重度知的障害を伴う青年期自閉症者における自己とコミュニケーションの発達

严重智力障碍自闭症青少年的自我发展和沟通

• 批准号: 04J03922
• 负责人: 赤木 和重
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: Kobe University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-04J03922/
• 关键词: 自閉症; 自己; 重度知的障害; コミュニケーション

重度知的障害のある自閉症者の自己とコミュニケーションの発達について検討することを目的として研究を行った。具体的には,以下の2点について研究を行った。ひとつは,青年期自閉症者における教示行為の発達と障害について検討した。その結果,健常児に比べると教示行為の獲得は遅れること,しかし,発達的に3歳以上になると教示行為を獲得することが明らかになった。この結果から,青年期自閉症者は,教示行為の背景にある自他分化に障害をもつことが示唆された。もう一方は,指示待ち行動を示した自閉症者に関する事例検討を行った。指示待ち行動とは,白石(1994)によれば,「他者の指示に対して従属的な活動が増大し,時には他者の指示がないと活動を起こせないという行動であり,青年期から目立ってくる」という定義がなされている。約2年にわたって参加観察を行った結果,以下の点が明らかになった。(1)他者が視覚的に認知された場合に,自発的行動が消失し,指示待ち行動が発生しやすいこと,(2)その他者は,施設職員など自分より能力の高い者に限定されること,(3)要求行動や拒否的行動などがみられにくいこと,である。以上の結果から,指示待ち行動は「意欲のなさ」といった個体内の問題よりも,主体的な自我が弱いまま他者理解が一定すすむことによる「自己-他者」関係のなかで立ち現れるものであることが仮説として提起された。以上述べてきたふたつの研究成果およびこれまでの研究成果(赤木2003,2004,いずれも発達心理学研究に掲載)をあわせて,「重度知的障害のある青年期自閉症者における自己発達と自他関係の構造」と題する博士論文にまとめた。

The study of severe cognitive impairment and autistic self-development Specifically, the following two points are included in the study.ひとつは,青年期自闭症者における教示行为の発达と障害について検讨した。As a result, the teaching behavior of healthy children is obtained from the teaching behavior of children over 3 years old. As a result, adolescents with autism are taught to behave in the context of self-differentiation. A party is instructed to act on the case of autism. Shiraishi (1994) says,"The activities of others are increasing, while the activities of others are increasing." About 2 years later, the results of the inspection were as follows: (1)In the case of recognition of others, spontaneous actions disappear, indicating that actions to be taken occur,(2) all others, setting limits on employees 'ability to distinguish themselves from others,(3) requesting actions and refusing actions. The above results indicate that the action to be taken is to "intend" and "question" in the individual, and the subject's self is weak and the other understands the relationship between self and the other. Based on the results of the above-mentioned research (Akagi, 2003, 2004, Research on Development Psychology), the thesis title "Severe cognitive impairment and self-development and self-relationship structure in adolescents with autism" is presented.

项目成果

1歳児は教えることができるか:他者の問題解決困難場面における積極的教示行為の生起

1岁的孩子可以教书吗？：在其他人难以解决问题的情况下，出现主动的教学行为。

• 发表时间: 2004
• 期刊: 発達心理学研究 15
• 作者: Teruhisa Tsuda;Tetsu Masuda;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda et al.;Teruhisa Tsuda;津田 照久;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda;Teruhisa Tsuda;赤木和重
• 通讯作者: 赤木和重