スフィンゴミエリンの細胞内輸送機講と細胞機能への関与の解析
スフィンゴミエリンの細胞内輸送機講と細胞機能への関与の解析
批准号:
15790063
负责人:
長谷川 顕子
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
スフィンゴミエリンはコレステロールや糖脂質などとともに脂質ラフトと呼ばれるマイクロドメインを形成し、様々な細胞機能に関わっていると考えられている。本研究では、スフィンゴミエリンの細胞内輸送機構及びその機能を明らかにするために、スフィンゴミエリンに特異的に結合する毒素ライセニンを用いて研究を進めている。私はこれまでに、培養上皮細胞についてライセニン耐性変異株を樹立し、その性状解析を行ってきた。変異株ではスフィンゴミエリンの合成や含量には顕著な異常は認められないが、ライセニンやスフィンゴミエリナーゼに対する感受性が著しく低下していることから、スフィンゴミエリンの細胞内輸送機構あるいはスフィンゴミエリンを含む脂質ラフトの形成機構に異常があるものと推測される。ラジオアイソトープや蛍光分子で標識した脂質を用いてスフィンゴミエリンの形質膜への輸送やリサイクリングには明確な異常は見出せなかった。そこで変異株を糖脂質合成阻害剤で処理したところ、変異株の細胞表面にライセニンが結合できるようになった。また変異株は親株に比べて酸性糖脂質が有意に増加していた。これまでの研究結果から、膜中に糖脂質が共存すると脂質ラフトにおけるスフィンゴミエリンの分布状態が変化してライセニンの結合量が変化することがわかっている。ライセニン耐性株では、糖脂質組成が異常なために脂質ラフトにおけるスフィンゴミエリンの存在状態が変化しているものと考えられる。またライセニン耐性株ではタイトジャンクションに異常があることがこれまでにわかっている。脂質ラフトの重要な成分であるコレステロールについて、その合成や分布を変化させる薬剤で細胞を処理したところ、タイトジャンクション構築蛋白質の局在が変化した。これらの結果は、脂質ラフトが上皮細胞におけるタイトジャンクションの構築に関与している可能性を示唆している。
英文摘要
スフィンゴミエリンはコレステロールや糖脂質などとともに脂質ラフトと呼ばれるマイクロドメインを形成し、様々な細胞機能に関わっていると考えられている。本研究では、スフィンゴミエリンの細胞内輸送機構及びその機能を明らかにするために、スフィンゴミエリンに特異的に結合する毒素ライセニンを用いて研究を進めている。私はこれまでに、培養上皮細胞についてライセニン耐性変異株を樹立し、その性状解析を行ってきた。変異株ではスフィンゴミエリンの合成や含量には顕著な異常は認められないが、ライセニンやスフィンゴミエリナーゼに対する感受性が著しく低下していることから、スフィンゴミエリンの細胞内輸送機構あるいはスフィンゴミエリンを含む脂質ラフトの形成機構に異常があるものと推測される。ラジオアイソトープや蛍光分子で標識した脂質を用いてスフィンゴミエリンの形質膜への輸送やリサイクリングには明確な異常は見出せなかった。そこで変異株を糖脂質合成阻害剤で処理したところ、変異株の細胞表面にライセニンが結合できるようになった。また変異株は親株に比べて酸性糖脂質が有意に増加していた。これまでの研究結果から、膜中に糖脂質が共存すると脂質ラフトにおけるスフィンゴミエリンの分布状態が変化してライセニンの結合量が変化することがわかっている。ライセニン耐性株では、糖脂質組成が異常なために脂質ラフトにおけるスフィンゴミエリンの存在状態が変化しているものと考えられる。またライセニン耐性株ではタイトジャンクションに異常があることがこれまでにわかっている。脂質ラフトの重要な成分であるコレステロールについて、その合成や分布を変化させる薬剤で細胞を処理したところ、タイトジャンクション構築蛋白質の局在が変化した。これらの結果は、脂質ラフトが上皮細胞におけるタイトジャンクションの構築に関与している可能性を示唆している。
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Akiko Yamaji-Hasegawa et al.: "Oligomerization and pore formation of a sphingomyelin-specific toxin, lysenin"Journal of Biological Chemistry. 278. 22762-22770 (2003)
Akiko Yamaji-Hasekawa 等人:“鞘磷脂特异性毒素赖氨酸的寡聚化和孔形成”生物化学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
DOI:
10.1021/bi048605l
发表时间:
2005-01
期刊:
Biochemistry
影响因子:
2.9
作者:
[A. Yamaji-Hasegawa;A. Takahashi;Y. Tetsuka;Yukiko Senoh;Toshihide Kobayashi]
通讯作者:
A. Yamaji-Hasegawa;A. Takahashi;Y. Tetsuka;Yukiko Senoh;Toshihide Kobayashi
脂質ラフトの多様性
脂筏的多样性
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
実験医学(増刊) 23(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Akiko Yamaji-Hasegawa et al., 山路-長谷川顕子]
通讯作者:
山路-長谷川顕子
DOI:
10.1021/bi049561j
发表时间:
2004-08-03
期刊:
BIOCHEMISTRY
影响因子:
2.9
作者:
[Kiyokawa, E, Makino, A, Kobayashi, T]
通讯作者:
Kobayashi, T
DOI:
10.1074/jbc.m313568200
发表时间:
2004-05-28
期刊:
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY
影响因子:
4.8
作者:
[Sato, SB, Ishii, K, Kobayashi, T]
通讯作者:
Kobayashi, T
共 6 条
新規生理活性脂質「セラミド1リン酸」の解析プローブの開発と病態研究への応用
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批准号:22K06624
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:長谷川 顕子
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依托单位:
生体膜における脂質配向性を制御するフリップ・フロップの分子機構の解析
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批准号:17790082
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2005
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负责人:長谷川 顕子
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依托单位:
スフィンゴミエリン特異的プローブを用いたラフト制御機構の解析
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批准号:13771400
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$0.38万
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财政年份:2001
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负责人:長谷川 顕子
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依托单位:
海外基金