悪性グリオーマにおけるラミニン-8アンチセンスによる腫瘍血管新生抑制に関する研究
悪性グリオーマにおけるラミニン-8アンチセンスによる腫瘍血管新生抑制に関する研究
批准号:
15790770
负责人:
原田 広信
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
悪性グリオーマではラミニン-8が腫瘍血管周囲に高発現しており、グリオーマの血管新生に重要な役割を果たしているものと考えられ、ラミニン-8をターゲットとした新たな治療戦略の展開が期待される。本研究では、ラミニン-8のグリオーマにおける発現様式及び血管新生との関連性や、アンチセンスを用いたラミニン-8発現抑制による腫瘍血管新生・腫瘍増殖への影響について検討した。ヒトグリオーマ組織においてラミニン-8(α-4鎖)は腫瘍血管基底膜に高発現しており、low-gradeグリオーマに比べhigh-gradeグリオーマで有意に発現が亢進していた。また、ラミニンα-4鎖発現強度と腫瘍血管密度との間には強い相関がみられた(r=0.71、p<0.001)。次に、ラミニンα-4鎖に対するアンチセンスオリゴヌクレオチド(モルフォリノオリゴ、26Mer)を作成し、グリオーマ細胞株にEPEI法で導入した。α-4アンチセンス導入により、グリオーマ細胞の増殖能には影響なくα-4鎖蛋白発現は完全に抑制されたが、新生血管は形成された。新生血管周囲には血液の漏出がみられ、電子顕微鏡にて血管基底膜の形成不全が観察された。In vivo実験では、アンチセンスによるラミニンα-4鎖発現抑制により、蛍光標識したグリオーマ細胞の新生血管に沿う進展が完全に抑制された。ラミニンα-4鎖の発現は腫瘍血管密度と有意な相関があり、ラミニン-8は血管基底膜の形成により腫瘍血管を成熟化させ、グリオーマの新生血管に沿った腫瘍進展に強く関与していると考えられた。
英文摘要
悪性グリオーマではラミニン-8が腫瘍血管周囲に高発現しており、グリオーマの血管新生に重要な役割を果たしているものと考えられ、ラミニン-8をターゲットとした新たな治療戦略の展開が期待される。本研究では、ラミニン-8のグリオーマにおける発現様式及び血管新生との関連性や、アンチセンスを用いたラミニン-8発現抑制による腫瘍血管新生・腫瘍増殖への影響について検討した。ヒトグリオーマ組織においてラミニン-8(α-4鎖)は腫瘍血管基底膜に高発現しており、low-gradeグリオーマに比べhigh-gradeグリオーマで有意に発現が亢進していた。また、ラミニンα-4鎖発現強度と腫瘍血管密度との間には強い相関がみられた(r=0.71、p<0.001)。次に、ラミニンα-4鎖に対するアンチセンスオリゴヌクレオチド(モルフォリノオリゴ、26Mer)を作成し、グリオーマ細胞株にEPEI法で導入した。α-4アンチセンス導入により、グリオーマ細胞の増殖能には影響なくα-4鎖蛋白発現は完全に抑制されたが、新生血管は形成された。新生血管周囲には血液の漏出がみられ、電子顕微鏡にて血管基底膜の形成不全が観察された。In vivo実験では、アンチセンスによるラミニンα-4鎖発現抑制により、蛍光標識したグリオーマ細胞の新生血管に沿う進展が完全に抑制された。ラミニンα-4鎖の発現は腫瘍血管密度と有意な相関があり、ラミニン-8は血管基底膜の形成により腫瘍血管を成熟化させ、グリオーマの新生血管に沿った腫瘍進展に強く関与していると考えられた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1002/ijc.21102
发表时间:
2005-10-20
期刊:
INTERNATIONAL JOURNAL OF CANCER
影响因子:
6.4
作者:
[Nagato, S, Nakagawa, K, Ohnishi, T]
通讯作者:
Ohnishi, T
In vivo 光イメージングを利用した膠芽腫幹細胞の破綻環境の探索
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批准号:25462265
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.24万
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财政年份:2013
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负责人:原田 広信
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依托单位:
悪性グリオーマにおけるDNA二重鎖切断修復遺伝子制御による新規放射線療法の開発
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批准号:17790974
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2005
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负责人:原田 広信
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依托单位:
海外基金