会誌 12
影响因子:
--
作者:
[堀 成人, 執行 薫, 竹村 彰夫, 小野 拡邦, 山田 竜彦]
通讯作者:
山田 竜彦
Shape and location of wood cell on cross section of Japanese cedar predicated by machine learning
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批准号:21K05702
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.08万
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财政年份:2021
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负责人:堀 成人
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依托单位:
海外基金